メカブ
荒れた天候が続いているので、きょうも魚はあまりありませんでしたね~。ただ、あちこちにメカブのパックが置いてあったので買ってきました。
私は深谷さんで買ってきたのですが、1パック130円小さいパックなので二つ買ってきました。「篠島のメカブだよ」とおばちゃんが教えてくれました。
メカブとは当然ですがワカメの根付近にあるヒラヒラした板状のものです。ここから遊走子という微小なものが放出され、配偶体となってそこから精子と卵子ができて受精、ワカメができるということで、人間などの動物とは生活史が全く違うし、肉眼では見えない期間が多いのにメカブ=雌株と何となくワカメの親となることが昔から分かっていたんでしょうかねぇ。
メカブは熱湯に通してから酢の物にすると良いのですが、大きく切る場合と、包丁などでトントン細かく叩いてしまう場合があります。学生時代実験場で暮らしていたときには、ほとんど細かく叩いてしまって温かいご飯にかけて食べたりしていたのですが、茎の部分も一緒に使ってしまったら、茎を使うと固い部分が残り、食感が悪くなると先生から注意を受けました。先生がご飯のおかずや酒の肴の指導もしてくれたのですからおおらかな時代です。
今回写真を撮るために、熱をかける前に茎からはずしてしまいましたが、これは熱をかけてからの方が無駄がなくて良いと思います。もう少し買ってくれば良かった。
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コメント
1パック130は安いですね。
ライバルが多くなってきたんでしょうか(笑。
ワカメは色々調理できますけど
メカブは湯通しして、ネバネバになったのを
醤油付けて食べるぐらいしか思い浮かびません。
ま~、これが美味い!!ですよね~。
投稿: ゴウ | 2008年2月29日 (金) 21時05分
本当に美味かったです。
歯ごたえといい、味といい、風味といい・・・最高でした。
明日は船がたくさん出ているし、雌株もあるだろうし、買いにいってきます。
投稿: からっぽ親父 | 2008年2月29日 (金) 21時18分