イヌマキの実
ここ一色町ではあまり見かけないが、【イヌマキ】の実が赤く色づき始めている。
イヌマキは俗に【まきのき】と呼ばれている、雌雄異株の裸子植物で、生け垣によく使われる。役に立たないマキだからイヌマキということらしい。では本来のマキとは何かというと、それは杉だという説がある。
イヌマキの実は先端に緑色の大豆のような形の固い実 と、その下に俵型の果肉がついている。果肉は緑色→黄色→赤→紫色と変化して、紫色になったら食べ頃である。ねっとりとして、甘く、ほのかに松ヤニ臭いこの実は【やぞうこぞう】と呼ばれ、何十年か前、いたずら小僧のおやつだった。この季節、椎の実、栗、アケビ、よそのうちの柿、と勉強している間がなかったのである。
花は4月頃咲く。
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コメント
イヌマキは食べられるんですか。
面白い形で、オモチャのようです。
よそのうちの柿?、他所にあるうちの柿!とは、え?え?と考えた、アハハ
他所の家の柿のことですね。またまた早とちりしました。
投稿: おーちゃん(chiba) | 2007年10月 8日 (月) 16時37分
イヌマキの実、初めて見ました、女房の実家にあるマキは雄株かな?
実がなるとは聞きませんでした。
投稿: 北割 | 2007年10月 8日 (月) 20時34分
おはようございます。
お二人ともご存じなかったですか?
まあ、あまり美味しいものではありませんし、生け垣などでは目立つところに実が付きませんので、興味がなければ見逃してしまうかもしれませんね。
おーちゃん。
あの頃はよその家の柿も自分の家の柿も、同じようなもので、取ったり取られたりでしたね。
投稿: からっぽ親父 | 2007年10月 9日 (火) 04時32分