イトヒキアジ
別に珍しい魚を探しているわけではないのだが、イトヒキアジが売られていた。価格もイトヒキアジが5尾とカゴカキダイが1尾で300円。基本的にワンコイン以内で納めたい私としては、好奇心も満足されるというダブルの喜びで購入してしまった。
いつも調理を教えてくれる【魚次】さんのおばちゃんはイトヒキアジの名前は知らなかった。そりゃ滅多に揚がらないからね、「鰺の仲間なんだよ」と教えて上げた。確
かに尾柄部に【ゼンゴ】がある。
あちこちで調べると、この背鰭としり鰭が長くなるのは小さいときで、大きくなると体高も狭くスマートになって1メートルくらいにまで成長するというからこれなんぞはまだ幼魚ということだ。
それにしても、名前の通り糸を引くような鰭の長さである。食用よりは水族館向きといっても良い。
味については「鰺の仲間だから美味い」とどこも書いてあるが、独特の臭みがあると書いてあるところもある。それでは、塩焼きが一番味が分かるだろうと、やってみた。
もちろん、長い鰭は焼く前にキッチンバサミで切っておいた。
焼きたての魚にスダチを搾って食べてみると、これがまた実に美味しい。癖も臭みも全くなく、適度に脂がのっているし、絶品と言える。
散歩をしていたら使っていない養鰻池でバンが毛づくろいをしていた。バンはクイナの仲間でどちらかと言えば飛ぶより走ったり、泳いだりする方が得意なようである。事実、見かけるのはいつも水辺かその近く、飛んでいる姿は一度も見たことがない。単に知らないだけかもしれないが・・・・・
一時期養鰻の不況により鉄筋のハウスでも使用しないところが多くなった。適度に葦やガマが生えると、バンの子育てには絶好の池となっていった。ビニールは貼ってなくても鉄筋の屋根があるため、上方からの猛禽類の襲撃が回避されるからである。
秋だから、ここさかな村のいくつかの魚屋さんでもサンマが売られている。当然ながら、今ここで売られているサンマは地元のものではなく、北海道あたりから送られたものであろう。
全長30cm程の【エビスダイ】らしき魚が出ていた。他の魚と混じっていない全くの単独で500円ということなのですぐに購入。持ち帰ってあちこちを撮影してみた。
真っ赤な魚だが、鎧のようにびっしり並んだ鱗は金色に輝いて実に美しい。しかも、ほんとうに固く、出刃の刃が通るかちょっと心配。
とにかく、紙ヤスリをさらに強力にしたような鱗なので、素手で触っていると指先などはボロボロになってしまい、気がつかない切り傷もたくさん出来ている。
今朝、珍しいアカザエビが出ていた。ウチワエビ1尾とセットで600円は安いとも高いとも言えず、微妙な値段の設定だと感心する。
本日午前中、船から人が落下し行方不明ということで、ヘリコプターが何機か一色沖を捜索して大騒ぎであった。
私は一度も買ったことがないが【アカエイ】もこの市場では良く出ている。それも、大きい座布団よりさらに大きいものが多く、処分に困る、というのが本音。また馴染みのない構造なので気味が悪く、ましてや我が家の女性軍は手を出してくれないと思うので購入できない。
(左の小さい箱が小分けした切り身)それでもかなりの量である。
最近、一色の市場に時々トビウオが出ていることがある。それも、大量にではなくてこのように他の魚に混じって売られているか、単独でも数尾程度である。
今、近くの美術館で『画家 岸田劉生の軌跡』と題して彼の展覧会が開かれているので行ってきた。近くといっても歩くと30分ほどあるので、残暑厳しき折(9月16日)半分ほど歩いたところで車で来れば良かったと後悔をし始めた。
『桜島の海へ』出羽慎一:写真・文を見ていると、魚の写真も美しいし面白い生態も我々に教えてくれるが、無脊椎動物の造形美やそれを住みかとする不思議な生き物も見せてくれる。このように棘皮動物や腔腸動物の体の一部を借りて生活するエビやカニなどは我々が学生時代はまだまだその存在が一部の人だけにしか知られておらず、ましてや図鑑や写真集ではほとんどお目にかかれなかった。
のエビが真っ赤に変わっているではないか。すぐに仲間を呼びその後交代で観察を続けたら、さらに体色は変化し、ほぼ透明状態になることが判明した。
体色変化の実験は、当初自然光での変化を観察し、体色のphaseを決定。その後、連続暗闇にしたものとの比較を行ったり、元に戻したりして実験を続けた。
30ウン年前、卒論の合間のお遊びで小さな研究会で発表しただけで、論文は書いていない。
鹿児島のTさんからお魚関係の本が2冊届いた。彼女の出身は長崎なので、今年夏、『長崎歴史博物館』で催された、特別企画展『シーボルトの水族館』のために作られたものが一冊、もう一冊は出羽慎一さんというかたが作った『桜島の海へ』という水中写真の本である。送ってくれたTさんは鹿児島水族館の魚類同定などのボランティアをしているので、その関係のお友達ということらしい。
最後にもう一つ、魚別にグラバー図譜との絵の比較があるが、「ウナギAnguilla japonica」の絵が少しおかしいのでそのまま計測してみた。吻端から背鰭の基部をA、吻端からしり鰭の基部までをB、全長をCとし、(A-B)÷C×100が0~5は短鰭型7~17が長鰭型という仲間に分けられ、japonicaは長鰭型に属するのだが、この上の慶賀さんという絵師が描いたウナギは4であるから、短鰭型でありjaponicaではないことになってしまう。短鰭型のウナギはボルネオなどの南方に数種類いるだけだから、当時の日本で混獲されるはずもなく、絵師の測定ミスであろうが少し面白かった。ちなみに、下の絵グラバーさんが描かせたウナギは10であるから、合格である。
ダイシャクシギ、セスジスズメに続くお食事シリーズ第3弾。
ここここれって、もしかして見方を変えれば【売春】?
この写真はきょうのものではないが、今週は比較的高級な魚が出ていて、一箱単位では高価すぎるので小分けしてくれないかなぁ~と思うこともあった。
一色町から車で一時間ほど走ると、商売繁盛で有名な豊川稲荷がある。この辺の商売をやっている方、自営業の方は正月に必ずお詣りして、自分の仕事が上手くいくようにお祈りをしてくる。
俗に三大稲荷神社として名前を挙げているのは全国に数多くある。京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷、茨城県の笠間稲荷、そしてここ豊川稲荷が有名だが、ここ豊川稲荷は曹洞宗の寺院である。
先日、おーちゃんのブログで【オオスカシバ】を見せてもらったら、きょうはお客さんのところで同じくスズメガの仲間の【セスジスズメ】の幼虫らしきものを見た。ベゴニアの仲間だと思うが、ウジャウジャいてちょっと気味が悪い。
干潮の海岸、ダイシャクシギだと思うのだが、朝食に夢中であった。シギの類は余程人間が近づかなければ、食事の方を優先してあまり逃げることはない。
ニザダイは薄く切ってから氷水で【洗い】にしてみた。
ダイバーにはお馴染みの魚であるが、ここ一色町ではあまりお目にかからない【ニザダイ】の小さいもの(全長27~8cm)が200円で売られていた。この魚は獲れる場所や季節によって評価が異なる魚であるが、200円というのはこの大きさではやや高い。
三の字と呼ばれる訳は尾部近辺に見える黒い模様、三つではなくて実際には四つある。ここは骨だか鱗だかが変化したもので非常に固く鋭い刃物のようである。
台風9号が近づいているので当然のことながら船は出ていない。朝から降ったりやんだりの天気だったが、昼からは本格的に降り、やむときがない。
以前海老煎餅の話題が少し出たが、ここ一色町はかなり以前から海老煎餅の製造が盛んである。どれくらい以前かというと
手元に戦前の一色町の小学生高学年(現在で言うと)の文集の復刻版があるが、その中に『・・・近年煎餅の製造は殊に盛んになって、現在では町内に大小五、六十の製造家が出来た。・・・・・海老煎餅は和歌山・兵庫・福岡・熊本の諸縣からも産するさうだが、皆我が一色から講師・技術家を招いて指導を受けて居る程で、我が一色こそ日本一の産地といっても過言ではなからう。・・・・・』(郷土趣味読本 一色町 株式会社 国書刊行会発行)と書いてあるから、当時から一色町の誇るべき主な産業であったのだろう。
一ヶ月ほど前の話で申し訳ないが、一色町の海岸にある公園でタカサゴユリの写真を撮っていたら、草むらの中に小さな紫色の花が見えた。背丈は30cmほど、花の直径は1cm位だろうか。こういった花は全景が写しにくいのでついつい花のマクロ写真になって、花の名前を探すのに苦労するのだ。
で、帰ってから図鑑をバタバタやっていたら。帰化植物図鑑に【ヒナキキョウソウ】というキキョウ科の花があり「あ~これこれ」と決定したが、どこか違和感がある。花の付き方がどうも違うような気がするのだ。ところが、全景を写した写真がないので、もう一度出かけて(このころはもう花期が終わっていた)申し訳ないが1本抜かせてもらった。
土日にさかな村に来られた方はよくご存知だが、非常に混雑している。駐車場も近くにないのでかなり離れたところに停めざるをえない。
このように手にしながらフラフラ歩いているので小さいお子様の顔の高さは非常に危険である。ここさかな村では、嫌煙権よりもさらに危険なやけどの恐れが多分にあるのだ。
台風が近いためか、きょうはあまり魚がなかったような気がする。天然ウナギらしきものが出ていたが買う人がいるのだろうか?
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