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2008年4月15日 (火)

方向音痴

Sarutahiko 方向音痴という言葉があるが、正しい日本語かと考えてみれば全く間違った日本語である。しかし、この正しい日本語がないということは昔の方々はあまり間違う人がいなかったのか、間違っても気にしなかったのか、間違った人は遭難して死んでしまって淘汰されたのか。。。。。

私はかなりの方向音痴である。車の移動では最近カーナビというものを付けたのでちょっと遠出をしようかと出かけることもあるが、カーナビが付いていても道を間違えることが多い。

一度、今はアメリカに行ってしまったガールフレンドと横浜の街を歩いていて彼女に言ったことがある。「もし迷子になって道を選ぶときに、私が選んだ道の反対の道が正解です」と。幸いその時はすぐにもう一人のお友達も来てくれたので迷子にならなくて済んだが。

幸田町と蒲郡市の境の山裾に猿田彦三河神社があり、その横を通る林道がウォーキングコースとなり遠望峰山(とぼねやま)の山頂付近まで行っている。しかし、林道を歩いてもちーーーっとも面白くないので、途中の登山道に入り込み木々の間を徘徊し始めた。12日の土曜日のことだ。
Mamushigusa 普段歩いている西尾茶臼山近辺よりも少し高い山々が連なっているだけあって、木々は高く薄暗い。沢を渡ったり、沢自体が道になったりで結構ハードな登山道だが、オフロードバイクが走った跡がある。なにもこんな自然の中に排気ガスをまき散らす必要はあるまいに。

しかし山頂付近に来て、異様にやかましいバイクの音しかもすごいスピードで走っている音だ。

ここは「三河湾スカイライン」という有料道路が通っていて、最近それが無料化されたとかで何台かのバイクが猛スピードで何回も同じ道を走り回っている。これもガソリンが安くなった影響か?バイクに気を付けながらしばらく歩くと、三人のライダーが休んでタバコを吸っていた。若者かと思ったら結構いい年をしたおっさんたちだ。車からは排気ガス、鼻からはタバコの煙で、春の徘徊イメージは最悪であった。マムシグサでも吸ってればいいのに!

Tobone1 車道の三叉路あたりから上に登るような道があったので登ってみると、そこが山頂だった。昔、ここはいろいろなレジャー施設があったらしいが、今はその面影はない。遠くに三河湾らしき景色が見えるが、春霞と大きく育った樹木に阻まれて景観は今一である。

昼食のおにぎりを食べて、元来た道を帰ろうと山道を下っていった。

しばらく歩いていると、どうも行きの道と景色が違うような気がする。もっとヤブツバキの花Sida が沢山落ちていて、帰りに写真を撮ろうと思った場所に行き着けない。分かる場所まで戻ろうと思ったのだが、そうたいした山ではないしどこかに出られるだろうと思ったのが大間違い。確かに林道に出ることは出たのだが、元来た道の遙かに東の場所、山の頂上は一点だが小さな山でもすそ野は広いということを実感した。

やむを得ず、確実に分かる場所までもう一度登山、もうヒーコラヒーコラバヒンバヒMurasakikeman ンである。

もう一度言っておくが、私が選んだ道の反対の方が正解である。

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コメント

方向音痴仲間でしたか。カーナビが付いたレンタカーでも、初めて走る道路で迷子になり続けてきた実績を誇る私です。

低い山でも遭難の恐れがあるので怖いですね。今の時代はトレッキングの経路を記憶してくれるGPSがあるので、安全のために持って歩くことも必要でしょう。

わが家の周囲の林道では週末になるとおっさんライダーが集団で轟音をとどろかせて走っています。林道の多くは地図に載っていませんが、宮崎県では山奥の隅々まで縦横に舗装された立派な道ができています。国道よりも立派なところも珍しくありません。道路特定財源よりも、むしろ農林水産省の建設事業の方がすさまじい無駄遣いをやっているはずです。人々の目が届かない場所でやりたい放題。

投稿: beachmollusc | 2008年4月16日 (水) 08時19分

地図で調べてみましたがだいぶ長く歩かれたんですね。最後に落ちがあって、楽しく読ませて頂きました。なかなか自分では文章が続かなくて、つい写真中心になってしまいます。
それにしても、どうしてこんなところに道路が通るんだろうというところがありますね。かつては観光地で、その名残の廃墟があったりして。
先日潮干狩りに行った沖島もかつては猿が放されていて、観光地だったと聞きます。あさりの解禁日には大勢の人でごった返すのでしょうが、私にとってむしろ今の時期の静かな沖島は魅力的です。

投稿: 越後屋久三郎 | 2008年4月16日 (水) 08時26分

MYMY先生こんにちは。
先生も方向音痴でしたか。
>GPSがあるので、・・・・・
なるほど、歩いた道を記憶してくれるわけですね。安かったら買います。
私の場合は、auの携帯のナビで無事帰還しましたが、経費がかかりすぎますから困ります。

こちらの山でも砂防ダムが沢山できていますよ。
山の保水力には驚いていますが、砂防ダムって一体なんでしょうね?

投稿: からっぽ親父 | 2008年4月16日 (水) 16時20分

右に同じです。
追加で私は探すのが下手でないとこばかりを
追ってるところがあります。

投稿: おーちゃん | 2008年4月16日 (水) 16時34分

越後屋さん、こんばんは。
http://watchizux.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=52372155
この地図の435mのところが頂上なのですけど、大井池の付近に降りなければいけないのですが、その東の池に降りてしまいました。
まあ、私の場合そんなものです。
自分の実力は分かっていますので、大きな山には登るつもりはありません~。

この近くの三ヶ根山でも大きなホテルがつぶれていますね。
歩いていると色々なものが見えるから不思議で楽しいです。

投稿: からっぽ親父 | 2008年4月16日 (水) 20時58分

おーちゃん、トレッキングが趣味なおーちゃんも方向音痴ですか?
暖かくなったから、いろんなところに行くんでしょうね。

私も行きますよ、日帰りの所ばかりですが。

投稿: からっぽ親父 | 2008年4月16日 (水) 21時02分

砂防ダムと治山ダムは山中の渓谷に並べられて無数に建設されています。私の家の脇を流れている小さな渓流にも3基ありますよ。計10億円くらい使ったのかな。六甲山系には数千基あるとか。

鹿児島と熊本では山の頂上附近の人工林が崩壊して治山ダム、砂防ダムの列をまとめて流した土石流も起こっています(下流で死者多数)。人工林を山奥まで広げた林野行政のおかげです。

海岸の護岸整備と同じで、たしかに必要な場所もあるでしょうが、いらない場所やむしろ害になる場所で造っても文句が出る可能性が低いわけで、税金を政治献金に還流させる仕組みの中核になってきたようですね。

投稿: beachmollusc | 2008年4月17日 (木) 08時01分

私がよく歩く、西尾茶臼山付近は高いところで291m、2時間ほど真面目に歩けば端から端まで行ってしまいますから、2km四方もないのではないでしょうか。そんなところでも水が豊富で、10本以上の小さな沢が流れています。

それのいたるところに、「治山」というプレートがはまっているダムが見られます。地層の脆いところではないので、崩れているところは一ヶ所も見たことがありませんし、何かの役に立っているとは思えませんね。

強いて言えば、更に下流の平地に溜め池が作られ、農業用水となっていることはあるでしょうが。

この山にもあちこちに見られますね。
あきらかに景観が悪くなって、好きではありません。

投稿: からっぽ親父 | 2008年4月17日 (木) 21時04分

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