ウオノエの仲間
選挙が始まっちゃいましたね~たわらちゃんもこんなものに出なけりゃ、一生尊敬されて素敵な人生を送れるのに・・・・・・ 昨日の鯵が新鮮だって証拠は寄生虫がしっかり生きていたことで証明されます。ウオノエの仲間でしょうね、あえて名前を付けるのなら「マルアジノエ」って事になりますが、これ嘘ですよ。
4尾のマルアジのうち2尾に寄生。鰓にしっかり掴まっていました。こちらはどうやらご夫婦のようで、もちろん小さい方が旦那さん。
まあ、こんな事でもないとおとなりさんとは一生逢うこともないでしょうから、記念写真です。
で、腹側を見てみると、何やら大きく黒いです。これ、お腹の中のように見えますが、脚が変化したカバーのようなものに保護された卵、いえ既に黒くなっているから、かなり発生が進んでいる幼生ですね。
ちょうど、カニやイセエビが腹に卵を抱えて孵化させるのと同じでしょうが カバーを破ってみると、かなり親に近い形のようです。カニのほとんどはゾエアという形で親から離れますが、親とはあまり似ていません。イセエビはフィロゾーマという形でクモのようです。
ネットで調べてみると、あれ?育房内でって書いてあるなぁ・・・・つまり卵が育房内で4~5ヶ月発育し、その後マンカ幼生となって、遊泳幼生となるということで、この赤ちゃんは『マンカ幼生』と言うらしいです。
遊泳幼生って事は、親の体から離れる=宿主の口や鰓蓋から出てくるってことですね。反対側の宿主の胃の中に泳いでしまえば、餌になってしまう訳で運命の分かれ道です。
運良く海中に泳ぎ出たマンカ幼生は、他の魚の口から入って留まることが出来れば、そこから寄生生活が始まるということらしいですね。
ではマンカ幼生のアップを。
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コメント
このテの寄生虫さんには、まだお目にかかったことありません。
いつかは出会いたいものですが、それにしても赤ん坊には鳥肌モンです、ね!!
投稿: ばんどり | 2010年6月26日 (土) 07時47分
ばんどりさん、こんにちは。
今度出てきたら、送りましょうかね~。
楽しみに待っていてください。
投稿: からっぽ親父 | 2010年6月28日 (月) 08時54分
>今度出てきたら、送りましょうかね~。
>楽しみに待っていてください。
い、い、いいデス。
わざわざ送っていただかなくても、自分で探して出会いを楽しみたい、のですから(汗、汗、大汗…)。。
投稿: ばんどり | 2010年6月28日 (月) 09時49分
それは、残念。
投稿: からっぽ親父 | 2010年6月28日 (月) 20時59分