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2007年7月26日 (木)

ポリドラ2

昨日の続き。

polydoraに寄生(ではないかもしれないが)された二枚貝は、当然自分で防ぐことはできないが、人間の力を借りてもなかなか防ぐことは難しい。しかし、アコヤガイだけはある特殊な方法で、人間が防御・駆除が可能である。

それは【淡水処理】と【濃塩水処理】。

アコヤガイは真水に入れてもキッチリ貝の口を閉じ、数時間そのままでも平気である。これにより、まだ穿孔していないpolydoraや他の淡水に弱い生物は、全て死滅してしまう。ただし、フジツボなども同様に淡水に強いので、フジツボは死なない。これは、アコヤガイが1cm以下でも行うことができる。

もう一つの方法は、アコヤガイを水圧できれいにする機械にかけてから、濃塩水(飽和塩水)にしばらく浸け、その後日陰で1時間以上乾燥させる方法である。濃塩水が、polydoraの部屋に入って、乾燥するのでpolydoraの塩漬けができあがるわけだ。この方法は、かなり有効と思われ、真珠の浜揚げの際にアコヤガイの内側が真珠層で修復されているのをよく見た。このように、polydoraが駆除されたアコヤガイは、貝柱も太く、グリコーゲンもしっかりのっていて、身入がよい。イコール真珠の出来もよいわけだ。

しかし、残念ながらこの二つの方法はヒオウギガイやホタテガイでは貝そのものにダメージを与えてしまうので、行うことができない。

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