ヒクイナ
イタチもしくはチョウセンイタチがまた轢かれていた。何度も見た光景だが、一応写真を撮っておく癖がついているので、車を降りてカメラを構える。このようなものを写しているおじさんを通過していく車の運転手は何と思うのだろうか。
小さいけどどう猛な肉食動物なので、鋭い歯が並んでいる。
違うところに野鳥が一羽死んでいた。クイナの仲間だろうということは推測できるが種名まで分からないので手持ちの図鑑をめくってみると『ヒクイナ』のようである。
実はこの場所は中学校のある場所のあまり車が通らない道路である。周囲はグランドがあるだけで、ヒクイナの棲息するような水辺は全くない。
9月に入ってからチョウゲンボウなどの猛禽類をよく見るようになったので、飛んでいるときに襲われたのかな?
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コメント
どうも、この死体もチョウセンイタチのようですね。
こんなにも事故に遭うのなら、たぶん生息数もたくさんなのでしょう。
撮影に、行きたいです。
ヒクイナは、いま夜間に南へ渡りをはじめていることでしょうから、窓ガラスに激突、電線にぶつかる…
いろいろな事故が考えられますね。
この野鳥は、ここ50年でほんとうに数が少なくなりました。
投稿: ばんどり | 2009年9月 7日 (月) 08時44分
やはりチョウセンイタチですか、とにかくたくさんいますよ、最近本当に増えていると思います。
この辺で最近増えているのは、イタチ、カワウ、アオサギ、キジバトですね。
なるほど、ヒクイナは事故の可能性が高いですか。そういえば、水辺から斜めに上昇していって車に当たったホシハジロもありました。
投稿: からっぽ親父 | 2009年9月 7日 (月) 15時17分
確か、今から35年前、父親がよく言ってました。まだ10才くらいの私に、イタチを見たら、『イタチ、イタチ、タバコおてーた(落とした)』と言うとイタチが戻ってきて、落としたタバコを吸って一服すると…タバコを吸って一服は無いですが、似たような話をききました。
投稿: 愛知ヤス | 2013年10月 7日 (月) 13時24分
愛知ヤスさん
私は静岡県の掛川ですが、私の子どもの頃もイタチを見かけると「イタチ、イタチ、煙草入れ、落とした」とはやし立てると、イタチが振り向きました。
先日も目の前をイタチが通りすぎましたので立ち止まってみていたら、何も言わなかったですが振り返りました。イタチの習性なんでしょうか?
投稿: からっぽ親父 | 2013年10月 7日 (月) 14時57分
多分、好奇心か、警戒心による習性なんでしょうね。『イタチ、イタチ…』の言葉は当時(35年前)身の回りの人は誰も知らず過ごしてきましたが、今回、ネット検索によりこの話しが出てきた時に、今は亡き、優しかった父親の言ってた話しがホントにあったと感動しました。もちろん、今でもイタチを見かけると、口に出さないまでも『イタチイタチ、タバコおてーた』…と心の中でつぶやいて…いや、叫んでます。こうゆう言い伝えは大事にしていきたいです。
投稿: 愛知ヤス | 2013年10月 7日 (月) 15時37分
愛知ヤスさん、差し支えなかったらお父様のお生まれがどこか教えて頂けませんか?私も、同じような風習があることに感激しています。
投稿: からっぽ親父 | 2013年10月 7日 (月) 16時41分
父親の実家は愛知県小牧市です。多分、父親も言い伝えで聞いたのでしょうが、多分、父親の両親も愛知県小牧市だと思います。発祥地はどこなんでしょうね…。
投稿: 愛知ヤス | 2013年10月 7日 (月) 16時46分
ありがとうございます。
いろいろな出身地のかたが教えて頂ければ有り難いのですが。
投稿: からっぽ親父 | 2013年10月 7日 (月) 20時50分