ノゲシ
暖冬だったせいか、ノゲシの花が冬中咲いていて、日当たりの良い場所では、このように背丈も伸び大きな花束状態になっている。
ノゲシは同じキク科のアキノノゲシと区別するようにハルノノゲシとも呼ばれているらしい。タンポポを小さくしたような花は、キク科の植物に間違いないと誰も推察できるが、これが帰化植物、しかも史前帰化植物であると聞いても、何のことか分からない方が多いと思う。
米や麦、またいろいろな作物とともに日本に伝来して、それがいつかは決定できないほど古い時代、つまり有史以前に帰化したということらしい。いったいそんなことがどうして分かるのだろうか、それの方が不思議である。
どのような植物があるか興味のある方はこちらを。
http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/s/sizenkikasyokubutsu.htm
他にも興味のある方は「史前帰化植物」で検索して頂きたい。
ノゲシの綿毛はまん丸で、良く実ったものでもタンポポのように簡単に吹き飛ばされない。
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