この木何の木
一色町には自然な林というものが全くない、だから町内の方は林や森全体が淡く燃えあがるような新緑の季節は、隣の西尾市や吉良町、幡豆町を通って通勤通学している人以外は見ることがないであろう。
とはいえ、自然に実生で生える木が全くないわけではなく、気をつけてみているとあちこち色々な木が生えている。
お客さんのなお君の家の近くにもこんな木が生えていて「この木何て木?」と聞かれたので調べてみた。そういわれて、町内を車で走っていると、川沿いや空地、また神社などによく見られ、しかも大木になっているものもある。
この木の名前は「ムクノキ」。実がなって美味しいと図鑑などに書いてあるが、まだ見たことがない。一度食べてみたいと思っている。確かに、実がならなければこれほどあちこちに木が拡散するわけもない。
人間の手が入らなければ、このような木が何十年、何百年とかかり林や森を形成していくのであろう。
ムクノキはニレ科に属し同じ科のエノキと間違いやすいというが葉の周縁全体に短いギザギザ(鋸歯というらしい)があるのがムクノキで、エノキは先端三分の一ほどしか鋸歯がないという。
迷ったときは参考にしてみるといい。
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コメント
ムクの木ってムクムクと大きくなりますね。
実は秋になるんですよね美味しいのですか?
今だとモミジイチゴの実が美味しいらしいよ。
オレンジのキャンディみたいで一度食べてみたい
実のひとつです。
投稿: 秀子 | 2006年6月 5日 (月) 09時09分
そうそう、大きくなっているので樹齢が長いかと言えばそうでもないらしいですね。
甘くて美味しい実らしいですよ。今の内にどこで実がなっているか探しておかなければいけませんね~。
モミジイチゴとか木イチゴは子供の頃よく食べました、あっさりした甘さで絵独得の風味がありましたね。プチプチした食感も・・・・・他には槇の実とか桑の実。槇の実はねっとりした感じ、桑の実が一番美味しいかな。
投稿: からっぽ親父 | 2006年6月 5日 (月) 09時41分
むくの実がおいしけければ、お手間ですが、種を送ってください。お迎えが来るまでは、実はなるでしょう。
投稿: こびんす | 2006年6月 5日 (月) 22時35分
了解しました、町内に沢山木があるのですが、どれが雌木なのかまだ確認していません。
今が若い実のなる頃でしょうから、探してみます。
投稿: | 2006年6月 6日 (火) 04時49分
ニレ科の樹木は雌雄同株なので、雌木はありません。したがってケヤキ エノキ ムクエノキ皆同じです。今見えるムクの木の実は大豆くらいの大きさになっています。
投稿: 内田 昭彦 | 2006年6月 6日 (火) 19時37分
種をよろしくお願いします。
桃栗3年柿8年といいますが、ムクの木は実をつけるまで何年かかるでしょう。
ところで、雌雄異なる株の種は種のときから、雌雄が、違っているのでしょぅか。その種子は見た目にも区別できるでしょうか。
投稿: こびんす | 2006年6月 6日 (火) 20時24分
内田さん、教えて頂いてありがとうございます。
きょう、あちこち見上げてきたのですが実がなっている木を見ることができませんでした。
確かに、どれくらいから実がなるのか興味がありますね、表年と裏年があるのかな?
投稿: からっぽ親父 | 2006年6月 6日 (火) 20時29分
私の見かける木は平均胸高径10cm以上位だと、毎年実がなるようです。表裏はあまり無いように思います。
雌雄異株の木は種の時から違っています。桑、キウイ、ヤマモモ…。イチョウは種を見れば分かると何かで読んだことがあります。
マムシグサは栄養状態によって雌雄が変わります。
投稿: 内田 | 2006年6月 7日 (水) 06時28分
内田さん、いろいろありがとうございます。
ムクノキの実、確認してきました。
新規投稿で写真を出しておきますので、見ていただけますか。
私、他にも勘違いしていたのですがムクノキに似た木が混在しています、やはりエノキなのでしょうか?
同じような実がなっていました。
投稿: からっぽ親父 | 2006年6月 7日 (水) 08時27分