一色町のアケビ
一色町には雑木林というものがほとんどない。
そのため、年配の方に聞いても、秋に栗や椎の実を採ったり拾ったりした経験はないそうで、ましてやアケビの味なんかも全く知らないようである。 例によって、ふらふら徘徊していたら、アケビの実を発見。以前から、一色町でもアケビのツルが草むらなどで発生しているのを見ることがあり、どこかできっと実がなっていて、鳥が食べて種子を撒き散らしているのだろうと思っていた。
ここは、養鰻場の一画、トンネルハウスと呼ばれる、今では使われていない錆びついたハウスである。
ご存知のように蔓植物は光を求めて、上へ上へ伸びていくので邪魔な日陰のないハウスの鉄骨は、アケビにとってまことに葉を広げやすい環境であろう。 写真を撮っていたら、ここの養鰻場の方が出てきたので話を聞いてみた。
やはり珍しかったり、懐かしがったりでいろいろな方が反応していき、ゆずって欲しいという人もあるんだそうだ。
というわけで、私も欲しかったのだが言い出せなかった。
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コメント
そんなときは 「欲しい、ください!」と言わないで、「へ~ 珍しいですね~ どんな味がするんですか?」…と言うのである!
投稿: 赤い人 | 2009年9月29日 (火) 17時18分
そうですね~そういう言い方ですと
さりげないし、ほとんどの方は察して頂けますよね~~~
投稿: からっぽ親父 | 2009年9月30日 (水) 08時09分
おぢちゃん、うぃ~す
あま~~い。
そんな事で貰えるほど一色の乞食共は甘くは無い。
おぢちゃんも良く知ってるでしょ。
他人から、たかる事はあっても、他人には舌も出さない。
そういう乞食ばかりです。
あッ、いらない物は軽トラック一杯くれるけどね。
その辺は気前が良い。
投稿: 無精者 | 2009年9月30日 (水) 09時09分
言っておきますが、冬瓜はいりません。
投稿: からっぽ親父 | 2009年9月30日 (水) 14時51分
アケビとムベの実は日向の生産者直販のお店に出ています。しかし、山に踏み込めば、あちらこちらに実っていて、自給できます。
先日近所の方からいただいたアケビの実の中にハサミムシの一種が入っていました。
使用されていないハウスの鉄骨でアケビなど蔓植物を栽培することはよい副業になりませんか。雑草対策は不要で、根っこが越冬する多年生の蔓は年毎に大きくなって、それほど手間をかけず、放置栽培で収穫できるかもしれません。アケビ以外に栽培果樹となるものは色々あります。アケビは口が開くのでその場で食べるのがよく、流通が難しいようですが、その点、ムベは大丈夫ですね。
投稿: beachmollusc | 2009年10月 1日 (木) 04時59分
そういえば、先日のNHKラジオで
アケビの果肉ではなくて、それを包んでいる鞘の部分に肉だったかを詰めて、上げて食べるって話がありましたが、本当ですかね~?
ムベはこちらでも、ある山の頂上付近に沢山あるのですが、そこまで歩くのが難儀で、また今年も食べられないでしょうね。
同じく、ラジオで聞いたのですが東北地方でアケビを栽培しているっていう話ですよ。
使っていないハウスでの栽培ですが、トンネルは薄手はよいのですが、大きなハウスでは思ったより高く、おそらく収穫に危険を伴うでしょうね。
ハウスを安全に使用するためのメンテナンスにもかなりお金がかかると思います。
投稿: からっぽ親父 | 2009年10月 1日 (木) 13時08分