トンビさん、すまん
一色町は低い土地なので、海岸沿いは高い防波堤で囲まれています。 防波堤の上は、乗用車がすれ違えるくらいの広さはあるので、生活道路に、自然観察ポイントとして皆さん利用されています。
私も、季節の三河湾を楽しむのに、1日一回は通っています。
先日のことですが、防波堤の上に一羽のトンビが留まっていて、当然私が通りますから飛び立ちました。すると、飛び立った跡に何かおいてあります。 どうやら、お食事中だったらしく、小魚が置いてあります。これは申し訳ないことをしたと、一応好奇心があるので、魚を見てみることにしました。
全長20cm弱の、スズキの子供ですね、セイゴと呼んで良いのでしょうか?それにしても、活きの良い魚で、鰓が真っ赤ですから、生きていたか、死んですぐのものでしょう。トンビはミサゴのように漁はしないでしょうから、どちらにしても拾ったものでしょう。
魚の脇に、鰓が採られて落ちています。これは、食べないということなのでしょうか?
一方、眼球は既にありません。こちらの方は、食べてしまったと考えても良いのでしょうか?
以前、大きなボラを捕まえて食べているミサゴを観察したことがありますが、頭の部分から食べ始め、食べる部分と捨てる部分があることは確かです。
いずれにしても、トンビさんには申し訳ないことをしました。謝ってもどうしようもないのですが、私が早く立ち退いて、先程のトンビさんが再び餌にありつけるように、祈るのみです。
翌日通ったら、魚はありませんでした。
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