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2006年12月31日 (日)

年末のさかな村

Sakanamura1_3 きょうの一色さかな村は、お正月のご馳走を買いに来る人たちで早朝から大にぎわいであった。当然、人々の目的はこの辺で「送りの荷」といわれる県外のものや、国外から来たカニや鮭がであるから、別にそんなに早く来る必要はないのだが、そこはそれ師走の雰囲気に乗り遅れてはならない、と思っているのだろう。

最近では、冷凍のカニばかりではなく、このように活きたカニも売られていて、見学するにも楽しい。
Sakanamura2_3 私も、冷凍のカナダ産ズワイガニ3Lというのをスワカネさんで買ってきた。5kgで12000円、普段ならとても買えないものだが、お正月という雰囲気に、私も少しだけ乗ってみたかった。

帰りかけたが、スワカネのおかみさんの「天然の本マグロ、養殖物じゃないよ~」という呼び込みの声が面白くて、ついつい買ってしまった。

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2006年12月30日 (土)

シラスウナギ池入れ

Shirasuunagi1 友人のウナギ屋さんがシラスウナギを購入したということで、見学に行ってきた。ここ一色町は全国でも有数の、養殖ウナギの産地である。

シラスウナギは既に100坪の池2枚に各35kgずつ入れられて、池の周囲を元気よく泳いでいた。尾数にすると、一池20万尾に近い数が入っているというから驚き。単純計算で、20万食分の鰻丼???

池はボイラーで加温されつつあって、上着を着ていると暑いくらいだ。池入れから一週間ほど加温を続け、30度くらいで餌付けをするという。餌付けは最初、暗くなってから始め、その後朝晩2回の餌を毎日定期的に与えるんだそうだ。

最初に与える餌は、イカや魚肉のミンチに人工的なフレーバーを付けたもので、非常にウナギの嗜好性が高いという。値段も結構高く、1kgで4200円。最初に与えるものは美味しいものでないと、今後の成績に影響するそうだ。
Aquaace

このシラスウナギは、来年夏の土用丑(8月30日)には、ほとんど200g以上に成長して出荷されているという。

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2006年12月29日 (金)

雪の朝

Yuki1 今まで暖かかったが、今朝は早くから断続的に雪が降り、一時は吹雪状態であった。しかし、まだ地熱が暖かいのか、降る量が少ないのか、じゃんじゃん積もるということはない。海岸の砂の上に積もると、塩田の塩のようだ。対岸の知多半島の山の斜面が白く見えるので、あちらでも良く降ったのだろう。

鳥たちも大変だなぁ~・・・と同情しつつ暖かい車から一瞬だけ降りて、写真をパチリ。

Yuki2 Yuki3

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2006年12月28日 (木)

漬け物

Kabu お客さんの所へ行ったら、軽トラックの上に野菜がのっていたので、蕪を数個いただいてきた。ついでに、人参も一本。

事務所に帰って、蕪を洗っていたら同僚のO氏が「漬け物を作るのか?」と聞いてきた。スーパーマーケットで「浅漬けの素」を買ってこようと思っていたのを見透かされてしまった。

その後、写真のように蕪を切っていたら、お客さんのW氏が来たが、何ら不審がることなく、蕪を切っている私の背中に世間話をして帰ってしまった。

どうも、私が魚や野菜を持っていること自体が、調理するものと思われているようだ。本当は仕事中なんだけど・・・・・・・・

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2006年12月26日 (火)

とんび

Tonbi1 トンビ、正しくはトビだろうがたくさん、使われなくなったウナギ養殖ハウスの鉄骨に留まっていた。

ここ一色町は、ウナギの養殖が盛んであったが、数年前のシラスウナギの高騰と、追い打ちをかける製品安で、何軒かの養殖業者が廃業に追い込まれた。

そうなるとハウスはただの鉄屑で解体するにはお金がかかるということで、、錆びるにまかせられていたが、ここ2~3年は中国の高度成長で、鉄屑の需要が増し、無料で解体してくれたので、このように鉄骨が残っているところは少ない。

Tonbi2 トンビにとっては、休憩場兼見晴らしの利く展望台である。猛禽類ではあるが、生きているものを襲うことがなく、生物の死骸などの掃除人である。

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2006年12月25日 (月)

トベラは扉?

Tobera1_1 Wikipediaによると、【枝葉は切ると悪臭を発するため、節分イワシの頭などとともに魔よけとして戸口に掲げられた。そのため扉の木と呼ばれ、これがなまってトベラとなった(学名もこれによる)。 】とあり、トベラは扉の意味らしい。学名はPittosporum tobira種名はまさしく扉である。

東北地方南部以南、韓国、台湾、中国南部までの海岸に自生する。とあるが、ここ一色町では自生しているのではなく、中学校近辺の公園で生け垣に使用されているものから、種子によって増えたものが、その周囲で見られるだけだ。

Tobera2 ではどのように種子が運ばれるかというと、このオレンジ色の種子が、ネバネバの粘液に包まれていて、鳥の体について運ばれるのだという。しかし、本当にそんな粘着力があるかちょっと疑問・・・。よく見ると、確かにハエやもっと小さな虫が付着して死んでいる。

もう一つの疑問は、どのサイトでも枝や葉を切ると、嫌な匂いがすると書いてあるが、先ほど枝を折ったり葉をむしったりして、匂いを嗅いできたが、そのような匂いは感じられなかった。季節によって、多少の変化があるのだろうか?

Tobera3 この木も、ネズミモチなどと同様、花が咲いたり、実がなってみないと、木の存在がはっきりしない。春に咲く花は、ほのかな芳香がある。

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2006年12月23日 (土)

クチナシ

Kuchinasi お客様の庭の小さいクチナシの木の実が色づいていた。

黄色い着色料として有名だが、これを頻繁に利用する地域と利用しまい地域があるが、やはり野山に自生しているか否かによると思う。ここ一色町では、自生していない。

その昔、志摩地方に住んでいた頃はよくクチナシで染められた漬け物や、あられをいただいたことがある。あられは、独特の癖があったような記憶があるが、定かではない。

クチナシの一番の思い出は、その志摩地方でのこと。その頃、二枚貝の種苗生産と育成をやっていたので、地元のおばちゃんたちにアルバイトで来てもらっていた。ある時、昼食用のお茶葉が切れてしまって、きょうはお湯しかない、といったとき、一人のおばちゃんが林にはいって行き、クチナシの葉の付いた枝を一握り持ってきた。何をするのかと見ていたら、ガスの火の上で燃えないように炙って、やかんの湯の中につっこんだ。お茶がないときの、緊急代用茶だということだ。

お茶のような苦みはないが、青臭くもなく清々しい良い味だったことを覚えている。

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2006年12月21日 (木)

柿の木・2

遠州でも子供たちは、柿が大好き。ピンポン球のような実が鈴なりになる早生の柿は、初秋の楽しみであった。この柿は、実に黒い点が多数あった方が甘い、そのことを知っている子供たちは、爪で柿の実をわずかながら剥いてみて、甘さを判断するのだ。これは、我が家にあった【天竜】という品種も同じで、木に登るとあちこちの実に、爪痕のチェックがついていたものだ。

もちろん、一番人気がある次郎柿はそのようなチェックは入っていない、色づいていれば甘いことを誰もが知っているからだ。
次郎柿は、私の実家から数キロ北西の遠州森町が原産だと言われる。森町に行くと、どこのお宅でも裏庭に大きな柿の木があり、非常に大事にしている。柿の実も、それはそれは大きな立派なものがなり、それがそのお宅の自慢だったのだが近年、住宅の建て替えや、増築で切られていくことが多いと聞く。
私の兄嫁の実家でも、子供の勉強部屋を作るということで切られてしまった。柿の実の価値以上に残念なことである。

Jirougaki もちろん、実家の庭にも次郎柿が植えられている。私の子供の頃と同じように。いつ頃からあるのかといえば、恐らく私の父が子供の頃からあるのであろう。
宮崎さんの『柿の木』にもあるように、柿の木は何十年にも渡って人間の暮らしを見つめてきた。戦争で出征していった父も、無事帰ってきた父も。そして、何度となくあった人間の生と死も。

先月初め、「ヒヨドリが柿を全部食っちゃう」と母から電話があった。兄に聞いてみると、「それはヒヨドリではなく、ムクドリだ」とのことだが、母にとってはそんなことはどうでも良いことだ。

しばらくすると、あまり大きさも形も立派とは言えない次郎柿が送られてきた。

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2006年12月20日 (水)

柿の木

Kakinoki 小さい頃の記憶に、夕方兄が父に叱られて、泣きじゃくっていた、ということがある。おぼろげな記憶だが、学帽によそ様の畑でとれた果物を失敬して、それで叱られていたのだと思うのだが、その失敬してきた果物が、柿なのか、ビワなのか、グミなのかはっきりしない、それほど子供の頃はあちこちでいろいろなものをいただいたものだ。

では自分の家に果物はないかといえば、ちゃんと同じものが自家用に植えられている。どうも、余所のものの方が美味しく感じられてしまう心理で、これは誰も同じなのか、我が家のものは他人が味見してくれる。

ということで、取ったものを売りに行ったり、食べないで捨てたりしない限り、果物泥棒が問題になることはなかった。

『柿の木』動物写真家でもあり、自然界と人間界の橋渡し役の宮崎学さんが、信州にある何の変哲もない樹齢80年の柿の木を2年に渡って撮り続けた写真集が出た、いや詩集といっても良い。

季節ごとの、一本の柿の木を巡る季節ごとの風景から、柿の木の主の老婆の話は、小説のような派手さはないが、明らかに一つのドラマであり、我々に忘れている何かを思い出させる物語である。正直な話、団塊の世代から我々が見れば「やられたなぁ」という、爽やかな読後感を味わうことができる。

柿の木  宮崎学:著 偕成社  1200円

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2006年12月18日 (月)

死骸

Keri ある方のブログを見ていたら、イタチの轢死体が出ていた。こちらでも、近年イタチが確実に増えていて道路を横断する姿を見ない日はない。これは、この地区がウナギの大生産地で、近年養殖形態が変わり、集約的になったため、あちこちに放置された小屋や、餌場があるからではないだろうか?つまり、隠れ場が豊富になっているから増加したのでは???もちろん、素人の憶測にすぎない。

イタチに限らず、この辺では野生生物(鳥が多い)が時々死んでいるのを見かける。私が見ることができるのは、道路などの限られた場所だけなので、田んぼや畑などでは結構こういった光景が普通に見られ、自然の掃除屋さんたちがかたづけているのだろう。

Itachi イタチの場合はほとんどが車に轢かれたものだが、鳥の場合は猛禽類に襲われたか、襲われて車に当たってしまったのだろう。この鳥、ケリも通常車に当たるような行動はとっていない。

このイタチは2004年2月25日にお亡くなりになったものだが、まだ轢かれてから30分と経っていない、体温が残っているような死骸であった。

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2006年12月17日 (日)

お正月の準備

Kawahagi1 毎年失敗するので、今年こそと思っているのが正月の魚の準備である。

これは、正月のご馳走にしようというのではなく、年末から年始にかけて漁船の出漁が全くなく、しかもそれに冬のことだから、強い季節風が吹けば、休漁は10日以上にわたることもある。この間、スーパーマーケットなどで売られている。解凍と冷凍を繰り返した、ざらざらした魚を食うくらいなら、自分で新鮮な魚を小分けして冷凍した方がずっとましだと思っていたのである。

Kawahagi2 土日はやや割高なのは分かっているが、月曜日からは寒波が来るというし、準備しておかなければ後悔すると思うのでカワハギとシロサバフグを買ってきた。

カワハギはこれだけで700円、シロサバフグは中ぐらいのもの4尾で300円とお買い得だった。

ところで、カワハギはどうやって剥くのが正解か?
私は、口と背にある棘(第一背鰭)、その周縁を出刃で切り落とし、ついでに第2背鰭、しり鰭も落としてから皮を剥く。内臓は肝が柔らかいので、崩さないように気を付けて、胃腸管を取り除く。これは丁寧にやっておかなければ、砂やゴミが結構入っているので、鍋が台無しになるおそれがある。

皮を剥ぐからカワハギだろうが、この魚の皮を剥ぐのは【ギマ】のように難しくないから、どのようにやっても正解なのだろう。

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2006年12月16日 (土)

冬だから

Snow 天気の週間予報を見ていたら、明日あたりから急激に冷え込むとの予報だったので、車のタイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換してきた。タイヤは出入りのモータースにお願いして、保管してもらっているもので、実にありがたいことだ。

スタッドレスタイヤは高価なので、できるだけ長持ちさせるには、できるだけ短期間の装着にしなければならない。とは言っても、雪が降ってからでは間に合わないので、冬のシーズンは付けっぱなしになる、それでもと抵抗するのが付け始めを遅く、付け終わりを早くと思うこと。、実に微々たる事ではあるが。。。。

しかし、このタイヤを付けたといっても、急ハンドル急ブレーキなどの荒っぽい運転は禁物であるし、積もった雪道では雪用の準備をしていないのがほとんどの地区なので、道路は渋滞、家に着くのはやはり遅くなってしまう。昨年の雪では、10kmくらいの距離を実に4時間以上かけて家に帰った。

それでも、接触や追突の恐れが少しでも減れば良いかな。

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2006年12月15日 (金)

イソシギ

Isoshigi 収穫の終わった大豆畑を見に行ったら、イソシギらしき鳥が忙しそうに餌を探していた。畑は一度耕されているので、小さな虫をついばんでいるのだろう。

イソシギはここの地区では、年間を通じて見ることができる。名前にある「磯」でも見ることがあるが、むしろ畑やその側の水たまりでよく見かける。

とにかく落ち着きなく動き回っている、という印象であまり目立つ鳥ではないので、知らない方も多いと思う。

大豆畑は、これから麦がまかれて、麦畑となる。そういえば、今年はまだタゲリの群れを見ていない。冬のわずかな緑色の麦畑にとても似合う鳥が待ち遠しい。

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2006年12月14日 (木)

ミシマオコゼ

Mishima1_1 いくらなんでも、100円って事はないだろう、ミシマオコゼが4尾に小型のホウボウが1尾入っている。

もちろん喜んで購入したが、さてきょうは何にしようか?以前、薄造りでいただいたが、弾力のある白身は本当に美味しく、驚いたことがある。

マイフォトでもお知らせしたように、三枚におろしたら思い切って小骨の部分は切り落としてしまった方がよい。
思ったより、骨が硬いので骨を切るときは要注意。
Mishima2 顔面のあちこちに、鋭い棘があるので、これまた要注意。

結局、唐揚げでいただいたが、どのように食べても美味しい魚である。

キビレミシマという種類との区別をしていないので、念のため。

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2006年12月13日 (水)

霧の置きみやげ

Kiri1 空気中の水分が凝結して、霧となり、その後地表に凝集して露となる。そのような朝だった。こんな日は、自然が作る見事な芸術が楽しめるので、カメラマン気取りで朝の草むらを歩いた。

静かに水分を集めていくので、実に見事な造形美である。温度、湿度、そして風がないことなど、いくつかの条件が重なり合わなければ、このような姿を見せてはくれない。しかKiri2 も、朝の一瞬のことである。

雨ではこのような、繊細な水滴を作ってくれることはない。

もう少し冷えれば、霜の芸術となるのだが、おそらくその時はタンポポの綿毛では美味くKiri3 表現できることはない。

少し歩くだけでズボンの裾がびっしょり濡れる。

(画像をクリックすると大きくなります)

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2006年12月12日 (火)

ネズミモチ

Nezumimochi1 あちこちで、ネズミモチの実が黒く色づいて、もじどおりネズミの糞のようになっている。もちろん、それが語源だと言うが、大きくなっても数メートルの高さで、あまり目立たない木である。

しかし、春になって花が咲く頃は真っ白な小さな花が集合して咲くので、とてもきれい。

花が咲いて初めて存在を感じるが、またすぐに忘れ去られる花、町内で自生する木でも、多い方だろう。正確に名前を言える人が何人いるかな?
Nezumimochi2

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2006年12月11日 (月)

武士の一分

どんなに素晴らしいストーリーでも、殺陣や剣の振りが下手くそならその映画は失敗だというのが、時代劇の難しさでもあるのだが、木村拓哉さんの木刀や剣の振り、殺陣はお見事であった。

Businoitibun 『武士の一分』は前にも述べたように、藤沢周平さんの短編集『隠し剣秋風抄』に収録される、『盲目剣谺(こだま)返し』が原作となっている。ストーリーは毒味役中に貝毒に当たって盲目になった若き藩士が、武士の一分のために上司を切るという物語で、それ自体は単純とも言えるストーリーである。

昨年公開された、『蝉しぐれ』では長編なので、割愛されたところが多く、ダイジェスト版のようだ、という声もあったが、今回の原作は短すぎて、しかも、同じ山田洋次監督の【たそがれ清兵衛】【隠し剣鬼の爪】は2~3話の短編を原作にしているのに対し、今回は一話だけなので、どのように作られるのか興味があった。

映画の出だしから、登場人物の性格付けのようなものがあり、木村さん扮する三村新之丞がややおしゃべりすぎるのではないか、と思ったが物語が進むうちに気にならなくなった。妻の加世役の檀れいさんは実に気品ある美しさで、惚れてしまった。映画を観るといつもそうだ・・・・・

ストーリーは細かい違いはあれ、ほぼ原作に忠実であり違和感は全くない。ただ、【武士の一分】という言葉が、全体で(当然後半だが)4回も出てきて少しくどいように思えた。武士の一分は全体の流れで、充分に我々が理解できるものなのだ。

ラストシーンは涙のシーンだが、これはどこがどうとは言えないが原作の微妙な文章の方が泣ける。ぜひ両方を見くらべていただきたい。
Businoitibun2 映画館は同年代の夫婦でいっぱい、「こらこら、そこのおっさん、したり顔で奥さんに解説なんかするんじゃないよ」

映画は静かに淡々と観るものなのだ。

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2006年12月10日 (日)

ホウボウの調理

Houbou1 久しぶりに小さなメイタガレイがあったので購入したら、その隣の店でホウボウが売られていた。大小2尾で500円と安かったので、思わず購入。実は、先日実家へ帰る際に購入して刺身で食べたら、とても美味しかったということもある。

ホウボウはとても美しい胸鰭と手のような鰭が変化したもの、腹鰭などがあるが、食べるには何の役にも立たないので、キッチン包丁などで切り取っておくと、色々作業がしやすい。鱗は細かいものが付いているが、皮を食べないつもりなら適度に取っておけば、あまり気にならない。湯がいて、刺身に添えるなら皮を剥いてから、包丁でよくこすっておけばよい。
Houbou2 刺身にするなら、三枚におろした後、脊椎骨に垂直に付いた小骨(中肋骨)は骨抜きで抜いておけば、あとは皮を取って薄くそぎ切りにすればよい。

内臓は左から、卵巣、肝、浮き袋、胃(開いて洗ってある)で、卵巣以外は湯がいて、皮とともに刺身に添えると珍味である。

頭、骨などのアラ、は味噌汁にしたらとても美味しかった。油がしっかり出ていたし、皮はトロッと溶けて、コラーゲンたっぷり。

Houbou3 刺身はもちろん紅葉おろしでポン酢、もう一杯余分に飲んでしまいそう。

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2006年12月 9日 (土)

皹(ひび・あかぎれ)

Ekitai 加齢とともに右手親指の先端が冬になるとひび割れてきて、とても痛むようになった。数ミリ割れているだけだが、赤く割れていて、とても痛む。

当然、肌が角質化して割れやすくなっているのだが、先端なので絆創膏も貼りにくいし、邪魔になる。

割れる前に、角質化した部分をよく切れる「メス」で削っていたが、油断しているとすぐに割れてきて、一度割れるとなかなか元に戻らなくて困っていたが、液体絆創膏が良いということを聞いて、試してみたら確かにこれは傷口がほかに当たらないし、少しずつ皮膚も盛り上がってくるので、とても良い。

色々なメーカーから出ていて、試してみた。
最初は、金属の小さい管に入っていて蓋に付いた筆で塗るタイプを使ってみた。これは均一に狙ったところに塗れるので、とても良いが使っていくうちに、薬品の空気との接触が大きくなるためか、粘度が上がって最後まで快適に使えない。

チューブから直接出すものは、上のものが乾燥が早いがすぐに取れてしまって、私の目的には合わなかった。下のものは、乾燥にやや時間がかかるが、かなり長時間の使用に耐えてくれたので、結局これが一番良いかな?

他によい方法がある方、ぜひ教えてください。

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2006年12月 8日 (金)

スズキ

Suzuki2 先日、スズキの話題を少し出したが、きょうも大漁、大量。
全て締めてあるので、美味しいだろう。先日、60cmはあろうかというスズキを買っていって、調理してみたが、味は上等であった。しかし、とにかく大きいので刺身以外に、鍋にでもぶち込んでと、やってみたが熱が通るとすぐに身がぼろぼろになるので、しゃぶしゃぶ程度がよいかもしれない。

実は私が買ったスズキには大きな白子が入っていたので、実のところそれで腹一杯になってしまい、身を味わうというところまではいかなかった。
Suzuki1 この大漁のためか、先日の結婚式と、一昨日の忘年会ではスズキの焼き物が出ていた。両方とも洋風の焼き物だったが、脂は少ないものの癖もなく美味しく仕上がっていた。

ただ、調理としてはこの程度までが限界で、煮物にはちょっと向かないような気がするし、保存も難しいので、大きさをもてあましてしまうかもしれない。

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2006年12月 7日 (木)

効率の問題

Daizu1 話が前後するが、昨日のチョウゲンボウの飛翔している場所は、前述のごとく大豆の収穫真っ最中である。ここは、千生新田と新田の名前が付いているが、水田になったことはない。そのつもりで埋め立てられたのかも不明だが、最近までは家畜用の牧草が作られていた。ここ何年かは、冬から初夏にかけて麦を、夏から初冬にかけては大豆を作っているところが多い。

以前、イチビやセンナリホウズキ等の外来種が多く、それらのシードバンクとなっている、と報告した場所である。他にもこの場所は外来植物が多く、それらは家畜用の牧草が作られていた頃、その場所に牛糞が投棄されていたことと何らかの関係がありそうだ。つまり、外来の植物飼料を食べた牛の糞から、種が生き延びて発芽して増えていったことが考えられる。

Daizu2 大豆の収穫は当然コンバインによって行われるが、以前NHKラジオで農家の方が「収穫率は70%です」と言っていた。つまり、3割は収穫せずにこぼれ落ちるというのだ。とても良い機会なので、刈り取られたばかりの大豆畑を覗かせてもらったら、「あるわ、あるわ」大豆がゴロゴロ、いやコロコロかな?しかも虫食いでも何でもないきれいな大豆が落ちている。(画像をクリックしてね)これももったいないと拾っていたのでは、効率に合わないんだという。そういえば、昔のおじいちゃんおばあちゃんは、日当計算をしなかったからなぁ~、うぅ~ん、効率と言われれば文句言えないが、これだけ食べ物を無駄にしているのを目の当たりにすると、複雑な気分・・・・・

大豆も帰化植物のように、この種がシードバンクとなって半永久的に生えてくるってのは・・・・・ちょっと無理か・・・・・

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2006年12月 4日 (月)

チョウゲンボウ

Chougenbou1 千生新田で大豆畑の取り入れが始まり、見晴らしが良くなったためか、落ちた大豆を食べる野ネズミが増えたためか(たぶん両方だろうが)チョウゲンボウの姿がよく見られる。ハトくらいの猛禽類なので、あまり目立つことはないが、時々空中でホバーリングをしているのですぐに分かる。また、飛んでいるときは特にスマートなので、見分けがつく。

電信柱の上で、しきりについばむような仕草をしていたので、この上に獲物があるのだろうか?

そのうちにまた移動し始めたので、車で近寄ってみた、真下に行ってカメラを構えたがChougenbou2 、あまり恐れずに逃げることもなかった。

チョウゲンボウは漢字で【長元坊】と書くらしいが、その語源は不明だという。

実のところ、コチョウゲンボウという種類もあって、私にはこれらを判別する能力がない。

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2006年12月 1日 (金)

ウルメイワシ・2

Urumeiwashi3 三重県の志摩地方では、初夏から初秋にかけて、ウルメイワシが名物になっていると言っても大げさではない。

学生時代に食べたウルメイワシの刺身も美味しかったが、何かひと味足らないと思っていたのが、志摩に来て解消できた。それは、「塩味」。
志摩でのウルメイワシの食べ方は、丸のままのウルメを塩漬けにすることから始まる、塩で完全に締めてしまうのである。魚屋さんでもこうして売られているが、生のままならビニール袋にウルメと塩を入れ、よく振って混ぜ合わせ、そのまま締めておく。時間は魚の大きさによって変えればよい。
Urumeiwashi4 今回のウルメイワシは10cm以上あったし、仕事も忙しかったので結果的に6時間ほど漬けておいた。

塩を洗っていると、締めすぎたかな?とも思ったが開いてみると、まだ柔らかくちょうどよい感じであった。締めすぎると、開くときに固く感じる。今回驚いたのは、ウルメイワシの腹腔に大量の脂肪が存在したこと、開いていると指が脂でネトネトになった。

さて、これを志摩ではどうやって食べていたかというと、生酢の中にたっぷりのおろし生姜を入れ、開いたウルメイワシをその中にその酢に付けながら食べていた。もちろん、短時間つけ込んでも美味しい。

Tebiraki_1 今回のウルメイワシ、身にも上品に脂がのっていてとても美味しかった。マイワシのように皮下に脂が層をなしているのと違って、本当に全身にまんべんなくのっている感じ。癖もないし、本当に美味しかった。

今回のウルメイワシの前処理は、以前岡山のMさんにいただいた【ままかり】にも応用してみたが、やはり美味しかった。塩である程度締まるので、手開きも綺麗にできるのが嬉しい。

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