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2007年4月29日 (日)

トリガイ

Torigai1 今年、三河湾でのトリガイ豊漁については何度も伝えたが、この地区の方々以外、トリガイの殻付きのものを見た方は少ないと思う。

トリガイはザルガイ科に属する二枚貝で、殻は薄くて非常に脆いため割れやすい。
我々が寿司などの食用にする部分は、「あし」の部分を開いて、茹で上げたものである。この開いたり茹でたりする工程の中で独特の黒い部分が取れてしまうと商品価値がなくなるとかで、非常に気を遣って作業をしているようだ。事実、色が白くなったものは安く売られている。

では、写真の拡大も。
Torigai2 英名はegg cockleだとか。

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2007年4月27日 (金)

無投薬

Unagi 久しぶりに一色うなぎ漁業協同組合の横を通ったら、M君という知り合いの立て場職員が外にいたので車を停めて挨拶をした。ちょうどそこへ、幌をかけたトラックが入ってきた。

「きょうは組合の養鰻場のウナギが上がってきたから見ていったら」とすすめてくれたので、見学していくことにした。

次々に選別台にあけられるウナギはかなり太く、良い色をしている。聞けば昨年4月から飼育を始めたもので、ちょうど一年を飼育したことになる。「親父さん、このウナギは一度も薬品を使用していないんだよ」とM君。それは素晴らしいと言ったら、ウナギは丈夫な魚で、飼育の水さえ上手く作ってやれば病気知らずなんだよと教えてくれた。

さらに興味があったのでいろいろ聞いてみたら、「餌もね、細菌の検査や重金属の検査をしているので安心安全、全ての生産履歴がはっきりしているので、最近では天然物より安心という声が大きくなってきたんだ」さらに「この地区のウナギは結構無投薬のウナギが多いよ」とも教えてくれた。

今年のシラスウナギシーズンは4月いっぱいで終了。全世界的には不漁の年らしい。消費者にとっては安くて美味しいウナギを供給して欲しいのだが、その前提として安全で安心なウナギを目指していることに嬉しさを感じた。

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2007年4月26日 (木)

B5

B5 お客さんに簡単な文書を配らなければいけないので、切らしているB5の印刷用紙を求めて、近所の文房具屋さんに行ったが売っていなかった。

それではと仕方なく車に乗って、愛知県で有名なチェーン店と新潟県が本店のチェーン店のホームセンターを廻ったがこれまた置いていない。

ではこれならあるだろうと、西尾市の大型家電チェーン店へ行ってみたら、なんとなんと広い陳列棚にたった一つだけ写真の用紙が置いてあった。店員に聞いてみると「売れないから」との返事であったが、いくらなんでもそりゃ極端ではないだろうか。

確かに公文書は全てA4になると言っていたが、短い連絡文書などは小さいB5でたくさんだ、A4に数行では紙がもったいないではないか。

私なんぞ、今までB5で作った文書が結構たくさんあるがそれを全てA4に変更しなければならないのか・・・ここまでB5を閉め出してしまう何か陰謀のようなものがあるのだろうか???

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2007年4月24日 (火)

ツバメ

Tombo_1 お客さんのところへ行ったら、倉庫の天井に例年のごとくツバメが巣を作っていた。しかし、どこか様子がおかしいと思っていたら、トンボが巣にぶら下がっている。巣の中ではツバメの親が卵を暖めているのだろうが、あまり気にしている風はない。ただ、ツバメがトンボを食べることはないようである。

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2007年4月22日 (日)

久しぶりのさかな村

Chinu_1 トリガイが豊漁で魚を捕る船までがトリガイを採りに行っているということで、さかな村の魚が少ないような気がする。

しかし、時期は時期なので例年のごとく黒鯛がたくさん揚がってくるようになり、価格もだいぶ安くなってきた。昨年はゴールデンウィークに1尾購入して刺身とアラは潮汁にしたが本当に美味しかった。今年も一度挑戦してみたいのだが、暇がないのと魚が大きすぎて一家では食べきれないのである。

並べてある黒鯛を見ると「刺身OK」と書いてあるのは新鮮なんだろう。書いてないのは煮付けか塩焼き用か?いずれにしてもこの価格なら、多少包丁を入れるのが失敗しても惜しげがないので練習用にぜひどうぞと言いたい。

最近では、写真にあるように三枚くらいには卸してくれる店があるので聞いてみると良い。確か「高橋カンパニー」でも解体してくれるようだ。

Hiougi_1 この日は珍しい、一軒のお店で「ヒオウギガイ」が出ていた。天然でのヒオウギガイは岩礁地帯に足糸で付着している。この辺の海域では棲息していないので三重県辺りの養殖物と思われる。私にとっては非常に馴染み深いものだが、ここの市場では初めて見た。

もう一つ珍しい二枚貝が出ていた。シロミルと呼ばれるナミガイではなく本物の【ミルクイ】なんと一個1000円だそうだ。ナミガイのシロミルが数個1200円くらいで出ていることがあるから、かなりの価格差である。一度だけ食べたことがあるが、シロミルと比べて確かに味がよい。めったに出ていないから、出ていたらお試しアレ。

Mirugai_1

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2007年4月21日 (土)

東海地方

高校生までを静岡県で過ごした。当然静岡県は東海地方だと思っていたし、学校の授業でもそう教わった。それが、大学に入学して同級生と雑談していたときに岐阜出身の同級生が「東海地方は愛知・三重・岐阜県で静岡県は違う、なぁ~」と相づちを求めたのが三重県出身の人間であった。当然三重県の人間もそれに同意したので、「そんな馬鹿なことがあるか」と憤慨したものである。

Toukai ところが、いざ愛知県に住んでみるとテレビや新聞など愛知・三重・岐阜でまとまっているというか、三重県も岐阜県も経済や文化で愛知県に依存しなければやっていけないような雰囲気である。いってみれば隷属とも言える。

と言ったって、それが何で【東海地方】なんだ、明らかに違うだろう。日本中にアンケートを採ったって、静岡県は東海地方として挙げられるトップか二番目のはずだ。岐阜県に旧東海道が通っているか、三重県は関西地方じゃないか(ことばも関西弁だし)。

春の高校野球、選抜大会でもそれまでほとんど無視していた「常葉菊川」が勝ち進んで決勝まで進むと、やっと東海勢扱いしだした。

はっきり言う、愛知・三重・岐阜県が三つでまとまりたいなら東海地方ではなくて【中京地方】と言いなさい!

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2007年4月20日 (金)

ケリの雛

Kerihina1 空き地でケリの親子が餌を探していた。雛は双眼鏡で見ないとうまく確認できないくらい小さい。

ケリは大型のチドリの仲間で、卵を抱いているときや子育てをしているときは、近くに来る鳥や犬、はたまた人間にまでけたたましい声とともに空中から襲いかかってくる、それでも駄目なときは地上に降りて、自分が傷ついたふりをして、敵を卵や雛から遠ざけようとする。

ケリの雛を間近で見たいときは、雛の位置を確認しておいて一気に近寄っていく。もちろん親のケケケケッという激しい鳴き声がやかましい。しかし、その前に雛への「動くな」という命令があるので、雛は見事に小石の中にとけ込んで、なかなか見つけることはできないのだ。
Kerihina2 私が小さな頃は、遠州ではこの鳥を見たことがなかった。もちろん、この三河地方でもいなかったという。ケリは関東地方に多い鳥だったのが少しずつ西へ移動しているらしい。生物は東から西へ移動するのだろうか・・・・・

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2007年4月19日 (木)

鼻毛カッター

Hanage 鼻毛が伸びるたびに鏡を覗き込んで、眼科用の小さなハサミでチョキチョキと切っていたが、鏡の中は像が反対なのでなかなか難しく、時々鼻に突き立てていた。

鼻毛カッターなるものがあることは知っていたが、わざわざ買いに行くこともないので、相変わらずハサミで切っていたが、プリンターのインクを買いに行ったときにふと思い出して、鼻毛カッターを見に行ったら、あるわあるわ。

どれがよいか、もちろん分かるはずもなく、試しに使ってみることもできないので適当に買ってきた。SEIKOのもので1980円。(電池別)帰ってきてから、おそるおそるスイッチを入れて鼻孔に入れてみた。鼻毛に届いていないので反応がない、もっと奥まで入れてみるとバリバリと電気カミソリのような音がして気持ちがよい。次第に大胆になり、鼻粘膜すれすれにやってみたが傷がつくようなことはなかった。うぅ~ん、これは癖になってしまいそう。

何日かして、夕食後テレビを見ながらバリバリやり始めたら、娘二人がしばらくの沈黙後大爆笑してくれた。

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2007年4月17日 (火)

選挙

町議会選挙が始まった、議席数14に対し候補者が16名。二人落ちることになる、どうせならもっとたくさんの人が立候補して、落ちる人間が多い方が面白い。22日が投票日だから、選挙戦は実質5日間だけである、つまり当選者は4年間でこの五日だけ頭を下げればm(._.)mよいのである・・・う・う・う・うますぎる・・・

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2007年4月15日 (日)

幸兵衛窯

Koubegama 昨年の11月に多治見の【幸兵衛窯】へ行った話をしたが、まだかなり寒い頃にその幸兵衛窯から蔵出し市の案内はがきが来ていたので午前中に行ってきた。

幸兵衛窯といえば、岐阜県多治見市市之倉にある名門の窯元であることは誰もが認めるところである。現当主は7代目加藤幸兵衛さんであり、その父は人間国宝であった加藤卓男さんである。本館二階には加藤卓男さんの復元されたラスターKoubegama2 彩や青釉、三彩などが無防備に飾ってある。よく焼き物は分からない、という声を聞くがこの作品群を観れば誰もがそのすばらしさに納得して感動できると思う。

他にも古陶磁資料館や工芸館があり美濃焼のルーツなどを資料とともに教えてくれたり、現当主の作品展示も観られる。

さて、きょうは蔵出し市ということで、早朝6時に西三河の我が家を出発。我が家から岐阜県や長野県へ行くには全く便利になったものだ、豊田南インターから高速道路に乗り、東海環状自動車道であっという間に瀬戸品野インターへ。瀬戸と市の倉は全くの背中合わせの場所で所要時間一時間弱のドライブであった。

蔵出し市は9時からだが、会場が狭いため混雑時には入場を制限されてしまうので、7時から入場整理券を配るのである。早かったので4番目と5番目をゲット。
時間があるので、ゆっくりと加藤卓男さんの作品を鑑賞できた(きょうは入場無料、通常は300円)

Koubegama3 買い物はどれも素晴らしいため、目移りがしてしまい小品を数点購入するにとどまった。写真右は織部の一輪挿し、左は三彩風のミルクピッチャーだがこれも小さい野の花を挿しても面白い。実は我が家はほとんどコーヒーを飲まないので、ミルクピッチャーの必要はないのだが、春らしい色につい誘われて、手が伸びてしまった。

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2007年4月12日 (木)

ウバメガシ

Ubamegashi2 車を運転していたら、中学校の周囲にあるウバメガシが淡黄色に染まっていた。

何度も言うようだが、ここ一色町には自然な林や森はない。したがって、ウバメガシは公園や生け垣などで人工的に植えられたものがあるだけである。

長い房状の花はどうやら雄花のようである。栗や椎の花に良く似ているが、近寄っても花を近くに寄せて匂いを嗅いでも、精液の匂いに例えられる、あのむせかえるような栗や椎の花の匂いはない。

Ubamegashi1 もちろん、ドングリがなるが、発芽に関しては結構逞しいらしく、木の下を見てみると小さい苗がたくさん生えていることがある。
志摩半島を含む紀伊半島では普通に自生していて、紀州の備長炭の材料になることはあまりにも有名である。これくらい、次から次へ発芽してくれば多少の伐採でも補充が聞くのだろうか。

一色町の養鰻業者が、使わなくなった露地池の再利用を考えて、金魚やハゼ、はUbamegashi3 たまたキャットフィッシュなどそ飼育を考えていたので、「ウバメガシ畑にして将来備長炭を作ったら、ウナギと関連しているし・・・」と提案したのだが、即却下されてしまった。

良い案だと思うけど・・・・・

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2007年4月11日 (水)

セイヨウノダイコン

Seiyounodaikon 近年、一色町の特に西部の中堤防と呼ばれる道路の両脇はこの花でいっぱいだ。まさしく大根の花で、つい先頃まで【ハマダイコン】だとばかり思っていたのだが、あまりの繁殖力に頭の中が疑問符でいっぱいになり、調べたところ【セイヨウノダイコン】ではないかと推測した。

しかし、ネットでのセイヨウノダイコンの記述は少なく、特に分類に関することはほとんど載っていないし、手元のSeiyounodaikon2 図鑑でもハマダイコンとの違いが【ハマダイコン:果実の幅が1cm以上。種子は普通4個以下】【セイヨウノダイコン:果実の幅が6mm以下、種子は普通6個以下】とあるだけ、しかもこの図鑑セイヨウノダイコンのページに参考でハマダイコンとの違いが書いてあるが、その文中にはセイヨウハマダイコンとあるので、何がなんだか分からなくなってしまう。

まあ、比較的清楚な美しい花なので、咲くのを楽しみにしていたら、本当にあっという間に広がりだして、昨年までセSeiyounodaikon3 イヨウカラシナの群落になっていた河川敷が、なんとこの花に替わってしまったので、ちょっと疑問に思ったわけである。

そう、日本の在来種がこんなに逞しいはずがない。(葛は結構逞しいらしいが・・・・・)

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2007年4月10日 (火)

祝1周年

Nagamihinagesi 昨年4月12日からブログなるものを始めて、1周年が経過した。当初、ブログとはいったいなんぞや、と思いつつも日記のようなものだからとあまり勉強もせずに適当に日にちを埋めていたら、今になっても何がなんだか分からない。

このブログは@niftyが運営する、ココログというブログで、プランはベーシック。会員なので無料で2ギガつまり約2000メガを提供してくれている。コントロールパネルで見てみると、一年経った現在46.3848MB(2.38%)を使用しているらしい。全部埋めるには単純に40年以上かかることになる。

@niftyは数あるブログの日々の書き込みをカテゴリー別に紹介してくれているようで、時々知らない方からのご訪問や、御教授を頂くことがある。「ムクの実」の件や、鹿の生肉の件ではお世話になった。また、アクセス解析が導入されているので、検索ワードやリンク元などが分かり面白い、検索ワードではやはり「一色漁港」や「一色さかな村」などが断トツに多い、近年一色の市場へ来る方が多い割に情報が少ないためと思われる。

一年が経過してしまうと、書くことが少なくなるがお暇なときに冷やかして欲しい。

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2007年4月 8日 (日)

亀城公園

Kijoukouen というわけで、亀城公園へ早朝行ってきた。昨日の雨と、今朝の露であちこち湿っていたが、花見客は全くおらずに散歩している方々と、私のようにカメラを持っている方々ばかりであった。

亀城公園は刈谷城の跡で、城の面影は全くないが刈谷の町はずれにあり、桜の名所となっている。刈谷城は戦国時代、水野家のお城で徳川家康の母【お大の方】が5歳から14歳までここに住んだという。(生まれたのは川を挟んで対岸の東浦町の緒川城)
Kijoukouen2 Kijoukouen3 桜は満開を過ぎ、今日が見納めであろうか、昨日とはうって変わって、上天気の予想である。見頃の桜の下には既に場所取りのシートが敷かれて歩く場所もないくらい。看板には、「危険なのでロープや紐を使って場所取りをしないで」と書いてある。「花より団子の皆様へ」と書いておけばよいのに・・・・・

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2007年4月 7日 (土)

テスト

携帯電話から書き込みができるとの事なので、そのテスト。
日中曇り空で夕方には晴れるという予報だったが今は本格的な雨になってしまった。まだこちらのサクラは、すぐには散らないだろうが、今夜の夜桜見物を予定している人はがっかりだろ〜なぁ。

明日、天気が良ければ亀城公園へ行ってみようかな〜。

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2007年4月 6日 (金)

名物

Karashirenkon 学生時代、長崎に住んでいた。良く書くように今からうん十年前の話だ。大学へ行ったのが、九州へ行った初めてであったし、大阪万博より西へ行ったことがなかった、同じ日本なのだからそれほどの違いはないと思っていたのだが、初めて長崎駅前で食べた【ちゃんぽん】には驚いた、野菜や肉エビなどがてんこ盛り、派手なかまぼこもすごかったが、豚骨スープの独特の匂いに食欲ではちょっと自信がある私も全てを食べきれなかった。当然、そんなんだから【皿うどん】も皿にのった焼きうどんだと思っていたら、乾燥麺にあんかけ野菜がのっていて、しかも大学の学食で普通に昼定食で出てくる。

その後慣れてくると、病みつきになって自分の故郷のラーメンなどが物足りなくなってくるのだから不思議なものだ。

4年生の(4回生という言い方をするところがあるが、どうも違和感がある)秋、実験場での夕食時、D先生がカラスミを食べたことがないという私たちに、「君たちは長崎に4年も住んでいながら、カラスミを食べたことがないのか」とあきれて、「それじゃ今度食べさせなければいかんね」とおっしゃった。当然、水産学部の学生であるからカラスミが何であるかは知っていたが、とてつもない高価なものだと言うことも知っていたので、食べられる身分のものはいなかったのだ。

約束通り、D先生からカラスミとともに「長崎の正月料理だ・・・」という【百尋(ひゃっぴろ)】が届いた。http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLJ,GGLJ:2006-42,GGLJ:ja&q=%e7%99%be%e5%b0%8bもちろん、これも全員初めて食べるもの、その夜はD先生に感謝しつつ大いに盛り上がった記憶がある。

現在では、情報も運送も遙かに進歩してしまって、毎日のように日本全国のグルメ番組をテレビでやっているし、インターネットでもすぐに仕入れることができる。先日、熊本名物【からしれんこん】をいただいた。鼻を殴られたような強烈な刺激は強烈だが、焼酎を飲みながらついつい手が出てしまう不思議な食べ物。

白状するが、これも九州にいる間は一度も食べたことがなかったのである。

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2007年4月 5日 (木)

トキワシノブ

Shinobu 昨年末、お客さん周りをしていたらTさんという方から「ほい、お正月用。今はこんなものも作ってるんだね」と言って頂いたものが、写真。 真冬の緑の少ないときにマンションやアパートなどの小さい玄関に置くにはなかなか面白いと喜んで頂いて帰った。

その時は、吊りシノブにするシノブの根を水苔で巻いてガーゼでくるんだものであろうと思っていた。

我が家の女性軍は、植木や花などの鉢物を蹴り倒すことはあっても、けっして水なんぞを与える人たちではないので、私が仕事から帰って水苔部分が乾いていると、水を与えていた。しかし、最近その愛情のためかいやに生長が良くなって、葉を茂らすし、銀白色の毛が生えている根らしきものもにょきにょき空中に伸びてきた。

そこで、初めて「これはシノブなんだろうか?」と思いネットで調べてみると、【トキワシノブ】というのが正解らしい。中国南部原産で、日本産と比べて常緑であり、常磐(ときわ)とは常緑の意味というようなことが書いてある。ここにそっくりな写真がある。
http://www.rakuten.co.jp/hanadate/772664/772686/

今から水苔と炭を使って、もう少し大きくなっても大丈夫なように繁殖場所を広げてやろう。

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2007年4月 4日 (水)

4月4日

Namigasira 昭和4844日の長崎県野母崎町は、前日の小さい低気圧の通過で弱い冬型になり、日射しは強いものの海上は強い風でウサギが跳んでいた。午前中、スキューバ潜水をするための試験の一つ両手を挙げての立ち泳ぎ30分(1時間だったかもしれない)の追試に合格した私と三田くんは昼からの初めてのスキューバ潜水に期待と不安でいっぱいだった。

長崎大学水産学部には潜水をしながら海洋生物の研究をしようという潜水部というクラブがあったが、潜水ということばでは漁業者や漁協に聞こえが悪いということで、海洋研究会と名前を改めたばかりであった。当時、貧乏学生ばかりが集まっていたクラブでは、常時スキューバ潜水を行うことは夢のような話で、通常は長崎市近海で素潜りを行いながら生物の採集や潜水技術の向上を目指していた。スキューバのボンベやレギュレーターは、クラブ所有のものが二組あるだけで、素潜りで完璧に潜ることができなければ、安全なスキューバ潜水はできないという考え方から、一年生が初めてスキューバ潜水ができるのは春休みの野母崎合宿で、しかも遠泳を始め、垂直潜水10mなどのいくつかの試験があり、その中に前述の立ち泳ぎの試験もあったのだ。

Nomo2  野母崎町は長崎市の南にある漁村で、学部の実験場があり何十人かの宿泊もできるし学部のボンベや船外機も借りられる非常に便利なところであった。

クラブには数人の一年生がおり、私と三田くん以外は前日に試験に合格してスキューバ潜水を終え、夕食時には口々に素潜りとは違った海底の美しさや、生物の動きを教えてくれる。試験に落ちて潜れなかった我々を羨ましがらせようとしていたのだろう。

それでも何とか試験に合格した私たちは、冷やかし半分の同級生や先輩とともに船外機付きのボートに乗り込み実験場の北、水深十メートル位のところにアンカーを下ろした。私はM先輩と、三田くんはF先輩とバディを組みそれぞれに潜り始めた。潜る前に誰かが「三田、死ぬなよ」と冗談を言うと、三田くんが「俺が死んだら今日の食事当番だから、みんな飯を食えないぞ」と返事をして笑い合った。

初めてのスキューバ潜水は本当に感動の連続であった。カンザシゴカイ類の触手や、アミの眼の光、ガンガゼの棘の動きに夢中で30分ほどの時間を過ごした。M先輩の浮上の合図があり、初めてのスキューバでの浮上は緊張するものだった。浮上すると、仲間がすぐに船を寄せてくれておめでとうのことばとともに引き上げてくれた。どうやら、私たちの方が三田くんより早く浮上したようだ。

Nomo_1 船上の仲間たちは、次にどこへ浮上してくるのかあちこちに目を配りながら、探している。すると船から数十メートル離れたところに浮上、しかしF先輩の動きがおかしい。明らかに救助を求めている。船を寄せて、三田くんを船に引き上げてみるともう彼の意識はない。心肺停止状態である、すぐに先輩たちが心臓マッサージとマウスツウマウスを始める、船はすぐに実験場裏の海岸に乗り上げ、救急車を呼ぶとともにウエットスーツをハサミで切り、人工呼吸を続けた。何もできない私たちは、手指や足先のマッサージを始めた。「生き返ってくれ、生き返ってくれ」と祈りながら、しかしそれとは反対に手足は冷たくなっていったのだ。

あれから30数年、彼のことを覚えている人間が何人いるだろうか。

いや、我々仲間はきっと44日を忘れないだろう。あの日あの海岸にいた者は、それぞれの場所にいても忘れることはない、一年に一度三田くんのことを思い出すのだ。

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2007年4月 2日 (月)

黄砂

Kousa2 朝から景色がぼやけて見えると思っていたら、車のガラス窓や、屋根に黄砂が降り積もって汚くなってきた。『太陽が黄色く見える』とは別の時の表現らしいが(別の時を経験したことはない)本当に、太陽の輪郭がはっきりせずに黄色く見える。

視覚だけの問題なのか、黄砂を吸い込むことによっての影響なのか、こんな日はなんとなく気分も憂鬱である。

すぐそこの一色大橋もぼやけて見えるが、三河湾では対岸の知多半島どころか船もはっきり見えない。
Kousa3 いっそ土砂降りになって、すかっと洗い流してくれるといいんだけど。

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2007年4月 1日 (日)

畑の紅葉

Ninjin2 きょうは4月1日日曜日、早朝から仕事をして一度帰宅し、今再び仕事場に出てきた。一色町の仕事場へ来るまでの間の碧南市で畑の色が赤くなっているので、狭い道を曲がり寄り道してみた。

なんと碧南特産のニンジンである。引き抜いたものをこれから集荷するのかと思ったが、ニンジンは既にひからびているのでこれは出荷されずに見捨てられたニンジンであろうか。

そういえば、今年の冬は暖冬で冬野菜の豊作貧乏があちこちで伝えられ、キャベツや大根が捨てられたり、トラクタで踏みつぶされて畑にすき込んでいる映像がニュースなどで見られた。
Ninjin1 「もったいないから何とかならないのか」とか「恵まれない子供たちの施設で使えないか」などの声がいつも挙がってくるが、農家の方々も商売でやっているのだから何ともならないだろう。無料で差し上げていたら、市場価格はますます下がってしまう。

まあ、他にもダイコンやキャベツなどは複雑な事情があるようなのだが

http://ch12255.kitaguni.tv/e342361.html

ニンジンはどうなのだろうか?

単純に畑がきれいだと、野次馬根性で写真を撮ってきてまことに申し訳ない。

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