みたび大豆畑
イチビ、アサガオに侵入され荒らされた大豆畑だが、実は面積的に一番多いのがこのナス科のセンナリホウズキの仲間。当然のことだが、大豆の間にはえると大豆よりはるかに成長がよく、センナリホウズキが優勢になってしまう。
この植物も、麦の取り入れ以降、畑を耕して大豆を蒔くと同時に発芽してくるのでイチビと同様にシードバンクを形成しているのであろう。ただ、種も小さいしイチビほどの研究はなされていないかもしれない。
この植物もゆっくり見ていると、すべてが同一の種類ではないことが分かる。図鑑で確かめると少なくとも2種、ヒロハフウリンホウズキとナガエノセンナリホウズキが確認できる。どちらもホウズキと同じPhysalis属である。
一色町では、イチビがここの千松新田にかなり限定的なのに対し、国道247号線以南に広く分布している。どのような状況で種子が拡散していくのだろうか?
そういえば、子供のころ、我が家の庭に一時的にこのセンナリホウズキの仲間があった。しかし、いつの間にかなくなってしまったので、現在の一色町のような爆発的な増殖はなかったのであろう。そういえば、イチビも増えやすいものとそうでないものがあると聞く。
昨日、この大豆畑でこの侵入者達の草取りが行われていた。さすがにこのままでは大豆 収穫に影響が出ると考えたのだろう。根本的な問題は解決できないだろうが・・・・・
(3枚目、抜き取られたもの4枚目、抜き取るおじさん)
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