トリガイ殻むき
一色町のYさんの家へ行ったらトリガイの殻を剥いていた。剥くといっても、刃物を使うわけではなく、捻って蝶つがいをはずすだけである。
私は彼から何度もトリガイをいただいているが、いつもきれいに開いてあって、トリガイの剥いた状態がどのようなものか全く知らなかった。アサリのような状態で、そのあしの部分だけを利用していると思っていたのだが、そうではなくてあしの部分の筋肉部が内臓まですっぽり包み込んでいるのがこの貝の特徴らしい。
従って、このころころしたものがトリガイの中身のほとんどで、あとは外套膜と貝柱、エラが残るのみである。
これを包丁で開き、内臓を包丁で取り除くと生開きが完了。それを茹でたものが、寿司ネタなどででまわっているものである。生開きはホットプレートなどで焼きながら食べると、甘みが増して美味しい。
それにしてもこの形、トリガイという名前がピッタリの形だと思わない?
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コメント
思います、思います。(*^_^*)
鳥の横顔、はたまた生まれたての鳥のようにも見えます。
投稿: おーちゃん(chiba) | 2007年6月 2日 (土) 11時21分
確かに鳥に見えますよね~、でも私がスーパーで見るトリガイって手が掛かっているんですね~、これからはもっと味わって食べなくては・・・。
トリガイ今度は焼いて食べてみる事にします、醤油?イエイエ醤油に溶いたオ・ジ・ダ・レ・・・で!
投稿: 北割H | 2007年6月 3日 (日) 00時02分
今年は三河湾のトリガイが豊漁だったので、本当に楽しませてもらいました。ただ、北割さんのおっしゃるとおり、いただくときには既に開いて調理してあるので、その姿や作る方の苦労は分かりませんでした。
開いた姿だけを見ていても、トリガイの謂われが分かりません。今回、ちょっと勉強になったかな?
投稿: からっぽ親父 | 2007年6月 4日 (月) 07時09分