無投薬
久しぶりに一色うなぎ漁業協同組合の横を通ったら、M君という知り合いの立て場職員が外にいたので車を停めて挨拶をした。ちょうどそこへ、幌をかけたトラックが入ってきた。
「きょうは組合の養鰻場のウナギが上がってきたから見ていったら」とすすめてくれたので、見学していくことにした。
次々に選別台にあけられるウナギはかなり太く、良い色をしている。聞けば昨年4月から飼育を始めたもので、ちょうど一年を飼育したことになる。「親父さん、このウナギは一度も薬品を使用していないんだよ」とM君。それは素晴らしいと言ったら、ウナギは丈夫な魚で、飼育の水さえ上手く作ってやれば病気知らずなんだよと教えてくれた。
さらに興味があったのでいろいろ聞いてみたら、「餌もね、細菌の検査や重金属の検査をしているので安心安全、全ての生産履歴がはっきりしているので、最近では天然物より安心という声が大きくなってきたんだ」さらに「この地区のウナギは結構無投薬のウナギが多いよ」とも教えてくれた。
今年のシラスウナギシーズンは4月いっぱいで終了。全世界的には不漁の年らしい。消費者にとっては安くて美味しいウナギを供給して欲しいのだが、その前提として安全で安心なウナギを目指していることに嬉しさを感じた。
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コメント
素晴らしいですね。
こういう事をもっと消費者にどんどん
アピールしてほしいですね。
名古屋千種区に新しくオープンした「セントラルガーデン」の中に成城石井高級スーパーができて毎日
賑わっています。そこで扱っている鰻はまさに
一色の鰻。見るからに良い鰻です。
投稿: 秀子 | 2007年4月28日 (土) 10時45分