エノキの虫こぶ
散歩をしていたらエノキの葉や葉柄に面白い形をした虫こぶらしきものがたくさん見えた。
葉ごとむしって持ち帰り、さっそく【エノキ>虫こぶ】で検索してみると、あったあった。【エノキトガリタマバエ】の虫こぶで間違いないだろう。中には幼虫が入っているということで、一つ開けてみると小さい虫が入っているのが見える。
虫こぶはこの時期だけに見えて、これ以降下に落ちてしまうのだそうだ。そして、来年の3~4月に羽化、エノキの新芽に産卵して虫こぶを作るという、全く不思議な生態である。
ネットで成虫を探しても見つけることができないわけだ。おそらく、それほど見栄えのする成虫ではないが一度見てみたいと思うのは私だけだろうか。
この開けてしまった虫こぶの幼虫は来年羽化することはできないが、初老の親父の好奇心をある程度満足させてくれた、ありがとね。
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コメント
この虫は木に悪さをするわけではないですか?
投稿: こびんす | 2007年5月22日 (火) 18時50分
うぅ~ん、どうなんでしょうね。
虫こぶ自体、木の組織で作られていますからね。
しかも、枯れないということはそのまま組織が繋がっているでしょうし、全然影響なしとはいえないんじゃないでしょうか。
投稿: からっぽ親父 | 2007年5月23日 (水) 13時10分