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2006年11月 6日 (月)

スナメリも落ちている

Sanameri11 大潮なので、朝は潮が満ちていて散歩ができない、昼前は大荒れの天気でやはりできない。昼過ぎに雨がやんだので、いつもの海岸へ行ったら、大量に打ち上げられたアオサの間にスナメリらしき死骸が見える。

三河湾はスナメリがたくさん生息することはよく知られていて、ここ一色町からもスナメリウォッチングの船をチャーターできる。

どのような原因でスナメリが死亡するのか分からないが、ここの一色町の海岸ではよくこのように死骸が打ち上げられていSunameri33 て、散歩の際に見つけて驚くことになる。本来なら胸びれの黒い部分が全体を覆っているのだろうが、かなり腐敗が進んでいるので、丸裸の豚のような感じである。近寄ってみると、腐敗臭が激しいし、脂も海面に浮いてくる。

体長は160cmくらい、スナメリとしては結構大きい方だという。ペニスのようなものが見えるから雄だろうか。

以前見つけたときに、知り合いになった科学博物館へ連絡すると、知多半島にある水族館の方が調査に来るというので、流失しないように紐を付けてテトラポットに縛っておいた。

スナメリも落ちている一色の海岸、こればかりは持ち帰るわけにはいかないが。

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コメント

スナメリとの格闘、お疲れ様でした。
第一発見者だったのですってね。
海は、山国育ちの私にとっては摩訶不思議なところです。
お仕事のシーズンオフにまたお邪魔しますね。

投稿: himeti | 2006年11月 7日 (火) 21時43分

ここはよく流れ着くんですよ。
そのうちにもっと良いものが流れ着くのではないかと、期待して待っているんですが、なかなか来ませんね。

また、美味しい魚を探しに来てください。
下ごしらえをこちらでやっていけば、後は食べるばかり。

今からは鍋のシーズンですね。

投稿: からっぽ親父 | 2006年11月 8日 (水) 06時22分

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