フェロモントラップ
最近、休耕田の大豆畑(言い方おかしい?)の周辺に写真のような容器が置いてあるのがよく見かけられる。
いったいなんだろうかと、車を停めて見てみると、容器の底には蛾の死骸が入っている。 では蛾はどうして入ってきたかというと、小さな入り口から滑り込んで入ってきたらしい。
そういうことに詳しそうな人々に尋ねても「害虫を捕るために」とか「害虫の種類や数を数えているんじゃないか」とか、具体的な真相を知っている人がいない。
そこでネットで【大豆畑>害虫>トラップ】と検索してみたら【フェロモントラップ】という名前にぶち当たった。
http://agrimiki.com/koryuukai/feromon.htm
なんと、この容器の上にはフェロモンが染みこませたものがおいてあるのか。
確かにこのサイトにあるように、ヨトウムシは昼間土中に潜っているので農薬は効きにくいだろうし、最近は農薬自体を控える風潮にあるので、このように害虫を減らす事は商売上も有意義なのかもしれない。
しかし、このメスのフェロモンにおびき寄せられて、罠と知りつつ(そんなことないか)容器に入っていくオスの蛾がなんとも可哀想である・・・・・悲しい男の性・・・・・合掌
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コメント
こんにちは。
悲しい性ではございますが、まあトラップにはまって、そのままあの世ならいいですわ・・・
生かさず殺さず生殺しの・・・あとは自主規制です。
投稿: happyman | 2008年8月28日 (木) 16時24分
これは昆虫の習性をを使ったすごく面白い罠ですね。
でも、もっとすごいと思うところは、からっぽ親父さんがこれを発見するところです。私なら何気なく通り過ぎてしまいます。
フェロモントラップがからっぽ親父さんを引き付けちゃったとか・・・
投稿: 越後屋久三郎 | 2008年8月31日 (日) 10時46分
happymanさん、目的も果たさずに野郎ばっかりのヌルヌル地獄は悲しいものがありますよ。
越後屋さん、この辺は田舎ですから毎日の移動だけでも面白い光景が見られます。
私が引っかかるのはアルコールの匂いかもしれませんが。
投稿: からっぽ親父 | 2008年8月31日 (日) 17時04分
それでしたら私もよくエタノールの臭いと赤い光に引っかかります。こういうのを走化性と走光性と言うのでしょうか。
投稿: 越後屋久三郎 | 2008年8月31日 (日) 22時29分
いやいや、もうちょっと違う良い匂いの所へ迷い込まないから、許されると思いますよ。
投稿: からっぽ親父 | 2008年9月 1日 (月) 14時28分