モクズガニ
火曜日、モクズガニが深谷さんに出ていた。20ハイ以上で1000円、ちょっと考えたが買ってしまった。
帰って写真を撮ろうと袋を開けたら、元気が良すぎて狭い部屋中に散らばってしまい、捕まえようとすると、鉗脚を振り上げて威嚇してくるので、手が出せない。ソファーの下、ロッカーの後ろ、こりゃ大変。トングを出してきて、何とか回収したと思うが、何日かして腐臭が漂ってきて、回収し残しに気が付くのかもしれない。
大鍋で2回茹でて、残り6尾、もうこんなに食べられないよってことで、冷蔵庫の野菜室に生きたまま保存することにした。
モクズガニには寄生虫がいて、人体に重篤な危害を与える恐れがあるので、しっかり加熱しなければいけない。
モクズガニの味は、非常に濃厚であるし、歩脚一本一本にもしっかり身が詰まっているので、酒を飲みながら無言で食べることになる。
雌にはネットリした内子が入っていて、これだけでも充分価値がある。
翌々日、忘れていたカニを出してみたら、まだ元気よく威嚇してくる。雄はやはり大きく、鉗脚、歩脚ともに強大である。
雌は可愛い。
このカニたちは、フードプロセッサーでグチャグチャにして、水溶性のタンパク質を採取しようと思ったのだが、固すぎて完全に砕くことは出来なかった。
ガーゼで漉して、味噌汁に入れたら、これは絶品なカニ汁が出来た。
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