タカサゴユリの実
タカサゴユリの実がそろそろ成熟してくる頃で、茶色く色づいている。もっと成熟してくると先端が開いて、強風で薄い板状の種子が飛んでいく。
以前、種子は3列に並んでいると言ったが、正確にはその2倍の6列に並んでいて、コインを重ねたようにきれいに重なっている。 無理矢理採ってきたので、まだ白いが、もう少しすれば水分がなくなって茶色になり飛びやすくなる。
一つの房(イコール花ということになるが)に一体いくつの種子があるか数えてみることにして、一列だけ数えてみたら223個の種子があった。6列あるから、約1,200個あることになる。
はびこる理由は、種子の数と一年目から花を付けること、そして結構大きな理由が、ユリだと分かっているのであまり駆除しないって事にあるんじゃないかな。庭先で倒れないようにヒモで縛ったりしているのをよく見かける。
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コメント
花びらみたいできれいですね。
植物の種子もそれぞれあって面白いです。
1200子とは凄い。
投稿: 秀子 | 2009年10月27日 (火) 23時36分
ビッシリ詰まっているので、もっとたくさんあるかと思ったのですが、思ったより少なかったです。
でも×6ですから、やはり多いんでしょうね。
おっしゃるとおり、まだ色づいてないし薄いのでとても繊細で種子とは思えません。お近くにあったらお嬢様と一緒にぜひ観察してください。
投稿: からっぽ親父 | 2009年10月28日 (水) 04時15分