Azollaの紅葉
これも使っていない、ウナギの路地池でのこと。水面が赤潮のように真っ赤に色づいている。車を降りて観察してみると、Azolla、和名アカウキクサ、オオアカウキクサらしい。以前別のところで観察した時は単純に根の構造からオオアカウキクサと言ってしまったが、どうやら最近はこの仲間でも帰化植物があるらしいので、学名のAzollaという呼び名にしておこう。
外来のAzolla cristataは「特 定外来生物法」でその外来生物に指定されているため、現在では外国からの搬入や栽培は禁止されているという。
と言って、私が見つけたものが外来種だというわけではなく、合鴨などとの有機農法で持ち込まれたものが散逸したということだから、多分違うのではないか・・・・・
Azollaはシダ植物なので、近くで見るとその特徴がよく分かる。日本産のものは絶滅危惧種に指定されているらしい。除草剤などの薬品や、環境変化にとても弱いという。
これが日本固有のAzollaなら、使わなくなって人間の管理がなされなくなった養鰻場で繁殖するのは皮肉なことである。以前見つけたものも、使われなくなった養鰻場しかもハウス池だった。
乾燥に弱いということだが、水の中でなくても乾かなければ生きているようだ。
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コメント
アゾラは家の田んぼエコシステムにも欲しいで探していました。沖縄にはあったのですが、宮崎ではまだ出会っていません。宮崎ではウキクサばかりです。もし面倒でなければ送料着払いで少し送っていただけませんか。DMでお返事ください。
投稿: beachmollusc | 2007年3月15日 (木) 08時24分
了解しました。
DMを出させて頂きます。
投稿: からっぽ親父 | 2007年3月15日 (木) 13時48分