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2011年9月17日 (土)

稲刈り

いつもなら盆過ぎに一斉に稲刈りになるのに、今年は遅いところが多いような気がしますが、何か理由があるのでしょうか。サギたち、特にアマサギは普段あまりこの海岸近くにはいないのですが、海岸方面から稲刈りが始まりますので、8月中旬にこちらに移動していれば、順次内陸方面に移って、イナゴなどの食べ物をいただくことができるようです。
Inekari1 私が子供の頃はどうだったか、と考えてみましたが、このような光景を見たことがありませんでした。もちろん、稲刈りは手動でしたが、よく考えてみると、あの頃って農薬をやたら使う時期でしたから、バッタやイナゴはいなかったのかもしれませんね。

なにしろ、農薬散布の後は、川に大人の腕ほどもあるウナギや、無数のハヤが死んで流されていました。それでも、誰も何とも言いませんでしたね。
Inekari2 流石に「ホリドール」を散布したときには、田んぼの周りの通学路は通行禁止になりまして、赤い旗が立っていました。

よく考えてみると、合成保存料だ、合成甘味料だって、もうメチャクチャな食生活だったでしょうし、あの「紙ニッキ」って知ってますか?紙に合成甘味料と、赤や緑の合成着色料が塗ってあるヤツ、1枚いくらだったかな~・・・・あれ舐めたり、くちゃくちゃ噛んでたんですよね、良く無事で来られたと感心しちゃいます、え?これから?・・・・・ごもっとも。

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コメント

いまは、「ホリドール」に代わって放射線物質ですよ。
50年後くらいまで生き延びて、自分の目で結果を確認したいものです。
よくご無事で生き延びたなぁー、と。

投稿: ばんどり | 2011年9月18日 (日) 14時27分

紙ニッキ?懐かしいですね~
口の中が真っ赤になってましたね、駄菓子屋で買ったことがばれてお袋に怒られました。
合成甘味料、着色料多かったですね、今は中国行けば味わえますよ・・・、いや、中国はもっとひどいですよね。

ところで、今読んでいる本が藤沢周平さんの「無用の隠密」ですが、作家デビュー前の短編15編をまとめた物だそうです。
面白いのですが表現がストレートのような気がします、特に男と女の心の動きが・・・。
晩年と言うか私が感じる藤沢周平さんはもっとホワッとした表現で現していると思います、だんだん円熟してくるのでしょうね。

投稿: 北割 | 2011年9月18日 (日) 23時02分

ばんどりさん
目に見えない、匂いもしないってのは全く不気味な存在ですね。しかも、測定器の誤差が激しいってのは困ったものですが、私はそんなことだと思ってました。

水質のいろいろな測定器があるんですが、かなり誤差が激しくて結局、原始的な比色法が信頼できます。

確かに、50年後結論は出ているかもしれませんね。

投稿: からっぽ親父 | 2011年9月19日 (月) 15時34分

北割さん
藤沢周平さんの未発表の単行本、出たときにすぐ買って読みました。

確かにおっしゃるとおり、違和感を感じましたし、内容が頭の中にスッと入ってこないのです。

良い物語ってのは、数ページで本と頭が一体化するのがよく分かるのですが、それが難しい。

その時、未発表の作品というのは、理由があって未発表だったのだから、後の人間が作者のいないのを良いことに発表するのは差し出がましいと思ったものでした。

投稿: からっぽ親父 | 2011年9月19日 (月) 15時39分

>その時、未発表の作品というのは、理由があって未発表だったのだから、後の人間が作者のいないのを良いことに発表するのは差し出がましいと思ったものでした.

全くその通りですね、購入した以上最後まで読むのが藤沢さんに対する礼儀と思って読んでます。
一般的な作者だったら本棚行きになってますがね。

投稿: 北割 | 2011年9月19日 (月) 20時23分

読書の秋ですからね~。

投稿: からっぽ親父 | 2011年9月20日 (火) 06時48分

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