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2010年1月19日 (火)

シャチブリ

Syachiburi1 一仕事終わって、さかな村へ出かけてみたら、高橋さんのところで、何やら不気味な生物を発見した。許可を得て写真を撮り、しばらく眺めていたら、向かいの魚屋さんのおにいさんが「げんげ」だと教えてくれた。うぅ~ん、確かにテレビの旅番組なんかに出てくる、ゼラチン質の魚に良く似ているし、本当に全身コラーゲンって感じである。
Syachiburi2 帰ってからよく観察するとともに、ゲンゲなら種類は何だろうかと調べてみた。

ところが、ゲンゲの仲間はほとんどが北方種で、この近くには棲息しないらしい。

では違うぞ、ということで図鑑をペラペラ(こういったときはネットより製本された図鑑の方が便利である)やっていたら、これはおそらく『シャチブリ』の仲間だろうと推測された。

シャチブリ目ってのがあるらしくて、4属12種が知られているというから、ずいぶん小さな所帯である。最も大所帯のスズキ目では160科1539属で10000種以上の種類があるという。

Syachiburi3 で、このシャチブリ、3尾1000円で売られていたのだが、結構大きいし、不気味だしで、購入する方もいなかったのだろう。私にしたって、これだけの量を買っていく勇気もないので、1尾だけ売ってくれと交渉して350円で売ってもらった。

さて観察、英語で「Jellynose fish」と呼ばれるらしく、その吻部は全くのゼリー状である。口が下部に開いているのは砂の中の生物を食べるのに適しているのではないだろうか。
Syachiburi4 腹鰭がひも状になっているのは、おそらく砂虫の生物を探るアンテナではないかと推測する。

Syachiburi5 口には特に歯らしきものはない。

Syachiburi6 驚いたことに、鰓、鰓弁が非常に小さい、これはどういうことだろうか?動きがゆっくりで、一度に大量の酸素を取り入れる必要がないためだろうか。

ところで解体だが、フニャフニャでまな板に載せてもすべってしまって全く頼りない。
Syachiburi7 どうにか、頭と内臓を取ってみた。胃の内容物に期待したがからっぽだった。トレイ右下は生殖巣だと思う。特に珍しい内臓ではないような気がする。
Syachiburi8 ネットで調べたところ、この魚を試食した話は出てこない。さすがのぼうずこんにゃくさんのとろでも、小さな写真が載っているだけである。

ぶつ切りにした胴体、黄色く見えるのは下の板が透けて見えるため。

さて、どうなってしまうのか・・・・・

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コメント

勇気ある試食・・・期待しております・・・って冗談ですが、でもチョッピリ期待をこめて。

投稿: 北割 | 2010年1月19日 (火) 21時31分

値段ついていたんですね。私が見たときには「これはなんでしょう」とだけ書かれていて値段はついていませんでした。因みに、競り場には高橋社長が買った他にもシャチブリがありました。以前一度見たことはあったのですが、こんなに沢山出ていたのは初めてです。味の報告宜しく。

投稿: へるぞう | 2010年1月19日 (火) 23時24分

というわけで、書いておきましたが、これはおすすめですよ。

投稿: からっぽ親父 | 2010年1月20日 (水) 14時50分

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