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2006年9月26日 (火)

食欲の秋

Suzumushiosu_1 スズムシの鳴き声が少しずつか細くなってくると、その雄の姿が一匹ずつ消えていき羽だけが落ちているのが見える。生き残っている雄を見ても、体は痩せ、羽の艶もなく、動きも鈍い。雄は既に雄としての役目を終え、次世代の栄養となる役目へと移行しつつある。
このようなこともあろうかと、動物性の餌は市販の「スズムシの餌」の他に、ウナギ屋さんでもSuzumushimesu らってきた魚粉たっぷりの配合飼料も入れておいたのだが、やはり自分と同じ組成のものが効率がよいのか、一匹、また一匹と消えて行く。
一方、雌の方は卵を持ったためか、雄を食べて太ったためか腹部は丸々と肥え、表面がテカテカ光っている。

この辺の雌雄の姿は、われわれ五十代以降の、人間の姿に非常に良く似て面白い。
渡辺淳一さんのエッセイに熟年夫婦の男女の違いについて書いてある文があって、そこの一部を紹介する。
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たとえ老いても、妻はますます意気盛んによく話し、よく食
べ、前向きに未来志向であるのに対して、夫は急速に生気を失
い、頑固で孤高で保守的になっていく。
 これらは高齢者の施設などを見ればよくわかることで、食堂
などでもおばさまたち四人の席は明るく姦しい、おじさま四人
の席はほとんど話さず、黙々と食べている。
 この情景一つを見ただけで、男と女がいかに違う生き物であ
るかということがよくわかる。

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Kamakiri_1 草むらで、カマキリを見つけた。まだ交尾中であるが、すでに頭部は食べられて失われている。

この状態は、雌にとってはお弁当を持ったようなもので、通常このような食べ方をするのだろうか?

女性はこのような姿を見ても何とも思わないのだろうが、男にとっては何か複雑な、やるせない気分になる。

頭の中で理解していても・・・・・

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