96時間
きょうは映画「96時間」を見に行ってきました。
いやいや、もうすごい映画でしたね。主人公が私と同年代ですからね、あやかりたいものです。また明日ゆっくり感想を書きましょう。
というわけで、リーアム・ニーソン主演の「96時間」です。
とにかく一見ダメ親父のブライアン、実は元CIAの腕利き、17歳の娘が可愛いので、愛想を尽かされて富豪と再婚した元妻に疎ましがられながらも、CIAを辞めて娘の心配ばかりしています。
結局、娘が誘惑されるまでの時間がダラダラ長いのですが、逆にその鬱憤、欲求不満を後で吹き飛ばすような親父の行動に胸がすっとするような爽快感があります。まあ、実際には人をジャンジャン殺しちゃう訳ですから、あまり手を叩いていてはいけないかもしれませんが、「娘を助けるためには、エッフェル塔でも壊してみせる」というくらいですから、フランスの諜報部員の奥さんの腕も撃ち抜いちゃいます。
娘は友達と二人でフランスへ旅行、例によって実の父親ブライアンは大反対ですが、娘の涙と元妻の嫌みに負け許可をします。
そしてフランスで人身売買の組織に二人は誘惑されます。誘惑の際にたまたま父と電話で話していた、娘キムにアドバイス。 小さな情報から、昔の仲間や富豪の現父親を使ってフランスに渡り、娘を助け出しに行くのです。
「96時間」とは、その時間内に助け出さなければ、娘が麻薬漬けになりどこかの売春宿に売り払われてしまうというリミットの時間。
だから、用のない悪人は派手に殺す殺す。
本当にタフでカッコイイおっさんの星です。 元妻レノーアはX-MENシリーズのジーンをやってたファムケ・ヤンセン。
この元妻、ブライアンがキムの誕生会に行き「レニー」と愛称で呼ぶと「レノーアでしょ」とたしなめる嫌みな女、こういった伏線が後のブライアンの派手なアクションに一層スパイスをふりかけているように感じるんですよね。
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