セイヨウノダイコン
近年、一色町の特に西部の中堤防と呼ばれる道路の両脇はこの花でいっぱいだ。まさしく大根の花で、つい先頃まで【ハマダイコン】だとばかり思っていたのだが、あまりの繁殖力に頭の中が疑問符でいっぱいになり、調べたところ【セイヨウノダイコン】ではないかと推測した。
しかし、ネットでのセイヨウノダイコンの記述は少なく、特に分類に関することはほとんど載っていないし、手元の 図鑑でもハマダイコンとの違いが【ハマダイコン:果実の幅が1cm以上。種子は普通4個以下】【セイヨウノダイコン:果実の幅が6mm以下、種子は普通6個以下】とあるだけ、しかもこの図鑑セイヨウノダイコンのページに参考でハマダイコンとの違いが書いてあるが、その文中にはセイヨウハマダイコンとあるので、何がなんだか分からなくなってしまう。
まあ、比較的清楚な美しい花なので、咲くのを楽しみにしていたら、本当にあっという間に広がりだして、昨年までセ イヨウカラシナの群落になっていた河川敷が、なんとこの花に替わってしまったので、ちょっと疑問に思ったわけである。
そう、日本の在来種がこんなに逞しいはずがない。(葛は結構逞しいらしいが・・・・・)
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