十三人の刺客
逆立ちしたり、富士山へ登るのが選挙なら、次はきっとあるな・・・・・・ラーメン大食い、とか一升瓶早飲みとか・・・・・・
秋に上映される『十三人の刺客』って映画が面白そうなので、まず本を読んでみようと取り寄せてみた。
ストーリーは、将軍の弟を地方大名に無理矢理、世嗣とさせたが、あまりの乱行ぶりに時の老中が暗殺を決意、旗本島田新左衛門に命じ、参勤交代途中に暴君を襲うという、いたって単純な物語だが、その暴君ぶりがエピソード的に盛り込まれているので、早い話がその辺の犠牲者の、代理仇討ち的な映画となっている。つまり、日本人のだ~い好きなストーリーである。
本を読んでいて、調べてみると、この本はこの『十三人の刺客』の原作ではなく、1963年公開された、片岡千恵蔵主演の映画が今秋リメイクされるにあたって、そのシナリオを素に書き下ろされた小説だということを知った。
では、秋のリメイク版はリメイク版として、オリジナルはオリジナルとして鑑賞してみなければいけないので、DVDを借りてきて観てみた。
片岡千恵蔵、丹波哲朗、里見浩太朗、西村晃、みんな若い。藤純子、山城新伍も出てる・・・しかし嵐寛寿郎はお爺さんだ・・・・・。そうか、この時60歳なんだな~。
最後の決戦シーンはかなり長い。全体で2時間ちょっとだから、四分の一が決戦シーンということだ。特殊撮影などやらない時代なので、ちょっと間延びしたような感はあるが、実際にはこんなモンだろうな~と感じながら、最後まで休むことなく観てしまった。
秋のリメイク版が楽しみだが、暴君の訳はスマップの方がやるらしいから、どこまで残虐非道なところを表現できるか、ちょっと別の意味で期待している。
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