真夏の花
タカサゴユリは名前の通り台湾の原産だそうだ、19世紀末にイギリスに花卉として導入されたというが日本へは1924年の導入だというから近い割に遅い。ここ一色町で見かけるようになったのも、ここ数年のことである。
葉はやや細いが小さい苗の頃から、明らかにユリの仲間だと分かるので道端や畑の隅などでは雑草は取っても、これは明確に残してあるのが良くわかる。当然、純白のきれいなユリだから抜き去るには忍びないものがあるだろう。
ただ、ここ一~二年あんなに見かけたタカサゴユリが少しずつ減っているような気がする。この使われなくなったウナギハウスの横も以前はかなりたくさんのタカサゴユリがはえていたが、今はどんどん隅に追いやられているようだ。
数日前に東名高速道路を走ったが、以前浜松から磐田付近の高速道路脇はタカサゴユリが一杯だったが、今はかなり減少している。
ここ一色町は外来の帰化植物が多く、いろいろ観察していると面白い。
ちなみにタカサゴユリの球根は苦くてとても食べられたものではないと、どなたかに教えてもらった。一度確認してみなければと思いながら、なかなかできないものだ。
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