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2008年8月11日 (月)

夏の葦毛湿原

Sagisou1 再び葦毛湿原に行って来ました。「いもうしつげん」と読みます。北京オリンピックの開会式演出をやった、チャン・イーモー氏とは何の関係もありません。

葦毛湿原は、ご存知の方もあると思いますが豊橋市の東はずれにあり、石巻山、多米峠、神石山などが連なる低山の麓にあります。これは、私が良く登っている、西尾茶臼山や遠望峰山などの西三河の低山と同じく、山の豊富な湧き水が作った湿原で、人間という生物が開墾などをしなければ、三河地区のあらゆるところで、湿原を形成していたのではないかと、勝手に推測しています。

前に来たのは6月8日だったので、夏の花がどうなっているか非常に興味がありました。ミミカキグサの仲間が4種見えるというのもこの季節でしょうか。

Mizugiku 例のごとく、6時頃家を出発。葦毛湿原の駐車場には7時半に到着しました。早速準備をして林の中の道を数百メートル歩きます。カナカナカナと鳴くヒグラシの声が秋を思わせましたが、湿気の多い林の中でじっとりと汗をかきます。

湿原に着くと、何人かの同好の士達が写真を撮っていました。しかし、驚いた事に湿原はほとんど水がなく、乾いてはいませんが湿原とは言えない状態になっていました。そういえば、ことしの7月は後半ほとんど雨が降りませんでしたからね。
Sagisou2 まず最初に、やはりサギソウが可憐な花で迎えてくれました。これは、やはり目立つからでしょうね、他には黄色いミズギクも。

後で分かる事ですが、湿原には小さな花が多いので、最初は比較的大きなサギソウやミズギク(これは蕾です)しか目に入らないのでしょう。
Tubomi 角度を変えて、少し上を見てみればノリウツギが満開なのに。
Taniutugi 水が少ないので、水分の多いところに植物が花を付けています。ミミカキグサは少し遠いところで、黄色の花を咲かせています。
Mimikakigusa ホザキノミミカキグサだと思うのですが、これは比較的近いところでピンクの花を。
Hozakinomimikakigusa トウカイコモウセンゴケはピンク
Toukaikomousenngoke
モウセンゴケは白です。
Mousengoke  他にはミカズキグサが多かったです。
Mikazukigusa_2 サワシロギクは一本だけ。
Sawasirogiku ところで、今回アップしたサギソウの写真ですが、水滴が付いていますよね。これは、実は同じ時間に写真を撮っていた方が霧吹きで付けたものなんです。写真を撮ってから気が付いたのですが、確かに水滴が付いていればそれだけ臨場感のある写真が撮れるでしょうが、こんなことを続ければ、次は前後にある邪魔な植物を抜いたり、加えたりする演出をしかねません。

まあ、霧吹きで水をかける程度、文句を言うなと言う方もいるかもしれませんが、それって本当に自然な梅雨や霧と同じような付き方をするのでしょうか、私にはちょっと「なんだかなぁ~?」と思ってしまうのです。

私が早朝に伊吹山へ行くのは、実はああいった所の植物は細かい毛を全身に持ち、空気中の霧や露を集めて水分を取り込んでいます。それが、日が充分昇ってしまうと、消えてしまうので、早めに行くという理由でもあるのです。

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