ノゲシ2
昨日までの春めいた陽気とうって変わって、きょうは西高東低の気圧配置、北西の風が体感気温をさらに下げる一日だ。とは言っても、弥生三月の日差しは暖かく、暖かいところではオオイヌノフグリも瑠璃色の花を咲かせ出した。
昨日、ノゲシの種は簡単に吹き飛ばないと言ったが、綿毛が付いた構造上飛ばないわけではなく、いったんはまとまって基部から離れその後散らばっていくようである。
ノゲシの近くにカラスノエンドウの茎が伸び始めたら、アブラムシが柔らかい新芽の汁を吸い始めたようだ。すると、そのべたべたした分泌物が下を濡らしてノゲシ種の旅立ちを阻んでしまった。ノゲシの種にとってもカラスノエンドウにとっても迷惑なことである。
これから、暖かくなるにつれてこのような小さな生命の営みがあちこちで見られる。
ちなみに、ノゲシの種はタンポポと違って綿毛の柄(え)がないようである。
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