ウバメガシ
車を運転していたら、中学校の周囲にあるウバメガシが淡黄色に染まっていた。
何度も言うようだが、ここ一色町には自然な林や森はない。したがって、ウバメガシは公園や生け垣などで人工的に植えられたものがあるだけである。
長い房状の花はどうやら雄花のようである。栗や椎の花に良く似ているが、近寄っても花を近くに寄せて匂いを嗅いでも、精液の匂いに例えられる、あのむせかえるような栗や椎の花の匂いはない。
もちろん、ドングリがなるが、発芽に関しては結構逞しいらしく、木の下を見てみると小さい苗がたくさん生えていることがある。
志摩半島を含む紀伊半島では普通に自生していて、紀州の備長炭の材料になることはあまりにも有名である。これくらい、次から次へ発芽してくれば多少の伐採でも補充が聞くのだろうか。
一色町の養鰻業者が、使わなくなった露地池の再利用を考えて、金魚やハゼ、は たまたキャットフィッシュなどそ飼育を考えていたので、「ウバメガシ畑にして将来備長炭を作ったら、ウナギと関連しているし・・・」と提案したのだが、即却下されてしまった。
良い案だと思うけど・・・・・
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