愛情の押しつけ
以前、イチビのシードバンクについて書いたが、侵略という点ではこのアサガオの類の方が厳しいかもしれない。大豆も悪女の深情けで、ギブアップ寸前である。(二枚の写真ともに大豆畑)
アサガオの花言葉の一つに「愛情」というのがあるようだし、「朝顔に釣瓶とられてもらい水」なんていう加賀の千代女の俳句からも、繊細でたおやかなイメージがあるが、野生化したこの手の植物は、強烈な侵略者である。
しかし、日本で観賞用に栽培される朝顔は東南アジア原産だと言い、ここにアップしたマルバアメリカアサガオ(上、推測)ホシアサガオ(下)は熱帯アメリカ、北アメ リカ原産だというから、やはり人間と同じでたくましいのだろうか。そういえば、最近生け垣などに良く植えられているアサガオ、ブルーの単色で昼過ぎまで咲いている、季節も秋を通り越して寒くなる時期まで・・・・・
やはり、季節感が薄れてくるのは勘弁して欲しい。
そういえば、愛知県では「名古屋朝顔」という伝統ある朝顔が栽培されているというが、まだ見たことがない。
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