しめ鰯
カニを買った日、魚兼さんでマイワシも買った。合計1200円の大散財であった。
マイワシは頭と内臓を取り、塩に2時間ほど漬けてから手開きにした。肋骨に当たる部分の骨だけを骨抜きで取ってから、以前紹介した柚子調味料に2時間ほど浸けた。これは酢や醤油で調合したものでよいだろう。
食べる直前に、背鰭と一緒に皮を剥き、切り分けた。
皮下の脂肪がねっとりとして、とても美味しい、驚きの味だった。
カニを買った日、魚兼さんでマイワシも買った。合計1200円の大散財であった。
マイワシは頭と内臓を取り、塩に2時間ほど漬けてから手開きにした。肋骨に当たる部分の骨だけを骨抜きで取ってから、以前紹介した柚子調味料に2時間ほど浸けた。これは酢や醤油で調合したものでよいだろう。
食べる直前に、背鰭と一緒に皮を剥き、切り分けた。
皮下の脂肪がねっとりとして、とても美味しい、驚きの味だった。
以前見かけただけであきらめた、マツバガニをゲットした。前はこのヒラツメガニも多く、全部で2000円という値段だったが、きょうはマツバガニ1尾、ヒラツメガニ3尾、ウチワエビ1尾で700円だったので、迷いに迷ったが、この次にいつ出るか分からないので購入した。
ご覧のように、カンザシゴカイの類やフジツボ、苔虫のようなものも付着しているので、しばらく脱皮していないことが推測できる。つまり、身が詰まっているかな?
きょう購入したものは全て生きていて、特にマツバガニは動きが鈍いながらも元気が良く、殻の汚れをタワシで落としていると、いつの間にかハサミを伸ばしてくるのでとても危険。
ガスボンベのキャップを持たせたら大人しくなったが、いくら引っ張っても外すことが出来ない。仕方ないのでそのまま熱湯に入れてしまった。すると、元気が良いだけにほとんどの歩脚が外れてしまったので、茹でる前にお腹?に千枚通しを刺して弱らせてからの方が良かったかもしれない。
予想どおり、歩脚にもびっしり身が詰まっていて、味があっさりしていると書いたところもあるが、比較的濃厚な味であった。殻の質と身質で一番近いのは「イシガニ」ではないだろうか。
とにかく、殻が固い、はんぱじゃないほど固いので、キッチンバサミは通用しない、汁が飛び散るのを覚悟で、金槌などで割るしかない。
ミソはあったが、苦かったので食べなかった。
とにかく初めて食べられてとても良かった。評価としては、700円程度なら話の種に、と言ったところか。
先日、落花生がスイカの苗の上に、数個ぶら下げてあることを紹介したが、あちこちの方々にお聞きしても、「スイカのカラスよけであろう、」ということは推測してくれるのだが、それがどうしてカラスよけになるのかまでは、なかなか推測できないようだ。
ある農家のお母さんは、「カラスは地豆(落花生)が大好きだから、スイカを突かずに地豆を突く、ところが地豆は宙に浮いているので食べられないのでは」と考えてくれた。
こうなると何としても、この仕掛けを作った畑の主を捜して、本当のことを聞いてみなければいけない。何日か通ってみて、やっと逢うことができたので聞いてみた。
真相はこうだ。
1.糸がぶら下がっているとカラスは近寄らない。
2.糸はテグスでなくても白い糸でよい。
3.落花生でなくても良いが、縛りやすい。
4.他の鳥は入ってきても、カラスは近寄らない。
とのことである。いたずら好きなカラスは、スイカが青いときから突きにきて、スイカを台無しにしてしまう。「これをやっておくと、いいぜ」とのことである。スイカが何個かなっているが、確かに突かれた痕はない。
ノ・ハ・カ・タ・カ・ラ・ク・サ、実に覚えにくい名前だが、漢字にしてみるとスッと覚えられるから不思議。【野博多唐草】つまり博多唐草(ハカタカラクサ)という近縁の園芸種(メキシコ原産)があり、その野生版という事らしい。ネットで調べてみると、ハカタカラクサの葉裏の模様が博多織に似ているから付けられた名前だとか。ツユクサの仲間らしい。 このノハカタカラクサが、遠望峰山林道脇の、たった一カ所一面に生えている。小さな谷の部分だ。
実はノハカタカラクサも南アメリカ原産の帰化植物である。昭和の初期、斑入りの園芸種が輸入され、その後野生化して斑がなくなったとか。
それがどのような経緯で、この山の麓の小さな谷で繁殖しているのだろうか、ここより下の林道脇や、人家のある近辺でも全く見ることができない。よほど、この場所が気に入ったのだろうが、私には不思議でならない。
ピンピンで丸々したマルアジ(だと思うのですが)が出ていたので購入。火曜日の深谷さんでのことです。
アジは刺身にしても比較的可食部が多い魚なので、残ってしまってはいけないと思い、2尾を刺身に1尾味を変えてユッケ風にしてみました。
といっても材料は家にあるものだけなので、薬味などもそうたいしたものがありません。 身の色はやや白っぽく感じますね。右の皿、刺身の上には薬味のネギと大葉をちらしました。ショウガも載せたかったのですが、食べられない人がいるので2種類だけです。
左は刺身より小さく切ってユッケ風に、薬味は全く同じものですが、塩で味付け、胡麻油とラー油を混ぜ合わせました。
全く同じ材料ですが、味が違うので大好評、4人で全て食べてしまいました。特にユッケ風は良かったですね。魚の生臭さが胡麻油で消されてしまうので、魚の苦手な方でも美味しく食べられると思いますよ。次は薬味をもっと工夫して、彩りも良くしましょうか。
先週の土曜日、日曜日が本格的に雨になるというので、少々の小雨でもと思い先週登った遠望峰山の林道を再び登り始めた。
小雨と言ったが、木々の間は湿度が100%あるのでは、というくらいの湿気で噴き出す汗とともに、着ているものがびっしょりになってくる。
この日は目標を少し変更して、「三河ハイツ」横から遠望峰山を目指し、その後まだ行ったことのない聖山を目指すことに決定。
遠望峰山から聖山までは途中一部スカイラインを歩かなければならないが、ほぼ完全に雑木林の中を歩く。湿度はさらに増しているように感じるし、掴まり歩く木々からは水滴が雨のように落ちる。眼鏡は体からでる水蒸気で、完全に曇ったままだ。
途中、2枚目の写真のように石が積まれた場所があったので、ここが頂上かと思ったら、さらに先があり、1枚目の場所に「聖山頂」の看板があった。328m雑木林の中、展望は全くない。 ここの山頂付近には「聖山のお皿様」という大きな自然石があり、しめ縄などで飾られている。いわゆる、雨乞いの神事に祀られていると言うことである。
http://moonmmoon.blog115.fc2.com/blog-entry-67.html
体中びっしょり濡れているので、今のところ雨乞いは必要なく拝まずに帰ってきた。 帰路、あちこちでムラサキシキブのつぼみが膨らんでいた。
やっと一本だけ、まともに花を付けている木があったので写真を撮ってきた。
カワハギの雌雄の見分け方について、立つ人さんに教えて頂きました。
オスは写真のように背鰭軟条の全部が糸のように長く伸びるんだそうです。
皆様お分かりになりましたでしょうか?立つ人さん解説ありがとうございます。
アイゴを買った日、魚清支店さんでセミホウボウが出ていたので、これも購入した。300円だった。
以前もここで購入して、「鱗が硬いで、アルミホイルで包んで蒸し焼き、ショウガだまりで食べると良いよ」と教えられてやってみた。今回も同じように教えてくれたが、実は刺身を作ってみようかと思ったのである。いやいや単にホウボウの刺身が美味しいからという理由で・・・・・・・
よくよく調べてみると、ホウボウとセミホウボウはあまり近い仲間ではないようで、そうなると刺身もあまり期待できないかもしれない。
セミホウボウの外観は、とにかく鱗が硬い、頭も硬い。頭の顔をアップで見ると、猫のような顔に見える。 腹部の皮もまるで鎧のようで、包丁の刃がたたない。キッチンバサミと出刃包丁を駆使してやっと三枚におろして皮を剥くと、不透明な白身で血合いの色がなにやら曖昧な身が出てきた。
感触はなんと言おうか、プニョプニョしている。
刺身にしようと切っていると、身の内部に、所々黒いゴマのようなものがあり、不気味なので、刺身は中止して唐揚げにしてしまった。 唐揚げにしてみれば、もちろん不味い魚ではないが300円はちょっと高いかな。
日曜日の朝、一日中雨模様なので映画を観に行ってきました。実はポイントが貯まって、1作無料で鑑賞できることもあったのですが。
『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』。シリーズの4作目ですね。新作は実に19年ぶりなんだそうです。
流石にハリソン・フォードは歳をとりましたね、歳だけはみんな平等だから仕方ないか。
映画は相変わらずのアクションと言おうか、どたばたと言おうかでとても面白かったですよ。ケイト・ブランシェットが不気味で良かったです。外国の役者さんは実に役作りがお上手です。
アメリカの映画で一つだけ気になるのは、核爆発に対する認識です。つまり、あちこち映画の中で核爆発を起こしているのですが、結構爆発だけに焦点を置いている。核爆発ってのが、その場限りではなくて何年、何十年もドロドロとしたおぞましいものであるということを全く無視していますね。これは国策としてなんでしょうか。
もう一つ、これは映画批評ではないのですが。映画館で一つ隣の席にいる中年(私と同じくらい)の夫婦が上映中に話をするのです。ストーリーについてでしょうが、ボソボソと話し出すと映画に集中できません。映画の上映前に必ず「禁煙」「携帯電話オフ」「おしゃべりはしない」などと、くどいくらいに、注意されているのですから分かりそうなものです。
もちろん注意しましたよ、素直に聞いてくれたから良かったのですが、注意される方も気分が悪いと思うのですが、注意する方もあまりよい気分ではありません。気を付けて欲しいものです。
というわけで、怒ってばかりですが、映画はとても面白い。ぜひご覧になって下さい。前三作をご覧になっていなくても充分に楽しめます。
もう20年以上前、英虞湾で二枚貝の種苗生産をしていた頃の話です。
鵜方という町の釣具屋さんでは、英虞湾内の真珠筏に小さなボートを繋留させてもらって、そこへ大阪や名古屋からのチヌ釣りのお客さんを渡して、餌や弁当を売る商売をしていました。
私の知り合いの西岡さんという真珠屋さんの筏にもそのようなボートが付けてあり、西岡さんがアコヤガイの貝掃除をしているときは、大阪からの若者がボートに降ろされチヌを狙っていました。
しばらく貝掃除を手伝っていると、なにやら魚がかかったようで、竿がしなっています。それ程抵抗なく魚は上げられ、釣り人の手に収まりました。手のひらより少し小さな魚で、魚種まではよく分かりません。
そのうちに群れに当たったのか、次から次へと同じ大きさの魚が釣り上げられ、私と西岡さんは貝掃除の手を止めて眺めていました。
すると釣れている魚は何とアイゴではありませんか。私と西岡さんは思わず顔を見合わせ、無言。そして、西岡さんが若者に声をかけました『にいやん、痛ないかぁ~?』すると 若者が眉を八の字にした情けない顔で振り向いて「い・た・い・~・・・・・」と答えました。(このへん、ほとんど吉本の世界です)私達二人はもう笑いをこらえるのに必死でしたが、西岡さんが『この魚はアイゴと言って鰭に毒のある魚で・・・・・』と教えていました。アイゴを見るたびにあの時の若者の顔がよみがえってきます。
というわけで、昨日はアイゴが本当に情けない値段で売られていました。3枚で200円ですが、ちょっと大きいものは2枚で200円。3枚調理するのが面倒なので、2枚の方を買ってきました。もちろん調理前に各鰭はキッチンバサミで切り落としておきました。
アイゴは産卵期らしく、成熟した卵がサラサラとこぼれ落ちてきます。身がしっかりしているので、とてもおろしやすい魚です。
アイゴは時期的に非常に臭い魚だと言われますが、私が学生時代食べたときには非常に美味しい魚で、それが冬だっただけに、この時季と値段に多少びびっていたことも確かです。しかし、何事も勉強200円なら安い勉強代です。 おろしていても、特別磯臭さや生臭ささは感じません。おそるおそる、1人前だけ切って匂い消しにタマネギなんぞを添えてみました。
ところが、拍子抜けするくらい。匂いはないし、適度な脂がのっているしでとても美味しい。しかも、血合いの色もきれいです。
当然、あれだけの量は我が家の家族では食べ切れませんでした。
ただ、鮮度や個体による変異はあると思いますので、もし買っても「臭かった」と文句を言わないように。
冬場は結構高いし、鮮度も今一分かりにくいので、カワハギってあまり買ったことがないんですよ。美味しい魚だってことは分かってるんですけどね。
17日(火)は高橋カンパニーのトレイの上で跳ねていたので、買ってきましたよ。2尾で600円、最近600円のが多いですね。
肝付きのお刺身にしようと思ったので、お約束通りズ ルッと皮を剥きまして。肝を傷つけないように、首の所を切ってから、頭と内臓を取り外しました。
ところが、期待していた肝は色も悪く、ちっちゃなものでがっかりしました。あのあふれるような肝はやはり冬のものなのでしょうか?
ということで、肝は頭と一緒に煮付けにしてもらいました。
カワハギは骨離れがよいので、骨以外残すところがなくて、本当に美味しい魚ですね。 もちろん刺身も美味しかったですよ。
6月12日、「シンマキ、どう赤と黒」と言われて買ってきた。比較的大きなもので、600円だった。黒いものはクロウシノシタで良いだろうが、赤いものはアカシタビラメかイヌノシタか。
前に教えてもらったように、頭を皮一枚残して包丁を入れ、有眼側の皮を剥く。
以前高橋カンパニーの○○ちゃんが教えてくれたように、赤いもので頭が尖った魚は皮が剥きにくい。この点は種類の見分け方の参考になるだろうか。
ムニエルにしてもらって食べ比べてみたが、確かにこのての魚は油と相性が良くて美味しい。どちらが美味しいかといわれると、うぅ~んどちらも美味い。
13日の金曜日、深谷さんに寄ったら「若狭が美味しいよ、身も厚いしね、煮ても焼いても刺身でも」とすすめてくれたので、買っていくことにした。30cm位のもの2尾で600円。
帰ってきて『ワカサガレイで』調べてみると、ワカサガレイは『ヤナギムシガレイ』の干物のことを言うらしく、このカレイはヤナギムシガレイではなくて背中に六つの丸い模様があるので、単に【ムシガレイ】ではないかと推測。あくまでも推測ですよ。
おろしてみたのだが、確かに身が厚くおろしやすい。ただ、どこか水っぽく頼りない感じであったが、もう刺身にすると宣言したので、前に進むのみ。
薄く切ってみたが、身に透明感がなく確かに柔らかい、コリコリした感じがないのだ。
それでも、ポン酢に紅葉おろしでいただいたら、これがまたなかなか美味しい。変な癖がないし、食感も柔らかすぎず堅すぎずで本当に美味しい。
さあ、あなたも一色にきてムシガレイの刺身を食べてみませんか!(すんません、これ完全にパクリです。)
遠望峰山近辺を徘徊してきました。
幸田町の猿田彦三河神社を越えて少し歩くと、いつもなら林道と別れて山道へはいるのですが、この日はずっと林道を歩いてみることにしました。
林道には林道の面白さがあり、木の花も観察しやすいと思います。頂上付近の三河湾スカイラインの下をくぐって蒲郡側にはいると、エゴノキが左右に沢山はえていて、トンネル状態になっています。3週間ほど前ならとてもきれいな花がたくさんぶら下がるように咲いていたでしょう。これはぜひ一度見てみたいですね。
これが山の中だと上にしか枝が伸びませんから、このような木の形にはならないはずです。
林道の山側にはたくさんのコアジサイの木がはえていて、これは盛りが1~2週間前だったでしょうか? 一ヶ所だけ、沢沿いに今が盛りのコアジサイの群落を見つけたので写真を撮って来ました。日陰なので三脚か一脚を持ってくるべきだったですね、いつもなら持っているのですが・・・・・
とにかくこの山にはコアジサイが多いですよ。
他には頂上付近のやはり沢沿いなんでしょうが(薮状になっていて分かりませんがせせらぎの音が聞こえます)ヤマアジサイが沢山はえています。 アジサイといえば、シーボルトさんが有名ですよね。『アジサイの学名にお前の名前を付けてやるよ~♪』ってお滝さんをくどいたんでしょうか。
ヤマアジサイはそんなに多くなかったですね、2ヶ所ほどで見ただけでした。
他にはウノハナ(ウツギ)でしょうか、これも一ヶ所だけで見ることができました。花が散り始めていましたから、あっても気が付かなかったのかもしれません。
マゴチを買ってみようと思っているのだが、どうも適当なものがなくてこの日もイネゴチを買ってしまった。まあ早い話が安かったからだが・・・・・。
この板の幅が60cmだからだいたいの大きさが想像できるだろうが、これで値段が300円。いつも言っているように、刺身にしてかなり美味しい部類の魚と言える。
この日(6月10日)はこのうち小さいもの3尾と大きいもののアラを煮付けにして、他は刺身にした。
お客さんの所へ行ったら、近くの畑にスイカが植えてあったので何気なく近くまで行ってみました。
蔓が伸びて広がったスイカの周囲に、斜めに数本の竹棒がさしてあります。まあ、どこにでもあるスイカ畑と言ったところでしょうか。
ところが、この竹棒にはテグスのような細い糸でこの辺で言う地豆、つまり落花生がぶら下げてあるのです。
それが、風に揺れてブ~ラブラ。はて?これは何のおまじないでしょうか?
近くに畑の持ち主がいないか探したのですが、見あたりません。お客さんの所へ行き聞いてみると「・・・うぅ~ん、カラスよけじゃねぇ~か」とのこと。ではどのようにカラスよけになるのか問うと「・・・・・・・・・・・」
それでは、本格的に農業をやっていて、いつも集会を開いている方々を知っているので、走っていって聞いてみましたが、ここでもカラスよけではないかというお返事はいただいたのですが、どのような仕組みでカラスよけになるのかは分かりませんでした。
その後、ここを通るたびに畑の持ち主に聞いてみようと思うのですが、まだお会いできていません。どなたかご存知の方がありましたら、教えてください。
イシモチが1尾600円だという、6月7日のことだ。私は今までこの手の魚は一度も買ったことがなく、蒲鉾の材料くらいに考えていたのだが、大きいものは刺身にすると良い、と小耳に挟んだので、この日は思い切って購入してみた。
例のごとく買ってきてから名前を調べてみたが、この手の魚は判別が難しいとのこと。しかも、似たような魚で『イシモチ』という名前が付く 魚は1種しかおらず、ニベとかグチとかコイチとか呼ばれる魚の仲間であるらしい。
鰓蓋に黒い模様があるので、こりゃ【シログチ】か?またどなたか教えてくれるだろう。
もっと柔らかい身をイメージしていたが、とても締まった身で驚いた。
また腹腔には生殖巣と間違えるような『発音筋』(左)があり、ここで発した音を浮き袋(右)で共鳴させて音を出すのだという、つまり愚痴を言うのだろう・・・・・・・。 これも美味そうだったが、今回は忙しいのでレッコ。
刺身は特に癖もなく、美味しい部類の刺身であった。
葦毛湿原の柵にこのような看板が取り付けられていた。
本当に人間というのは生きているだけで自然に対して非常に有害であり、ましてや踏み込んだり、歩いたりするだけでもかなりのダメージを与えているのである。
これは私が良く歩きに行く山の道。ただ何人かの人間が歩くだけで、これほどまで生きている木の根が露出し、やがて枯れていく。
以前、この山の頂上で中年のご夫婦と、一人の男性が登山談義で立ち話をしていたが、その奥さんは話をしながらトレッキングポールで枯れ葉を突き刺す動作を繰り返していた。
恐らく無意識でやっている 動作ではあろうが、この低山樹間の登山道を歩くにはトレッキングポールはゴムのカバーを付けて、木の根に傷が付かないよう努力しなければいけない。
歩かせてもらっている、観察させてもらっているという謙虚な気持ちを持って、少しでも自然を痛めてはならない。
豊橋市にある『東海のミニ尾瀬』と呼ばれる【葦毛湿原(いもうしつげん)】へ行ってきました。
4時半頃に起きたら、雨が降っていて天気図を確認したら「まあそのうちにあがるでしょう」という感じだった。
私が写真を撮るのはおかしな収集癖があるのではなく、単に忘れっぽいので記録をしておくため、したがってお客さんの多い時間帯では、 立ち止まったり、レンズを交換したりで迷惑をかけてしまう。そのために、人が動き出さないうちに現地へ着いて、人が到着する頃には帰らなければならない。
この日は7時過ぎに着いたのだが、もう帰る方がいたから、私と同じ考えなのか?とにかく散策している間に一組のご夫婦が来られただけだったので、ゆっくりできた。ノハナショウブは咲き始めたばかりだろうか? モウセンゴケは花茎を伸ばして白い蕾を付けたばかりであった。
トウカイコモウセンゴケというものもあるそうだが、花の色がピンクなんだとか。開花時期も少し遅いようである。 私には判別が難しい。
ランの仲間のカキランとトキソウが咲いていたが、歩道からは遠く、不届きなものはロープを超えて撮りに行くのだとか、もっと不届きなものは盗掘、つまり取ってしまうらしい。 このような植物は、このような特殊な地帯にあってこそ美しく、訪れる方々みんなが楽しむことができるし、その必然性を考えることができるのだ、よ~く考えてから行動して欲しい。盗掘する人に言っても無駄だろうけど。
葦毛湿原については、研究や保護を呼びかける吉田さんのホームページをご覧になると分かりやすい。もちろん、面識はなく無断での紹介であるが。
http://www.tcp-ip.or.jp/~yoshida/
運動不足なので昼休みに西尾茶臼山近辺を徘徊してきた。
コアジサイの花も終わり、花も咲いていないだろうと思ったが、一応カメラだけは持っていった。
歩いていると、小バエや蚊が鼻先に集まってきて、6月だが五月蠅い、五月蠅い。休憩していると集団でやってくるので、おちおち休めやしない。おかげで、沢山歩いてしまった。 実際のところ、木の花は咲いているのだが、いつものことながら咲いている花は梢の先、遙か上で見えるところは少ない。根本に落ちた花びらで開花したのを感じることが多い。
テイカカズラはもう終わりに近いのだろうが、所々で良い香りをさせてくれる。ネジキも花はこぼれているのだが、なかなか見ることができなかった。
やっと、小さな木にドウダンツツジのようについた白い花を発見。 今年は見られないかと思ったので、嬉しかった。
きょう一番良かったのはツルアリドオシの花を見ることができたこと。
これは秋に真っ赤なソヨゴの実が落ちているのかと勘違いしたもので、ツルアリドオシだと教えてもらった。 その時に、開花は6月だと教えてもらったのに、すっかり忘れていたのだ。
小さな花が二つずつ咲き、花の中に白い毛が生えているように見える。よく見るととてもきれいな花だ。 この二つの花が合体して一つの実になるそうだ。上の実もヘタのようなものが二つ見える。
お客さんの所へ行ったら、巨大なアスパラガスのようなものが天に向かって伸びていた。そそり立っていた、と言っても良いくらいで、全く羨ましい・・・・・ これはリュウゼツランの花芽であることは歴然で、60年に一度とか100年に一度とか花を付けるといわれている。実際の所は何十年と決まってはいないらしいが、かなり成長しないと花は付けないようだ。
実はこのリュウゼツラン、溝の側に植えられていたのが、成長により自分の重さで溝に転がり落ちてしまったのである。一色の言葉で言うなら「へっくらかえった」と言うのだろうか。
そういうわけで、本体の生命維持が難しくなってきたので、急遽子孫を残すために花を付けることにしたのか、花芽を付けたためにへっくらかえったのかは不明である。
いずれにしても、このリュウゼツランの本体は100kg以上はあるだろう。
花芽が出始めてから現在まで2週間くらいとのこと、開花がいつになるか分からないがまた機会があったら紹介したい。
昨日の小さなアカガイ、ちょいちょいと切れ目を入れたら『カニウインナ』風になりました、エイリアンの子供見たいかな?
我が家の娘(もう子供ではありません)の下の方はこういったものが大好きで、上の娘は小魚系統が好きなのですが、昨日は二人とも「美味しい美味しい」と食べてくれました。
価格はこのお皿が二つ出来るくらいで500円だから、高いか安いかと言えば微妙なところでしょうね~・・・と言うと、また怒る人が出てくるかもしれませんが。
いくら何でも小さいだろう、というアカガイを売っていた。ずいぶん悩んだが、やはり買ってきて、昼休みに剥きだした。
想像通り小さくて、これでは歯の間に挟まるだけで、胃袋には収まらないな、というほどのものだった。
アカガイの仲間は血液中にヘモグロビンを持っているため、血液は赤く、特に鰓は真っ赤で貝を剥いているようではない。 刺身で食べる場合、内臓や血液を良く取り除いておかなければ、とても生臭いので要注意。
天気が良かったのでどこかへ行こうということになり、一年ぶりに伊吹山へ行って来た。
といっても、下から歩いて登山をしたのではなく、【伊吹山ドライブウェイ】を3000円支払って、駐車場から頂上まで登ったのである。
予想通りではあったが、開花している花の種類はごく少なく、写真を撮っている時間が少ないので、比較的真面目に歩くことが出来た。
車で頂上付近まで行くからとなめてはいけない。足下は硬い石が露出して、革靴やスポーツシューズでは歩くのに苦労する。しかも西側登山道で頂上に向かい、東側下山道を駐車場まで帰ると、歩く歩数は8000歩前後はあるのだ。
花は西登山道登り口付近でクサタチバナが咲き始め。写真のウマノアシガタはほぼ全山で見られた。
グンナイフウロは西登山道で咲き始め、頂上から東に下りたところでやや多かった。
ニリンソウは完全に咲き終わり、ヒメウツギが東終点付近で咲き始めだった。 タニウツギがドライブウェイ脇にたくさん咲いていた。写真は1000m地点。
ところで、きょう6月1日は【写真の日】だそうだが、この日に産まれても、写真の腕が上手くなるわけではない。
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