ニザダイ(三の字)
ダイバーにはお馴染みの魚であるが、ここ一色町ではあまりお目にかからない【ニザダイ】の小さいもの(全長27~8cm)が200円で売られていた。この魚は獲れる場所や季節によって評価が異なる魚であるが、200円というのはこの大きさではやや高い。
しかし、写真を撮るために購入してみた。
三の字と呼ばれる訳は尾部近辺に見える黒い模様、三つではなくて実際には四つある。ここは骨だか鱗だかが変化したもので非常に固く鋭い刃物のようである。
写真は、上から見たところで両側の鋭い刃のようなものが見える。一番後ろのものが大きいようだ。
その昔、志摩にいたときに食べたことがあるが、「良く血抜きをしないと臭い」と言われ、尾部を切って吊しておいてから刺身にしたらとても美味しかった。二回目の時はハマチの養殖場付近で獲ったもので、洗いにしたのだが氷水の中で脂がマーガリンのように固まって食べられたものではなかった。
さてこの魚も刺身で食べてみるが評価はまたこの次に。
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