徘徊
最近忙しかったり、土日の天気があまり良くないので、あまり歩くことができません。まあ、本当なら日中に歩けばよいのですが、町場を歩いていても退屈で退屈で。
昨日も朝まで雨が残っていたので、山には行けず昼から近所を徘徊してきました。といっても信号のあるところは嫌なので、川の堤防を歩こうとしたのですが、工事中の所が多く、無理矢理歩いていくと、人が通らないので腰まで草が生えていて、とんだところで藪漕ぎの練習をしてしまいました。
40分ほど【逢妻川】を遡ると、川の畔に【中手山神明社】という小さな神社があったので、境内で一休みさせてもらいました。小さいと言っても1532年からといいますから、500年近い歴史があるのですね。境内にはエノキやムクノキ、イチョウの大木が何本かあって、良い日陰になっています。
またここは縄文時代の貝塚があるので、社の裏側に回るとハイガイの殻が沢山散らばっています。
ハイガイとはアカガイなどの仲間で、現在ではほとんど獲れなくなってしまっているらしいですよ。
大昔、この辺の前は海で潮干狩りをやるとアサリではなくてハイガイがたくさん獲れたんでしょうね。川の対岸の東浦町でも貝塚がありますのでちょうど入り江のようになっていたんでしょう。
さらに川を北上すると155号線に突き当たってしまい、道路を横切るのは危険なので、155号線の歩道を通り大府市へ入りました。
川を渡ると、すぐに南下する道を選び田園地帯を徘徊。畑の隅にある桑の木で小さな実を発見したので、パチリとともに一個失敬。甘くてとても懐かしい味がしましたが、さて桑の実が熟すのはこの季節だったでしょうか???
それにしても自然界の木の実って、熟成の色は赤ではなくて黒なんですよね。この桑でもヤマモモでも、イヌマキでも赤いものはまだ未成熟です。
さてさて、その後再び川を渡り刈谷球場の横を通って帰りました。刈谷球場が馬鹿に喧しいと思ったら、実業団ソフトボール(女子)の試合があったんですね、しかし太鼓と調子はずれのトランペットは騒音以外の何物でもありません。
しかし、誰も文句を言う人はいないでしょう。だってこの地区の有力な大会社の2チームが戦っているのですから。しかし、歩道に乗り上げたバスがエンジンかけっぱなしってのも、自動車産業の会社にはあるまじき行為ですよね。
いやいや、決して入場料が1200円と高くて入れなかったから、僻んで言ってるんじゃないんですよ、ホントですよ。
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