スナメリも落ちている
大潮なので、朝は潮が満ちていて散歩ができない、昼前は大荒れの天気でやはりできない。昼過ぎに雨がやんだので、いつもの海岸へ行ったら、大量に打ち上げられたアオサの間にスナメリらしき死骸が見える。
三河湾はスナメリがたくさん生息することはよく知られていて、ここ一色町からもスナメリウォッチングの船をチャーターできる。
どのような原因でスナメリが死亡するのか分からないが、ここの一色町の海岸ではよくこのように死骸が打ち上げられてい て、散歩の際に見つけて驚くことになる。本来なら胸びれの黒い部分が全体を覆っているのだろうが、かなり腐敗が進んでいるので、丸裸の豚のような感じである。近寄ってみると、腐敗臭が激しいし、脂も海面に浮いてくる。
体長は160cmくらい、スナメリとしては結構大きい方だという。ペニスのようなものが見えるから雄だろうか。
以前見つけたときに、知り合いになった科学博物館へ連絡すると、知多半島にある水族館の方が調査に来るというので、流失しないように紐を付けてテトラポットに縛っておいた。
スナメリも落ちている一色の海岸、こればかりは持ち帰るわけにはいかないが。
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コメント
スナメリとの格闘、お疲れ様でした。
第一発見者だったのですってね。
海は、山国育ちの私にとっては摩訶不思議なところです。
お仕事のシーズンオフにまたお邪魔しますね。
投稿: himeti | 2006年11月 7日 (火) 21時43分
ここはよく流れ着くんですよ。
そのうちにもっと良いものが流れ着くのではないかと、期待して待っているんですが、なかなか来ませんね。
また、美味しい魚を探しに来てください。
下ごしらえをこちらでやっていけば、後は食べるばかり。
今からは鍋のシーズンですね。
投稿: からっぽ親父 | 2006年11月 8日 (水) 06時22分