8月6日
きょうは8月6日、広島に原爆が投下されて64年。 数日前、ネットの新聞を見ていたら以下のような記事があった。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090803ddm001040081000c.html
『広島原爆:エノラ・ゲイ乗組員ジェプソン氏 放射線被害、これほどとは…』
原爆を投下した『エノラ・ゲイ』(ティペッツ機長の母親の名前だという)の乗組員は放射能の後遺症や、子孫にまでも及ぼす影響を全く理解していない。これはアメリカが意図的に、そのような教育や報道をしてこなかったし、それが国策だったことがうかがわれる。
アメリカはその後も何度ハリウッド映画で「核」を爆発させたことか、しかしその後の放射能の影響どころか、爆破直後の現地での二次被爆などについても全く無頓着に描かれていることが多い。つまりアメリカ人にとっては、核も黒色火薬も爆発の規模の大きさだけが比較の対象であって、その後に及ぼすドロドロとした長期に渡る影響なんぞ屁とも思っていないのが現状であろう。
だから、オバマさんも本気で核軍縮をするつもりなら、自国向けでも対立国向けでも、もっと核爆発の悲惨さ、おぞましいような現実を見せればいい、広島と長崎で人体実験をやって、ごっそり資料をもっているはずだから。
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