トビウオ
前にトビウオの刺身を食べたのはいつかと、これまた探してみたら昨年の5月だった。
http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_06a9.html
トビウオも日本のあちこちで名物になっている。屋久島ではトビウオのミンチが美味しかったし、長崎では「アゴ」と呼ばれて、吸い物などの出汁として使われている。
私が初めてトビウオを食べたのは、この長崎のお土産として干したアゴを家に買っていったときだ。
てっきり干物だと思って、親父の酒の肴にと買っていったものだが、固くて味がなくて、とても食べられたものではなかった。
後で聞いたら、吸い物や雑煮の出汁に使うのだとか、どうりで味がない訳だ。
三重県で何年か暮らしたが、トビウオを食べた記憶が一度もない。あまり食べる習慣がなかったのか、そのような漁法がなかったのか。 以前にも言ったように、トビウオは空を飛ぶので、各鰭がそのような形態になっているのはご存知の通り。
腹鰭も飛び立つためにだろうか、頑丈に筋肉内に基部を突き立てているので、調理の際はその部分を切り取ってしまわなければならない。ちょっと面倒。
血合いの色はとてもきれい、味も申し分ない。
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コメント
飛び魚は美味いです
紀州には 飛び魚の「すくい獲り体験」というイベントあります。
察するに 舟の上から タモ網を
ふるって 獲るんだと思います
屋久島名物に 「飛び魚すり身」がありますが、あれは絶品!
投稿: 赤い人 | 2009年9月13日 (日) 22時19分
土産物売り場で売っているやつ、時々
味の素がたっぷり入っているのがあります。
投稿: からっぽ親父 | 2009年9月16日 (水) 14時24分