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2011年9月 8日 (木)

からすみパスタ

台湾のからすみをいただいたので、『からすみパスタ』を作ってもらうことにしました。
Karasumi1 からすみは、ご存知日本三大珍味の一つと言われています。越前の雲丹。三河のこのわた、肥前のからすみってことですね。どれも美味しいし、高い。

学生時代、長崎で過ごしたのですが、もちろん名前は知っていても食べる機会など全くありませんでした。4年生の頃、実験場で暮らしていたのですが、その時D教授が用事で宿泊され、我々学生がもてなしたのです。

その時、卒論、修論の学生が数人いて、誰もからすみを食べたことがないという事実に、先生が驚かれ、「長崎大学の水産学部の学生がそんなことではいけない」と、年末にからすみと百尋(ひゃっぴろ)と呼ばれるクジラの腸を届けてくれました。

その時、初めてからすみを食べて、その繊細な味に感動しました。おそらく少しずつしか食べなかったから、余計に感動が増したのだと思います。そうそう、高価なものだという先入観もあるし。

しかし、D先生、嬉しいじゃありませんか。貧乏学生に長崎土産、先生の優しさと心意気が伝わってきました。

ところで、このD先生、五島の網元の息子さんで、春休みにご実家でお世話になりながら、五島の海を潜ったのですが、ご家族の方が「「○○ちゃん(D先生のこと)九大に行って、沢山魚が捕れるような研究をしてくれていると思ったら、ハゼの研究していた」と笑って話してくれました。今の天皇陛下にも、教えたことがあるんだそうですよ。ですから、実験場までの細い道は、完全舗装でした。

また、D先生、自動車学校に通ったそうですが、どうしても免許が取れなかったそうです。なんでもクラッチの操作があまり上手くなくて、教官に「クラッチ!」を連呼された際、「クラッチ、クラッチ言うな!ノークラッチの車買うわい」と叫んだとか、この辺の話は伝説かもしれません。

とてもユニークな先生であったことは確かで、ある時、新聞の折り込み広告に、釣道具の安売り広告が入っていて、リールが安かったんですね。そうしたら、それを買ってきて、ナマコに糸を付け、どこまで移動するかやってみようかと真剣に話してくれましたが、実際には思いつきだけで実験はしていません。
Karasumi2 さて、からすみは、からすみパスタを作ってもらいました。ニンニクとタカノツメをオリーブオイルで炒めてという、作業はからっぽ娘がネットを見ながらやってくれました。私がやったのは、からすみをおろし金でおろしたこと。脂肪分でネットリしているので、これが結構難しいです。焼いて固くすれば簡単ですが、焼きすぎると風味がなくなってしまいますから、できるだけ頑張っておろしますが、適度に大きなものもあった方が美味しいです。
Karasumi3 からすみの他に、水菜と椎茸が入ってました。

作ってもらって言うのはまことに申し訳ないのですが、これも不味く作れ!と言う方が難しいのではないかと思います。からすみの風味と美味しさがパスタに絡まって、真に結構。まだ、からすみは残っているので、ジャンジャン作って下さい。

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コメント

私も、三河のコノワタを美味しく戴きました。
からすみは台湾産を食べましたが、それはそれはチビチビと日本酒の友で・・・。
美味しかったですね~。
鮎のウルカどなたか作りませんかね~
十数年食べてません、地元でも鮎が獲れませんから作る人も居ないかも。

投稿: 北割 | 2011年9月 8日 (木) 20時52分

私も、鮎のうるかを食べてみたいです。

宮崎にいる頃は、卵と精巣のうるかを食べたことがありますが、本物のいわゆる「渋うるか」と言うんですか?一度食べてみたいです。

やはりこういったものは、釣り人の特権なんでしょうか。

投稿: からっぽ親父 | 2011年9月 9日 (金) 14時06分

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