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2009年4月27日 (月)

ツキヒガイ

Tukihigai1 大きなツキヒガイが出ていたので貝殻が欲しくて購入した。この写真の大きなものは殻長が12.5cmある。

ご存知、ツキヒガイは殻の色が綺麗な小豆色とクリーム色に分かれていて、そのことから月と日に例えられて和名が付いたものと思われる。

ただ、ネットで調べると小豆色の方が夜でクリーム色の方が昼だから、という解釈もTukihigai2 あるようだが、私はこのまん丸な形を月と日に見る、つまり小豆色が太陽で、クリーム色が月の方が納得できるのだが。

貝殻には年輪が鮮やかに刻まれていて、この大きい貝は産れてから丸4年、今年は5年目に入るところだったようである。五年目でごめんね。

Tikihigaiegg その昔、長崎の手熊海岸の砂地で潜っていたときに、大量のツキヒガイが海底に並んでいたことがあり感動したことがあった。それが確か5月から6月だったと思う。

今回、殻からはずしたツキヒガイにはオレンジ色の卵巣と白色の精巣が発達していたので、産卵期は初夏から夏ではないだろうか。

貝柱と外套膜(ヒモ)を良く洗って刺身にしてみた。この貝は砂地に棲んでいるので、外套膜には砂がたくさん付着しているのだ。したがって、ホタテガイやヒオウギガイなどのように直火で焼くときには、きれいな海水で長時間生かして、砂を洗う方が良いだろう。
Tukihigaisasimi貝柱は水っぽくて決して美味しいとは言えない。やはりこの手のホタテガイの仲間ではヒオウギガイが一番美味しいと思う。

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コメント

月日貝は煮るがええのとちゃう?
ヒオウギガイは美味いよね。
あれ?イタヤガイは同じ仲間?
ならば 赤い人は イタヤガイに一票!

投稿: 赤い人 | 2009年4月27日 (月) 20時43分

生殖巣が発達してない時期の貝柱はとてもおいしいですよ。独特のかおりがあって。。。一年で一番おいしい時期を比べたら・・・み~んな美味しい♪♪

投稿: しまへび | 2009年4月27日 (月) 21時58分

中身はともかく、貝殻は大きくて立派な装飾品になる、とても魅力的な貝ですね。

水産重要種の貝類について研究情報を集めていますが、ツキヒガイに関するものに心当たりがありません。初期生活史は解明されているのでしょうか。

貝の年輪ですが、二枚貝の最初の1年目の越冬輪が小さくて見落とされやすいようです。ハマグリでもしばしば年令を過小評価されています。定着サイズが0.2 - 0.3mmで、冬に入る前までの成長で達するサイズが数mmにすぎないからです。また、成熟した貝では生殖の時の成長停滞のリングができますので、年令の過大評価も起こります。成熟サイズにも寄りますが、結局、五年目でごめんは合っているかもしれません。 

投稿: beachmollusc | 2009年4月28日 (火) 07時37分

この仲間の貝は恐らくどれも美味しいんでしょうね、そして世界中どこでも食べられているんだと思います。

昔、大村湾の浅いところで潜っていたらアズマニシキがたくさん岩に付いてましてね、もちろん頂きましたよ。

投稿: からっぽ親父 | 2009年4月28日 (火) 13時43分

MYMY先生、発生は島蛇さんお得意なところですね。産業的にはやられてないかもしれませんが、お勉強で挑戦したことがあるかもしれません。

>生殖の時の成長停滞のリングができますので、

これについては全く考えていませんでしたので、写真でお分かりでしたらまた教えて下さい。

最近、三河湾産というハマグリがちょくちょく出ています。本当に三河湾産かどうかは全く分かりませんが。

投稿: からっぽ親父 | 2009年4月28日 (火) 13時47分

ハマグリは三河湾では絶滅したと考えられていますが、伊勢湾には残っているので、三河湾で環境が回復すれば復活も夢ではないと考えています。

矢作川流域で行われている自然環境保全についての熱心な取り組みが効果をあげて、河口部でハマグリが回復しているのかもしれませんね。

投稿: beachmollusc | 2009年5月 1日 (金) 07時13分

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