こうなごの釘煮
春なのに天候不順で、魚が少ないですね。こういった日のために干物なんぞを用意しておけばよいのですが、それも食べ尽くしてしまっていると、このようなものは有り難いです。
こうなごの新仔、釘煮は神戸あたりの名物だと聞いたことがありますが、この辺でも時々揚がっていて、生のコウナゴを売っていることがあります。これを自分で煮てみたのですが、バラバラのフレーク状態になってしまい、上手くできません。何でもかき混ぜてはいけないんだそうですね。
まあ、無理して作らなくても、こういった安いものが売られていますので、その方がお得かもしれません。150gで300円です。
ところで、この「こうなご」というのは「小女子」と書くようで、この魚の標準和名ではありません。「イカナゴ」というのが本名です。大きくなったものを「メロウド」とか「オオナゴ」とか呼んで、けっこうこの魚も出世魚です。
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コメント
コウナゴの親たちの「オオナゴ」。
北海道の日本海では夏になると、小船の上からタモ網ですくえるそう、です。
鳥柱ができると、そこへ急いでいけば20kg、30kgと獲れることもあるそうな。
なんとも、自然の奥深さを感じてしまいます。
絶対に、楽しい…、話ですね。
投稿: ばんどり | 2010年4月14日 (水) 08時37分
私もそういった話が大好きです。
昔、やはり北海道出身の先生に聞いた話ですが、鮭が川を遡上するときは、あまり多くて竹竿を川に立てると、竹竿が立ったまま川の上流に登っていった。なんて事を話してましたが、ロマンがあって良いですよね。
投稿: からっぽ親父 | 2010年4月14日 (水) 14時48分