パイナップルの花
フェロモントラップの写真を撮ってから、カメラを持ってフラフラしていたら、知り合いのうなぎ屋さんが車を停めて「写真を撮ってるのか?」と聞いてきた。そして「今、パイナップルの花が咲いてるで、写していったら」と言ってくれたのだが、養鰻場のハウスの中は高温多湿なので、レンズが曇ってしまう。
おそらく写せないだろうと思ってついていったら、パイナップルの株はハウスの窓付近にあり、何とかレンズが曇らずに写す事ができた。 パイナップルの花は、パイナップルの実をそのまま小さくしたもので、実にあるトゲトゲが一つ一つの花であったことが分かる。アップにすれば紫色の花だが、全体に真っ赤な色が散らばっていて、そちらの方が綺麗なくらいである。
今から20年ほど前、養鰻業が露地池からハウスいけに変る頃、パイナップルやバナナが冬でも暖かい養鰻ハウスの中で、自家用に育てられたのだという。しかし、パイナップルは葉が棘だらけで痛いし、バナナは大きくなると池の壁を壊しかねないので、次第に栽培もされなくなったらしい。
今では数軒が邪魔にならないところで栽培しているに過ぎない。
完熟するまで収穫せずにおいておくので、とても素晴らしい香りと甘さらしい、いつ頃収穫できるのかな?
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コメント
たくさんの花が集まってひとつの実になるなんて不思議です。ところで種はどこにあるのでしょう。
食べた後葉っぱの部分を土においていたら、根は出ましたが。
投稿: こびんす | 2008年9月 3日 (水) 11時33分
そういえば、そうですね。
種子は見た事がありません。
確かに実の上部の葉っぱみたいなものを植えておくと、パイナップルがなるらしいですね。しかし、何年もかかるそうです。
こちらの方は、パイナップルの株の脇芽を植えて増やすそうです。その方が早いんだって。
しかし、パイナップルって一本の株から一つしか収穫できないし、場所を取るし、痛いし、不経済な割にあまり高くないんですよね。
投稿: からっぽ親父 | 2008年9月 3日 (水) 14時02分