フユイチゴ
先日来話をしている、西尾市の【平原の滝】の沢を登っていくと標高291メートルの茶臼山の頂上に出ると言ったが、この頂上付近からは西方向に降りるいくつかの道が見える。そのうちの一本を下っていくと、【小町の滝】という小さな滝の脇に出ることができた。この滝も平原の滝と同じく、沢にできた小さな滝だが小さな山なのに涸れることがなく流れ続けているのが不思議なくらいだ。
一度、雨期に見てみたい。
さらに下ると短い林道になっていて、車が数台停められる場所に出る。その先は、ため池があり、田んぼ、人家があるようだ。
駐車場からは、また違う山へ登る登山口があるようなので少しだけ歩いてみた。
広葉樹林へはいる少し手前の、細い道の両側に【フユイチゴ】が沢山実っていた。この時季ほとんどの花が咲かない時季なので、とても新鮮な鮮やかさである。 図鑑によれば食べられると書いてあったので、口に入れてみたがほとんど甘みはなく、酸っぱいだけだった。果実酒を浸けるにはこの酸味がちょうど良いかもしれない。
鳥や獣にも食べられた形跡はない。そういえば、この山ではイノシシや猿などの痕跡は全く見られない。当然クマさんもいないと思うので、安心して山を歩くことができる。
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コメント
森の宝石ですね。
投稿: こびんす | 2007年11月27日 (火) 15時29分
まったく偶然ですが、MYMY先生のブログにもフユイチゴの写真が出ていましたね。
宮崎も愛知県も紅葉としての彩りは少ないでしょうから、フユイチゴの赤さは鮮烈とも言えます。
投稿: からっぽ親父 | 2007年11月28日 (水) 07時34分