« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »

2006年9月30日 (土)

酔芙蓉

Suifuyou1 実家の父が大腸検査の際に、内視鏡が腸を突き破るという医療ミスがあり、緊急手術を受けたと兄から連絡が入った。

押っ取り刀で実家へ駆けつけると、命には別状がなく、現在集中治療室に入っていて、すこぶる元気だという。

それではお茶を一杯ということで、庭の大きくなった酔芙蓉を眺めながら、二時間ほど運転して疲れた腰を伸ばした。

この酔芙蓉は、もう時効だから良いと思うが、今から18年ほど前、両親と引率の弟がパSuifuyou2 プアニューギニアのニューアイルランドという小島から種子を持ち帰ったものである。当然、現在もいやその当時の方が病害虫の防除のために良くないことだったのは言うまでもない。

18年前というと両親は66歳、朝咲いた花は白いのに夕方になると赤く染まる芙蓉を美しく感じ、ついつい種子に手が伸びてしまったのだろう。

では、何故年老いた両親がツアーのない、飛行機だけで乗り換えが4回もある孤島にいったのだろうか。

それは、太平洋戦争である。父は先の大戦の際、有名なラバウル(ニューブリテン島)のすぐ隣の小さな島に従軍していたのである。幸いと言ってはおかしいが、それほどの激戦地ではなかったらしく、殺すことも殺されることもなく、原住民とも仲良くやっていたとのことである。しかし、これは日本軍から見てのことで、本当の住民感情は推測できない。

ただ、私の子どもの頃だから昭和30年代の後半だろうか、非常に懐かしそうに戦地の話をしてくれた。原住民との会話のためのノートなどもあり、何度も「もう一度行ってみたい」とつぶやいていた。それを聞くだけで、子供心に原住民にひどいことをしてきたのではないな、と考えることができた。

その頃は、「戦友会」などの主催で遺骨収集団が結成され、団体で遺骨を収集しながら現地を訪れることが何年に一度かは計画され、人員の募集があった。しかし、その時期は我々子ども達が育ち盛り、一家の大黒柱が数週間家を空けることは不可能で、あきらめていた。

時は過ぎ、遺骨収集団も結成されることがなくなり、戦争は風化。しかし、息子3人は確実に成長、ある年の正月に酔った勢いで相談した。「親父も歳をとってきて、早く行かせてやらないと、行けなくなっちゃうぞ」しかし、ツアーもないど田舎、日本語通じないし、などと酒の肴にしていたら、弟が「俺、会社に入って10年だから、特別休暇もらえる」と言いだした。「じゃあ、おまえ引率兼通訳で自分の旅費を出せ、俺たち(兄と私)は親父とお袋の分を出す」ということで、トントン拍子に決定してしまったわけである。

Suifuyou3 両親は旅行にあたって、現地の子どもたちにということでノートや鉛筆を沢山持っていき、配ったらしい。お礼にパパイヤなどの果物を子どもたちが沢山持ってきてくれた写真があった。

現地は父が居た頃と全く変わりはなく、父の知っている方もご存命だったという。

日本に帰ってからしばらくは、浦島太郎のように、頭の中が変だったと父が後で語ってくれた。

きょう病院を見舞った際の父は元気で、もう歩くように言われたらしい。とんだ災難であったが、また元気に頑張って欲しい。

午後になると酔芙蓉が少しピンクに染まってきた。

| | コメント (4)

2006年9月29日 (金)

愛情の押しつけ

Asagao1 以前、イチビのシードバンクについて書いたが、侵略という点ではこのアサガオの類の方が厳しいかもしれない。大豆も悪女の深情けで、ギブアップ寸前である。(二枚の写真ともに大豆畑)

アサガオの花言葉の一つに「愛情」というのがあるようだし、「朝顔に釣瓶とられてもらい水」なんていう加賀の千代女の俳句からも、繊細でたおやかなイメージがあるが、野生化したこの手の植物は、強烈な侵略者である。

しかし、日本で観賞用に栽培される朝顔は東南アジア原産だと言い、ここにアップしたマルバアメリカアサガオ(上、推測)ホシアサガオ(下)は熱帯アメリカ、北アメAsagao2 リカ原産だというから、やはり人間と同じでたくましいのだろうか。そういえば、最近生け垣などに良く植えられているアサガオ、ブルーの単色で昼過ぎまで咲いている、季節も秋を通り越して寒くなる時期まで・・・・・

やはり、季節感が薄れてくるのは勘弁して欲しい。

そういえば、愛知県では「名古屋朝顔」という伝統ある朝顔が栽培されているというが、まだ見たことがない。

| | コメント (0)

2006年9月28日 (木)

ムクの実熟成

Jukuseimukunomi 以前から気になっていた(木になっていた)ムクノキの実が熟成してきたので、報告しておかなければならない。

どなたかが教えてくれたように、この実は一斉に全ての実が熟すのではないらしい。大きな木なので手が届く範囲でしか、取ることが出来なかったが黒く熟したものは、たったの4個であった。

不思議なことに、この黒く熟したものの、すぐ直前のものが見あたらない。黒いもの以外は全てが緑色でまだ固い。木の下は、草むらなので良くわからないが、熟して落ちたものは2個しかなかった。やはり、鳥が好んで熟した端から食べてしまっているのだろうか。そうなると、鳥との競争である。

当然味も見てみなければならない。

黒い、薄皮はぱりっとした感じで剥がれるようにむける。果実の色は茶色(右から二つ目)口の中に入れてみると、ほんのり酸味があるもののとても甘い。風味が何かに似ていると、考えていたらそうそう、思い出した。同じく秋の味覚、柿、それも生のものではなくて干し柿に似ている。

もしお近くにあったら、これからが熟す最盛期であろう。ぜひ試食してほしい。私も春からいや、本当は何年来疑問に思い、念願であったことが叶い、本当にすっきりした。

| | コメント (0)

2006年9月26日 (火)

食欲の秋

Suzumushiosu_1 スズムシの鳴き声が少しずつか細くなってくると、その雄の姿が一匹ずつ消えていき羽だけが落ちているのが見える。生き残っている雄を見ても、体は痩せ、羽の艶もなく、動きも鈍い。雄は既に雄としての役目を終え、次世代の栄養となる役目へと移行しつつある。
このようなこともあろうかと、動物性の餌は市販の「スズムシの餌」の他に、ウナギ屋さんでもSuzumushimesu らってきた魚粉たっぷりの配合飼料も入れておいたのだが、やはり自分と同じ組成のものが効率がよいのか、一匹、また一匹と消えて行く。
一方、雌の方は卵を持ったためか、雄を食べて太ったためか腹部は丸々と肥え、表面がテカテカ光っている。

この辺の雌雄の姿は、われわれ五十代以降の、人間の姿に非常に良く似て面白い。
渡辺淳一さんのエッセイに熟年夫婦の男女の違いについて書いてある文があって、そこの一部を紹介する。
----------------------------------------
たとえ老いても、妻はますます意気盛んによく話し、よく食
べ、前向きに未来志向であるのに対して、夫は急速に生気を失
い、頑固で孤高で保守的になっていく。
 これらは高齢者の施設などを見ればよくわかることで、食堂
などでもおばさまたち四人の席は明るく姦しい、おじさま四人
の席はほとんど話さず、黙々と食べている。
 この情景一つを見ただけで、男と女がいかに違う生き物であ
るかということがよくわかる。

--------------------------------------------------

Kamakiri_1 草むらで、カマキリを見つけた。まだ交尾中であるが、すでに頭部は食べられて失われている。

この状態は、雌にとってはお弁当を持ったようなもので、通常このような食べ方をするのだろうか?

女性はこのような姿を見ても何とも思わないのだろうが、男にとっては何か複雑な、やるせない気分になる。

頭の中で理解していても・・・・・

| | コメント (0)

2006年9月25日 (月)

携帯電話2

Newphone 携帯電話の契約会社を変更するということは、本来なら誠に面倒で経済的な負担(器機の支払いだけでなく、継続割引の損失なども)が大きいはずだが、私の場合は以前言ったように、会社が吸収されようが潰れようが、相手方の都合なので、解約も新規契約も同じ店の同じカウンターで、継続的に行われた。

当然、今までの継続割引も、獲得ポイントも移行できるという。ちなみに、解約した会社ではどれくらいの期間、契約していたか聞いてみたところ、135ヶ月だという。

思えば長い携帯電話との付き合いである。

よく携帯電話は人間のゆとりをなくす、とか携帯電話に縛られた生活は嫌だとか聞く、極端な場合は「私は携帯電話を持たない主義です」という方もいる。

私の父は心臓のペースメーカーを体内に入れている。電磁波の影響があるので携帯電話は持たない方がよいだろう。母は今84歳、きょう愛知県の息子に電話しようと思っていたことが、明日になっても明後日になっても大成に影響はないから、携帯電話はいらないだろう。

あなたの近くに「携帯電話を持たない主義」の方がいたら、私の両親のような年齢なら「ああ、それは良いことですね、あんなものはせせこましくていけません」と言ってあげればよい、ただ働き盛りの方なら、必ず周りに迷惑をかけているか、組織で浮いている、もしくは誰にでも迷惑をかけてかまわない立場にいる方であろう。だからこそ、(携帯電話を持たない主義)ということを口に出さずに、心で思っているだけの方が良いですよ、と忠告してあげよう。

001 朝一で契約を変更して新しい電話機を買ってきた。ありがたいことに移行キャンペーンと、店の二周年記念で割引がたくさんあり、私の狙っていた機種は無料だとのこと。今まで鬱屈していたものを吹き払うように、機能満載で老体には少々重いような機種を選んでしまった。

家に帰って、説明書を読んでいたら二女が起きてきたので、記念すべき写真の第一号を撮ってみた。ところで、なんでこんな格好をしていたのだろうか・・・・・?

| | コメント (0)

2006年9月24日 (日)

ホラガイ

Horagai ホラガイの仲間が時々出ている。この日は6個で750円、「刺身OK」と書いてある。ホラガイはボウシュウボラなどの種類があるようだから、ホラガイの仲間という表現が適切かもしれない。

大きさは隣の桶のツメタガイと比較すれば分かるが、種としては大きいものではないかもしれないが、6個すべてを買っていっても食べきれないかもしれない。

殻を割って筋肉部分(あし)を刺身にすると、甘みがあってとても美味しい。ただ、この筋肉部の表面は鮮やかなオレンジ色と、独特な斑紋があって調理している人間にはちょっと不気味である。

Horagai2

| | コメント (0)

2006年9月23日 (土)

Kuzu1 暑い間は葉の下に隠れるように咲いていたクズも、秋の色が濃くなってくるとともに、その姿を誇るようにあちこちから顔を出している。確かに臙脂色と言って良いのだろうか、赤紫の色とフジの花を立てたような姿はとてもきれいである。クズは秋の七草の一つであり、春の七草と違って食べられる草が少ない中で(薬用としてはいろいろあるようだが)唯一、食べることができる植物と言えよう。

もっとも、食べるといっても根をすりつぶして乾燥させてくず粉を作るのであって、葉や茎を食べるわけではない。奈良県の吉野葛が昔から上質なものが採れることで有名である。

Kuzu2 以前、私のホームページでも少し触れたが、私の故郷遠州掛川は、そのくず粉ではなく茎などから作った「葛布」が有名である。江戸時代にはかなり地場産業として栄えたらしいが、今は作る所も少なくなっているという。

藤沢周平さんの短編「玄鳥」にこのように書いてある所がある。

【三人はその日、掛川の宿に入るとはばきも取らずに連雀町に直行して、そこに雁金屋という目ざす葛布の卸問屋があるのをたしかめた。】おそらくこの雁金屋という葛布の卸問屋はないが、連雀町という町は今もある。

Kuzu3 クズはマメ科の植物であるから、当然豆らしい種が房状になっている。これが食べられると行った話は聞いたことがない。

| | コメント (0)

2006年9月21日 (木)

携帯電話

Keitaidenwa 私が加入している携帯電話会社が、某大手の携帯電話会社に吸収されたため、回線を一本化してしまいたい某大手電話会社はあの手この手で、契約を変更させようといろいろな手を使ってくる。

パンフレットの送付や、請求書に、その旨を書いてくるのはよいが、ダイレクトで電話してきたり携帯にe-mailやショートメールを送りつけてくるので、ちょっとそれはやり過ぎだと注意した。

しかし、最近のテレビCMなどを見ていると「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」がいよいよ10月から実施され、現在の携帯電話番号を変更せずによその携帯電話会社に変更できるのだという。これでは、人気のない会社はすぐに変更されてしまう。

当然現在加入している会社が、これより先一層の企業後力をしてくれるはずもなく、むしろサービス面では次第に追いつめられていくに違いない(逆の説もあり、あまりいじめると、反発から関連会社以外の所へ行ってしまうので、あまり無体なことはしない?)。

いろいろ文句を言っていたが、MNPが始まる前ならいろいろな特典もあるようだし、一番の理由としてe-mailアドレスが全く変わらないというのが有り難いので、関連親会社のショップへ行って、カタログをもらってきた。すると、弱小電話会社では想像もつかぬ機種の多さ、今まではシンプル携帯を唱っていた会社なので、カメラもなければお財布携帯もない、専門用語も分からずに機種や契約内容を決めかねている。

Keitaidenwa2 カタログを見ていたら、口の悪いお客さんが来て「もう年なんだから、これにしたらどうだ」と言われた。テレビで宣伝しているお年寄り用のもので、ディスプレイがなく会話専用の携帯電話。

| | コメント (0)

2006年9月19日 (火)

X-MEN ファイナルディシジョン

Xmen_1 X-MEN ファイナルディシジョンを観てきた、横文字が弱いからディシジョンって何だろうかと思ったら、原題は「X-MEN:LAST STAND」なんだそうだ、邦題をつけるなら日本語で付けるんじゃないかと、ちょっといちゃもん。

だいたいアメコミが原作の映画ってのは、日本人にはあまり合わないような気がするが、このX-MENシリーズは1,2ともに面白かった。ミュータントが主人公という、場合によってはストーリー上何でもありの中で男女の愛や、仲間のための犠牲になるといったお涙頂戴のところが、日本人にも受けるのかもしれない。

今回はFINAL、LASTとうたっているだけに、映画では最終章なのだろう。とても簡潔に仕上がっていて面白い映画であった。ジーンはやはり生きていた。しかし、あっけなく死んでしまう者もいる、このあたり原作を知らないから却って感情移入が少なくて良いのかもしれない。2であれほどこだわっていた、ローガンの正体については全く触れられていない、あのダム湖で吹っ切ってしまったのだろうか。

今回、新薬でミュータントが人間になれるという設定だが、この辺ハテナ~と思ってもちゃんと理由がミュータントだからってのがあって、そのおかげで例の半魚人みたいな変身ねーちゃんが、あ~ら不思議、魅力的な裸のおねーちゃんになってしまうという、超特典つき。

月曜日で、メンズデイということで1000円、一番後に座ったら、なるほどおっちゃんばかりで、光った後頭部が鑑賞できる日であった。そして、おっちゃんたちは映画終了とともにエンドロールの時に帰ってしまう人が8割、最近の映画はねエンドロール終了後に、何かメッセージを出すこともあるので一応館内が明るくなるまでは、余韻に浸ろうね。

というわけで、えっ?次作もあるの???

| | コメント (0)

2006年9月16日 (土)

ワンコ先生

Norainu1 シギを見た帰りの防波堤、前方から水たまりから飛沫を上げながら野良犬が駈けてくる。よく見るとこのワンコ先生は、昨年2月一色さかな広場で出会った、なかなか精悍な顔をしたワンコ先生である。その後何度か魚広場で会うことができたが、野良犬なので近くに寄ってくることはなかった。

その後、一色町のあちこちで見かけることがあったが、野良犬として集団で暮らしているNorainu2 ようではなく、この写真の奥さんらしき犬と常に二人連れ、いや二犬づれであった。きょうも少し後に奥さんを(勝手にそう思っているだけで雄かもしれないが)従えて、颯爽と歩いていく。

この先に何があるかといえば海があるだけ。

この先、寒い冬もあるし、フィラリアで長い人生、いや人生ではないが飼い犬として人間に媚びへつらっているより幸せかもしれない。

Dog4 昨年2月魚広場では、呼びかけたら立ち止まってカメラ目線になってくれた。

| | コメント (2)

2006年9月15日 (金)

海岸の鳥

Shigi 海岸の波消しブロックの上にシギたちが20羽ほど泊まって休んでいる。海岸から垂直に伸びたこのような場所は、100mおきくらいにあるのに、鳥たちは散在せずに一カ所に居ることが多い。しかも種類が違うにもかかわらず。

急に、頭を羽の中に突っ込んで寝ていたシギたちが起きだしてバタバタし始めた。といっKosagi1 て危険を感じたのではなく先端に停まっていたコサギが陸地の方へ移動し始めたのだ、その移動の仕方がドタバタと周囲に遠慮のない動きなので、シギたちがうるさがっているようだ。シギも危険を感じたわけでもないので、遠くに飛び去ろうとはしない。

おかげで大きなシギが「オオソリハシシギ」ではないかと、見当がついた。すぐ近くに「ソリShigi2 ハシシギ」がいて両方ともクチバシが上に反っているのが特徴である。

コサギは相変わらず不器用な歩き方で、しかし少しずつ下に降りてブロックの間の餌を探し出した。一体何を捕まえるかとじっと見ていたら、それはフナムシであった。長いクチバシと、首、それに足は確かにこのような場所では獲物を捕まえやすい。

Kosagi2 フナムシの触角が見える。

| | コメント (0)

2006年9月14日 (木)

アオサ・その後

Bando1_2 実録の水門近くを車で走っていたら、10隻以上の船が作業をしていた。アサリを捕っているにしては船の動きが違うし、一隻に乗っている人数も多いので車を降りて眺めていたら、潮が満ちて固まりで浮遊しているアオサをすくい取っていたのだ。

先月、アオサ(この辺でバンドという)について触れたが、実際の所あれだけのアオサがBando2 堆積して腐敗すると海中の底層は無酸素状態となり、底性生物はかなりの被害を受ける。中でも環境変化に移動して対抗できないアサリなどは大打撃だという。

つまりこの作業は、アサリを捕る漁師さんが自分たちの生活のために水中のアオサを満潮になっても流れでない高いところに上げていたのだろう。とは言っても狭い海岸のこと、台風などの大波が来ればまた海へ帰ってしまう。それでも頑張らなければならない。右上の赤い矢印の所では、このアオサを採って生計を立てている人がやはり頑張ってアオサ採りの真っ最中。

Bando3_1 目と鼻の先で、同じ植物を巡って思惑が違うことに、感慨深い一日であった。

| | コメント (0)

2006年9月13日 (水)

ヤツシロガイ

Yatsushirogai最近、この貝がよく市場に出ている。おばちゃんにどうやって食べるの?と聞いたら「刺身で」という返事、じゃあこんなにいらないや、ということで結局買ったことがない。

図鑑で調べてみると「ヤツシロガイ(八代貝)」というんだろうか、別名山鳥貝というらしいが殻の模様が山鳥の羽に似ている、ということらしい。

この辺で獲れる巻き貝は何故か肉食の物が多く、このヤツシロガイもナマコなどを食べる肉食だという。それとも、巻き貝そのものが肉食の種類が多いのだろうか?

そういえば、こんな貝で笛が作られていたのを見たことがある。
あまり食用として挑戦したくない貝である・・・・・・・・・・・・

| | コメント (3)

2006年9月11日 (月)

イチビのシードバンク

Ichibi1 今朝は人恋しくなるような、秋の空。
こんなに空が高かったのかと実感する三河湾の景色である。

海岸の防波堤を走っていて、海とは反対側の畑を見ていたら、少し違和感を感じて車を停めて眺めてしまった。
ここは冬に小麦を作り、夏から秋にかけては大豆が植えられるところ。今はどこも深緑色の大豆の葉が生い茂っていなければいけないが、この写真で見える奥の畑だけは緑色がやや淡い。

おそらく何らかの外来植物がシードバンクを行使したものではないかと見当を付けて行ってみた。

Ichibi2_1 想像はおおかた当たり、そこの大豆畑はアオイ科のイチビにかなり妨害されていた。株の数では圧倒的にイチビが多い。

このイチビは当然蒔かれたものではなく、昨年以前にここの畑もしくは周囲に生えていたイチビからもたらされたもの。

では前年に全てのイチビを種ができるまでに抜き去ってしまったらどうだろうか、答えはそれでもイチビは生えてくる。

つまり前年以前に畑に落ちた種のうち11cmより浅いところに来た種はその年に発芽するが、それより深いところにある種は休眠しているとのこと。
シードバンク=種の銀行である。

毎年、大豆の種を蒔くためにトラクターで耕すたびに一緒にイチビの種を蒔いているのと同じ事になる。
Ichibi3
この地下の銀行にはどれくらいの種が貯蓄されているかというと、現在生えているイチビの数の6.3倍の種が蓄えられているとのこと。

しかも、その種の預入期間である寿命は20年間もあるらしい。人間界の銀行の条件よりずっと良いような気がする。

【参考文献:日本帰化植物写真図鑑 全国農村教育協会発行】

| | コメント (0)

2006年9月 9日 (土)

再び一色さかな村

01bora相変わらずネット上の情報が少ないので、時折このブログで一色さかな村の情報を発信しよう。ただ、私も一傍観者なので間違っていることも多い、決して全て信用しないように。

土日はやはりお客さんが多い。漁港の遙か手前の国道で車が多いことを実感する。したがって当然魚もやや高めなのだが、船も多く出るのでかなりお得な掘り出し物もあるから、ご自分の目で良く確認することが大切である。
時々、このようなボラが売られている。夏場のボラはどうなのだろうか?元々一色の方はボラには冷たい。
03ikisyako 10yudesyako 09yudekani シャコは量が多いので、このように豪快に分けて売っている。丸光水産では、その場で茹でたものを売っている。家庭では茹でる時に湯温が下がり水溶性蛋白が溶け出すので、このように大量の湯でさっと茹でた方が美味しいかもしれない。

きょうは一色でHガニと呼ばれるヒラツメガニも茹でられて売っていた、あちこちで生で売られていて今日は多い。甲羅にアルファベットのHの模様があるからそう呼ばれているらしいが、私にはHというより蝶の形に見える。

ワタリガニ科のカニなので遊泳脚があり、その付け根の筋肉が良く発達して美味い。
シャコもカニも一皿千円である。

全長30cm位のアブコであろうかブリの子供を昨日買った。刺身にした残りの頭、骨、カマ等を味噌汁にしたら本当に美味しかった。刺身は鯵に良く似ている、アジ科だから当たり前か。

ブリの子供は地方名が様々なので本当に難しい、しかもここ一色は回遊魚はあまり得意でないのだ。

アンコウ、マトウダイなどがセットになって500円、もう少し涼しくなればよいのだが。ワニゴチとイラ?が入っている。

 



07ankou

06abuko

| | コメント (0)

2006年9月 8日 (金)

残暑と近況

Thermometer事務所の外の温度計が昼前には34度に達していた。
この温度計は最高、最低を簡単に記録できる水銀温度計。右側の温度計の水銀がぐんぐん上がれば中に入っている青い棒を押し上げて行く、下がっても棒はその位置にとどまるので、最高温度を記録、左側の温度計では最低温度で同じ事が起きる。リセットは、磁石で記録用の棒を下げておくだけの簡単なもの。

今朝の最低温度は、25度を記録している。そして、昼前の最高温度は34度を示してまだ上昇中。本当に厳しい残暑である。




Shiinomi 午前中に、こびんすさんから依頼を受けたマテバシイの実を拾いに行く。木を見あげると、ほとんどが落ちているのが分かるので、アスファルトの上の綺麗なものだけを数十個拾った。気によって大きさや形が違って、面白い。

一応、水道水で洗っておこうと水に入れたら、水に浮くものがあったので割ってみると全くの空ではなく、おしりのところが少し空いて空気が入っている。そのようなものは全てレッコ。

こびんすさんは種として蒔くようだから私も挑戦してみようか。

Sudachi 事務所でブログを書いていると次々にお客さんが来る、その中の一人が徳島のスダチをたっぷりお裾分けしてくれた。私の頭の中では、スダチ=サンマの塩焼き。

「暑い暑いと言っても、もう秋なんだぞ!」と後でスズムシが合唱している。

| | コメント (0)

2006年9月 7日 (木)

マテバシイ

Matebasii1あまり自信がないが、マテバシイの話題を出したので、春先にマテバシイではないかと見当を付けていた場所へ行ってみた。そこは、一色漁港であるから通りがけに寄っただけであるが・・・・・。
驚いたことに、すでに大型のドングリ(椎と言っているのにドングリと言って良いものか?色、形はまさしくドングリであるが)が沢山落ちている。見上げてみると、当然の事Matebasii_1 ながらドングリが房状になっている。ヘタ(殻斗というんだそうだ)はお椀のような形。それにしても時期的に早い。

子供の頃は身近にこのような木がなかったので、その後の人生でも出会っているのだろうが、このドングリの姿を見ると食べてみようとは思えない。
スダジイは大人になってからも落ちていれば必ず拾って食べた。伊勢神宮の内宮でも拾って食べた。
Matebasii2 そこで、このマテバシイも早速食べてみることに。
歯で固い殻を割ると実は二つに分かれる、薄い渋皮はさらりと剥ける。口に入れて囓ると「むむ、これは渋い・・・」と思ったが渋いのではなく独得の香りなのだろう、ドングリのように食べられないというわけではないが、スダジイのように美味しくはない。今度は加熱して試食してみよう。

マテバシイは漢字では「馬刀葉椎」で、馬刀とはマテガイのことだと言われている。何となく腑に落ちない部分がある・・・・・。

| | コメント (4)

2006年9月 6日 (水)

スダジイ

一色町には天然林が全くないと以前話したが、それは本当である。ただ町内あちこちに神社や寺はあるし、公園もあるのでいろいろな木が植えてあり、季節ごとの花や木の実を楽しむことはできる。
Sudajii 先日、ネット仲間のKさんが一色さかな村に遊びに来て、ついでに三ヶ根山や吉良町の華蔵寺(吉良家の菩提寺)を案内した。華蔵寺の裏山はスダジイの群落が見事で、春には花で薄黄色になるし、匂いもすさまじい。
Kさんは奈良県の出身で現在は京都府に住んでおられるが、スダジイ(俗に言う椎の木)はあまり見たことがなく、椎の実も食べたことがないという。
年代は同年代、私たちの頃は自分のおやつは自分で確保していた頃だから椎の実はご馳走であった。ただ、生で食べると粉っぽかったのでフライパンなどで炒るという一手間をかけた方が良かったが・・・・・。

確かによく考えると、山へ行って椎の実やアケビ、栗の実を取る仲間に女の子はいなかった。

そこでKさんに本格的な秋になったら椎の実をプレゼントしようと、ある公園に探しに行ってきた。ここには他のいろいろな木に混じってスダジイが数本植えられており、一昨年は大量に椎の実を拾ったことがあるのだ。
Kemushi1 ここの木は当然植えられたもの、まだ年数が経っていないので高さは数メートルといったところ。
見あげてみると、3本ほどの木に椎の実がなっているのが見える。実のカバーとなるクッションはドングリのベレー帽の形と違って、実全体を覆っている。

しばらくあちこち見上げていると、数枚の葉だけが虫に食われたようになっている。そのうちの一枚をよく見ると。裏にイラガの仲間の小さな幼虫がびっしりと並んでいるではないか。
他の木でもこのような所があるか探してみたが、他には見られない。面白くなって、雨の中Kemushi2 傘をさしながら写真を撮っていたら、モゾモゾ、ゾロゾロ動き出した。黒い目のようなものが見えて、なかなか可愛い顔をしている。

小さくても刺されると強烈な痛みがある。

椎の実は確認したので、秋の収穫時期が楽しみだ。

| | コメント (3)

2006年9月 5日 (火)

ムクノキの実その後

Mukunokinomi16月にムクノキの実を教えて頂いて、その後無事夏を乗り越えたか心配だったので見てきた。と言っても町内あちこちにあるので、それほど手間のかかることではない。

ここの木は海岸の最西部にある10mくらいの大きい木。
さすがによく実がなっている。6月よりやや実が黄色味を帯びているか、ただ触ってみても固いだけ。
Mukunokinomi2 2~3個持ち帰り切ってみた、横に輪切りしたものは大きな種が入っており包丁で切るにも種は非常に固い。青臭い匂いがするだけで、とても味を見てみようとは思わなかった。一個の果肉を包丁でそぎ落としたものが上。
本来、真っ黒であろうが包丁で削ったので、茶色になっている。

これがいつ頃熟すのか、どのような姿になるのか?本当に食べられるのだろうか?
ムクドリに食べられる前に見ておきたい。

| | コメント (2)

2006年9月 4日 (月)

続・伊吹山

Flower3_2 手前テンニンソウ、中猛毒のイブキトリカブト、後サラシナショウマであろうか?(写真はクリックすると大きくなります)






Flower1_1 サラシナショウマのアップ。







Flower2_1 ミゾソバ


Flower4 イブキトリカブトのアップ


Flower5 ハクサンフウロだろうか?


Flower6 コイブキアザミ?


Flower7 これはご存知ツリガネニンジン


Flower8 うぅ~ん、ちょっと不明・・・・・


Flower9 タムラソウであろう、葉っぱがね。


Flower10 ルリトラノオだと思う。。。多分・・・・・




Flower11 ゴマナ?


Flower12 シオガマギク




Flower13 フジテンニンソウ


山頂で小一時間散策し、20分コースを降りた。やはり全てが階段でこれを上って来るにはかなりの体力が必要。実は下り専用の60分コースがあったのだが、これが逆に難コースだと説明してあったのでこちらを選んだ。途中すれ違う人の中には草履履きのお年寄りもいたが、車が近くまで来ているとは言えこれは自然をなめすぎ。

さあ、帰ろうと駐車場にたどり着くと、車で一杯。かなりの距離、上りの車が連なっていた。早く出てきて大正解。

これからは秋の花が楽しめるので、興味のある方はぜひ遊びに行って欲しい。


| | コメント (2)

2006年9月 3日 (日)

伊吹山

Ibukiyama1 朝、天気予報を見ていて衝動的に伊吹山に行ってみようということになった。伊吹山は、新幹線や名神高速を走っていると必ず見えるが、きれいに頂上まで見たことがない。以前からドライブウェイが山頂付近まで通じていることは調べていて、一度は行ってみたいと思っていたのだ。

真夏ではガスが多くて晴れていても眼下まで見えることはあまりないだろうから、今日のようなやや秋の風が入り出し、高気圧に覆われた日がチャンスと思われた。

Ibukiyama2 自宅から山頂付近の駐車場まで2時間半、ドライブウェイの料金係の方が「快晴、全山視界良好」と嬉しいことを言ってくれた。9月からは8:00に通行ができるということで、これは帰るときに目論見大成功ということになった。この時間でも、この登山道は既に人がアリのように山頂まで連なっている。

登りの山道は二つあり、20分コースと40分コース、短いのは当然急勾配であろうし、本来の目的と違うので40分コースを。

Ibukiyama3 石灰岩がゴツゴツむき出した山道は歩きにくいが、両側はお花畑で本当に嬉しい。ススキの穂のように見える白い花はキンポウゲ科のサラシナショウマ、草原のあちこちで群落を作る。

伊吹山は標高1377mと滋賀県では一番高い山で、他の山と連なっていわゆる山脈を形成しているのではなさそうだ、ということで特異な植物相を形成しているのだろうか?

山頂の売店で植物ガイドを購入したのできょう撮ってきた花の写真はまた明日何枚かアップしてみよう。

山頂に着くと、少しずつ雲が出てきて日が覆われると一気に温度が下がる。

Ibukiyama4_1

| | コメント (2)

2006年9月 2日 (土)

秋へ

20do毎朝ここの温度計を見ながらその日の暑さ寒さを実感していたのだが、今朝は温度計を見るのが待ち遠しかった。集合住宅に住んでいると、天然の季節感とはやや隔絶した感じになることは否めない。温度だけでなく、風で揺れる木々や花の香り、そして一番欲しいのが雨音。

先日といっても7月のことだが、実家に泊まっていたら夜半から雨が降り出し、その音が何故か子供の頃聞いた音と同じで懐かしく聞いていた。
実家は建て替えられているので、私の子供の頃の家ではないし、周囲の木々の配置も種類も違う。不思議に思いながらまた寝入ってしまった。

また昔の夏の朝といえば露が降りるのが定番となっていたが、今までのように早朝の温度でも26度や28度では降りるはずもない。露はやはり温度差によって生ずるものなのだろう。
Ichibi 今朝は20度、久し振りにきれいに露が降りていた。
こうなると、露の降りたツユクサの写真を撮りたくて探したのだが、不思議と見つからなかった。かわりにイチビの実にきれいに露が降りていて、きらきら輝いていたので一枚。嫌われ者のイチビ、花もきれいではないが思わぬ時に美しく化粧されたものだ。

事務所でもお客さんにいただいたスズムシが日中でも鳴くようになってきた。羽を震わせながら、よくまああんな音が出せるものだと感心しながら覗き込んでしまう。よい声で鳴かせるにはSuzumushi 甘い果物が良いとネットに書いてあれば、ブドウを与えたり、土を湿らせなければ行けないと書いてあれば百円ショップで霧吹きを買ってくる。木炭で隠れ家を作ったり、本当に玩具のようで面白い。一つ繁殖に挑戦してみようか。

| | コメント (0)

2006年9月 1日 (金)

ブログ

Ameきょうから九月、朝から久し振りに本格的な雨だ。

ブログを書き始めて五ヶ月経った。当初一ヶ月の半分くらいの書き込みができればと思ってやっていたが、これも夏休みの宿題と同じで性格が出るようだ。つまり一ヶ月の初めはスタートダッシュで頑張るのだが、ある程度できてしまうと後はのんべんだらりと過ごす。これが今も昔も変わらない、私の行動パターン。決して一ヶ月休まずに書き込んでみようなどという目標は立てない。

ところでniftyのブログはniftyに加入している私に対して無料で最大2ギガバイトのスペース?を貸してくれている。画像のサイズは結構落として使っているが、現在の使用容量は0.1%なんだそうだ。
しかも前に述べたように、アクセス解析までしてくれてである。

この2ギガを全て今のままの状態で目一杯使うには約5000ヶ月=208年かかるという計算になる、うぅ~ん、こんなに生きられないなぁ・・・・・。

ということで、暇があったらマイフォト、マイリストを充実させることにしよう。
今あるアルバムに追加をすると、見にくくなるので新しい名前で出すことにする。
お暇な方はどうぞ。

| | コメント (0)

« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »