マアジ
ちょっとしつこいようですが、マアジが出ていたので買ってきました。いろいろ教えてもらいましたが、やはり同時期に比較してみなければ意味がないので、なかなか良い値段でしたが、思い切って購入、土曜日の魚清支店さんでのことです。
外観をよく観察してみると、やはり尾鰭前の小離鰭はありません。これは非常に分かりやすいです。
一方、ゼンゴは頭部まで連なっています。頭部に近いゼンゴは、尾部にあるものよりかなり柔らかいです。
立つ人のさんのおっしゃるとおり、身に脂は全くのっていません。しかし、いつも言っているように、刺身でいただく場合は、必ずしも脂がのっていなければ不味いというものではないので、私にはこれで充分に満足です。
マルアジの時にコメントで書いたのですが、マアジの方が身質がしっかりしていて、良く締まっています。このへんは刺身としての評価が、マアジに軍配が上がるのではないでしょうか。
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コメント
恥ずかしながら半年前までマルアジとマアジの存在すら知らなかったのですが、見分けられる様になりました。ところで先週末、偶然私もマアジを買ってきました。鳥取産のマアジでした。う〜ん、新鮮なプリプリなのを食べてみたいです。
投稿: 越後屋久三郎 | 2008年7月 7日 (月) 18時54分
写真で拝見する限り、良く太っているのですが、やはり季節の差で脂の乗りが違うんですわな。このマアジは湾内で成長していくものですね。外洋を泳ぎまわる連中とはちょっと違う。越後屋久三郎さん、こんちは。ちょいっと前まで紀州に「赤」が大好きな魚屋さんが居りまして、その人に頼むとどんな魚でも手に入ると言う伝説の持ち主でしたが、残念ながら今は
何する人ぞ…
投稿: 立つ人 | 2008年7月 7日 (月) 20時37分
こんばんは。外洋を泳ぐマアジと湾内にいるマアジでは様子が違うのですね。同じ遺伝子を持っているはずなのに形体が違うというのは大変興味深いですね。海中での泳ぎ方が違うのでしょうね。
その紀州のお魚屋さんのお話は、からっぽ親父さんからすごく魅力的な方だと伺っています。その方にいつかお会いして、お話をお聞きしたいと思っています。
投稿: 越後屋久三郎 | 2008年7月 7日 (月) 23時15分
”脂のノリ”ですが~。
ぼくは脂がのってるのは苦手です~。
サバは年がら年中、脂がのりっぱなしなんですけど、気持ち悪くて刺身では食べれません。アジも手で触ると脂っぽい時ありますけど、ぎりぎり刺身で食べれますね。
アジは、値段も安くて身が柔らかくお造りの勉強に何度も使いました。
刺身・煮付け・唐揚げなんでもできる
すばらしい魚だと思います。
投稿: ゴウ | 2008年7月 8日 (火) 00時26分
越後屋さん、その「赤」の好きな方は、現在魚屋コンサルタントなんぞをやっているみたいですから、越後屋さんも魚屋開業の際にはぜひご相談下さい。
ゴウさん、鰺の語源は「味」だと言います。
昔から日本人が大好きな魚の一つだと思います。
私も、イワシやカツオなど皮下に異常に脂がのっているのは苦手です。
マグロでも、赤身が好きです。
投稿: からっぽ親父 | 2008年7月 8日 (火) 13時20分