あるサイトを見ていたら、このようなニュースが紹介されていました。朝鮮日報ですから韓国のお話ですね。小学校集団食中毒、原因はウナギの農薬成分
http://www.chosunonline.com/article/20081129000039
-------消えるといけないのでコピペしておきます-------
25日、忠清南道燕岐郡の小学校で発生した集団食中毒は、給食のメニューだったウナギの竜田揚げに入っていた毒性物質が原因だったことが分かった。
燕岐警察署は28日、「忠清南道保健環境研究院がウナギの竜田揚げから“カルボフラン”を1キロ当たり92.7ミリグラム検出した。児童の吐しゃ物からもカルボフラン347ミリグラムを検出したとの通報があった」と発表した。
カルボフランはカーバメート系の毒性物質で、農薬や殺虫剤などに使われている。実験用マウスの半数致死量(全体の50%が死ぬ量)は体重1キロ当たり5-14ミリグラムというほど毒性が強い。
問題になった冷凍ウナギは、6月17日に京畿道の食品会社がペルーから輸入したもので、燕岐郡の食品会社がこれを購入、食中毒が発生した25日に給食用として納品したことが確認された。
同署は「ウナギや揚げ油などの成分に問題があったかどうか調べているが、何者かの故意、あるいは手違いで毒物が混入した可能性も捨てきれない」と話している。
25日午後12時50分ごろ、同郡ヨンナム小学校の児童31人は、給食後に吐き気や目まいといった症状に襲われ入院・治療したが、現在はほとんどが回復している。
燕岐(忠清南道)=ウ・ジョンシク記者
---------------------------------------
最近日本でも良くあるニュースで、また中国産の食品と思いきや、これがペルーからの輸入だと書いてありますね。ん?待てよ、ペルーにウナギが分布していたかと考え、調べてみると北アメリカの大西洋からメキシコ湾、中米大西洋岸にかけてアメリカウナギと呼ばれるAnguilla rostrataが分布しているようですが、太平洋側のペルーには分布していない事になっていました。もし間違えてパナマ運河を越えて棲息していても、その数は多い事はないでしょうし、原料(シラスウナギ)の資源がなく、現地で食べる習慣のないものを養殖するはずもありません。
謎は深まりますが【ペルー ウナギ】でググってみるとこのようなブログを探す事が出来ました。
http://kitsunekonkon.blog38.fc2.com/blog-entry-1737.html
案外真相はこんな所ではないかと思います。
ただし、これは中毒問題とは全く関係ない事で、単に韓国で子供達の給食に出たウナギの推理をしただけです。
最近のコメント