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2012年1月17日 (火)

からっぽ親父

Calappa1 これ、何か分かりますか?
Calappa2 正面から見たところ。
Calappa4 ちょっとずらしてみると、分かりますね。

そう、これはカニです。トラフカラッパという名前のカニで、属名のcalappaという学名がそのまま、標準和名に使われています。これは幼体で、水深30~100mの砂地に潜って暮らしているようです。
Calappa3 ですから、底引き網の船には漁獲されるはずなのですが、食用としての価値は全くないため、船上で処分されてしまい、陸に上がってくることはほとんどないでしょう。

この個体は、むしろ小さな幼体だったので、他の魚やシャコに混じって魚屋さんまで到達されたものと思われます。

種類は他にも、メガネカラッパ、ヤマトカラッパ、ソデカラッパなどがありますが、八重山の小さな島では、干潮時にソデカラッパがよく見られました。
Calappa5 ハサミが独特な形をしていますが、これは巻き貝を上手に食べるため、このような形をしているのだそうです。

外国では、この二つのハサミを顔の前に揃えている姿からshamefaced crab(恥ずかしがり屋のカニ)と呼ぶそうです。

実は、私からっぽ親父のからっぽとは、このcalappaから付けたもので、恥ずかしがり屋だということが、ピッタリ一致しています。

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コメント

一枚目でたぶん、2枚目でカニと判りましたが名前・種類までは判りません。
やはり、海は面白い生物がいますね。

>実は、私からっぽ親父のからっぽとは、このcalappaから付けたもので、恥ずかしがり屋だということが、ピッタリ一致しています。
 信じることが出来ません・・・よ。

投稿: 北割 | 2012年1月17日 (火) 22時16分

ハサミの形状は、まさに「高枝挟み」のようですね。
小さな爪で獲物を固定しておいて、大きな爪を剪定ばさみのように下ろせば、たしかに貝も割れそう、です。

面白いものがいるものです、「からっぽ」も含めて二つ勉強になりました。

投稿: ばんどり | 2012年1月18日 (水) 09時17分

生物って進化して、体の形を変えていく、本当に興味深いですね。このほかにも、面白い形や修正のものがたくさんありますが、現物を手に入れるのが非常に難しい。

例えば、この近海の岩場にもいると思うのですが、オオギガニの仲間の「スベスベマンジュウガニ」

これは、食べると命がないと言われるくらいの猛毒の持ち主です。一度紹介したいのですがね~・・・・・

投稿: からっぽ親父 | 2012年1月18日 (水) 13時54分

「スベスベマンジュウガニ」を調べてみました。
毒カニは、ほかにもいるんですね。
いろいろ、勉強になります。
今後も、教えてください。

投稿: ばんどり | 2012年1月19日 (木) 09時22分

ばんどりさん、3種くらいいるのでしょうか、一番有名でよく見かけるのがスベスベマンジュウガニです。

カニはほかにもいろいあって面白いですよ。

また何かあったらお知らせしますね。

投稿: からっぽ親父 | 2012年1月19日 (木) 21時02分

「スベスベ」な「マンジュウ」は、やっぱり危険なんですね…!
くわばら、くわばら、デス。

投稿: ばんどり | 2012年1月20日 (金) 18時49分

ばんどりさん

学生時代、下宿に鹿児島出身のヤツが今して、高校生の時弓道部に入ったら、弓道部のしきたりとして、若くて可愛い女性店員さんのいる和菓子屋に行って「まんじゅうください」と大きな声で言って買ってくる、ってのがあったそうです。

それが、どうしても言えずに「ま・ま・ま・・・・」になってしまったと真っ赤な顔で話してくれました。

我々にはなんでもないことなんですがね~。かなり恥ずかしいしきたりだったみたいですよ。

それが「すべすべ」の「まんじゅう」じゃどれほど恥ずかしいことか・・・・・鹿児島水族館あたりでやってきますか?

投稿: からっぽ親父 | 2012年1月21日 (土) 13時49分

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