キントキ料理
チカメキントキの料理は以前にも出したことがありますが、久しぶりなので。
これが刺身です。少々堅く感じることはありますが、味はまあまあ、上等の部類に入るのではないでしょうか。
手前の細いものはエンガワです。この部位のみ非常に脂がのっていました。
これが剥いだばかりの皮。鱗を落とそうとしても、非常にしっかりくっついているので無理です。
これをキッチンバサミで短冊状に切ってから、塩胡椒してカラッと揚げるとカールして不思議な形になります。
よく見ると、鱗が松笠状に立って、面白い形です。
かりっと揚がっているので、とても香ばしく、またしっかり味があります。
チカメキントキはどのようにして食べても美味しいのですが、この皮の唐揚げが一番ではないでしょうか。
これがキントキダイと思われる魚の煮付け。もちろん鱗は落としていません。
この皮と鱗はきれいに剥ぐことが出来ますので、口の中に鱗が残って不快な思いをすることはありません。
もう少し、切れ込みに工夫をして、身に煮汁が染みこむように考えても良いかもしれません。
とても美味しく煮上がっています。
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コメント
透き通るような白身ですね~
それに、器が引き立てますよね。
投稿: 北割 | 2010年1月24日 (日) 20時57分
こんばんは。
偶然です。実は週末仕事で東京でした。例によって土曜の晩はホテルを抜け出して一杯飲みに行ったんですが、御茶ノ水の駅前のたまたま入った店でチカメキントキの刺身が出てきたんです。鮮度も良くて身が締まってとても美味しい刺身だったんですがね、どうしても姿かたちが思い出せない。どんなんだったかと宿題を東京から持って帰ってきた訳です。今答えがわかりました
投稿: 越後屋久三郎 | 2010年1月25日 (月) 23時39分
北割さん
非常に美味しい、というところまでは行きませんが、充分食卓の一品になる魚です。それほど高くありませんしね。
器はほとんど美濃焼祭で手に入れた、1つ100円~300円のものです。不思議と、高いものだけが使われるのではなく、こういったものがお気に入りになりますね。
投稿: からっぽ親父 | 2010年1月26日 (火) 07時35分
越後屋さん
それは本当に偶然でしたが、チカメキントキのようなマイナーな魚が、東京の居酒屋で出されることに驚きですね。
通常、こちらでは手のひら大の小さなものが、ごく安く出ています。もちろん、そんなものも刺身&皮の唐揚げができますから挑戦してみて下さい。
投稿: からっぽ親父 | 2010年1月26日 (火) 07時39分