ミサゴ
昨日の宮崎学さんの本では、ミサゴも釣り師たちの影響で抱卵できずに減少しているところがあるんだそうだ。
ここの海岸は遠浅の三河湾、しかもアサリの種をまいて保護するために竹竿や杭があちこちに立ててある。ミサゴたちは魚を捕らえ、この杭の上でお食事をしていることが多く、数羽があちこちでボラなどを丸かじりしている姿が目撃された。
日本でも数少ない、身近でミサゴを観察できる場所なんだそうだ。
しかし、昨年当たりからミサゴの姿がめっきり減って、時々一羽のミサゴをみるだけ、二羽以上を見ることはない。
今日は珍しく一羽のミサゴが竹の先に停まっていた、餌の魚は持っていない。
どこか場所を変更しているのか、本当に減少してしまったのか。
3~4年前の秋はこの場所で、十数羽が集まっていたことがあったが
それはそれで何らかの理由があったのだろう。
頭部から腹部にかけて白い部分が多く、トビとは簡単に見分けがつく。
猛禽類は何故か男の好奇心とロマンをくすぐるものがあるような気がしてならない。
以前撮ったものだが、足の下にはしっかり魚が捕らえられている。その爪は美しいまでに長く、研ぎ澄まされている。
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