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2007年10月 1日 (月)

エディット・ピアフ

Piaf 雨の日曜日『エディット・ピアフ-愛の賛歌-』を近くの映画館で観てきた。初回の上映が9:10からなのか、観客は15人ほどで前後左右に人間を感じることがないのでゆったりと観ることができて良かった。

私にしては珍しく、事前になんの調べもしていかず、「フランスの有名なシャンソン歌手」であることと、何曲かの歌の題名を知っていただけであったが、帰ってその方が良かったのかもしれない。

レイ・チャールズの映画『Ray』のジェイミー・フォックスのときもそうだったが、今回のエディット・ピアフを演じたマリオン・コティヤールさんの演技も素晴らしく、あっという間に時がたってしまった。こういった演技力というか役者魂とかを日本の俳優さんと比べると、格段の差があるように感じる、何年やっても100メートル走で日本人が決勝に進めないような感覚かな。

まあ、グラビアアイドルやオーディション番組からいきなり映画スターになってしまえば、勘違いしてそれ以降勉強や努力をする訳がないと思うが・・・・・

映画では恋人マルセルを呼び寄せ、彼が飛行機事故で死んだということが分かったときの慟哭、そして舞台の演出も新鮮でとても良かった。

原題は『LA VIE EN ROSE』外国ではこの曲がもっとも有名だが、日本では『愛の賛歌』が有名だからと、映画の題名を変えたんだろうね。

ぜひご覧ください。

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コメント

是非、観たいと思うのですが当地に来るかな~
日本では越地吹雪さんが歌い有名になりましたよね。
この映画で流れる愛の賛歌はエディット・ピアフの本物の声だそうですね、そしてエディット・ピアフは身長が150cm位で小柄なんだそうで役を演じたマリオン・コティヤールは170cmの大柄、そこでピアフに合わせるために道具を大きく作ったそうですと裏話を先日のNHKで聞きました。
予断ですが私の結婚式の入場の曲をリクエストでこの曲にしてもらいました・・・。もう30年も前のことですが。

投稿: 北割 | 2007年10月 1日 (月) 21時52分

うろ覚えですが、30年ぐらい前にピアフの映画(伝記)を見たことがあります。
そのとき子供みたいな人(体格)だと思いました。

投稿: こびんす | 2007年10月 2日 (火) 00時41分

まったくそのとおりで、カメラワークがよいといいましょうか、演技力だといいましょうか。多少猫背ではありましたが、見事に小さい女性を演じきっていました。
撮影監督は日本人だそうですよ。

北割さん
『♪あなた~の燃える手で~私を抱きしめて~♪・・・・・』という風だったんですね~。

投稿: からっぽ親父 | 2007年10月 2日 (火) 15時56分

『♪あなた~の燃える手で~』
その頃はそうであったのか遠い彼方に過ぎ去ってしまいましたネ~。
今や「私を抱きしめて~・・・・。」と思っても現実は介護に近くなりますね(笑)

この映画、益々見たくなりましたね。

投稿: 北割 | 2007年10月 2日 (火) 19時51分

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